伊智「さあ今週も始まりました、24時間ネットプロレス!」
コラーク「・・・ちょっと、扇風機入れたのはいいけど風強くしたら原稿が飛んで放送にならないって、結局それ扇風機無いのとあんま変わんないじゃないの!もぉーなんなのこのダメダメな低予算番組っ!」
CEO「しょうがないだろ、どインディー団体が低予算で無理矢理作った番組なんだから。じゃあ伊智、今度は原稿飛ばないようにバインダーを買って来てくれ。第1試合やってる間に行って来ちゃっていいや。あ、レフェリーもやってるから無理か。」
伊智「レフェリーは別録りですからまあ行けなくは・・・ってあっ、何でもありません。というわけで次週の放送までには用意しておきます。さて今回でもう20回目の放送を迎えたわけですけども、第1回から振り返ってみてお二人いかがですか?」
コラーク「もうそんなにやってんの?最初はメンドくさいとしか思ってなかったけど、まあ今でもだけど、若手の成長を毎週実感できるのは良いわね。」
CEO「若手の成長もそうだし、この放送で他団体選手との絡みが生まれたりだとか次の試合に繋がる展開が見られるのがやってて良かったなって思える部分だね。そういう意味ではアバズレ軍の介入とかも結果的に助かってるのかもね。」
コラーク「んなわけないでしょ!あんなの居なけりゃもっとまともなカードが組めるのに。いちいち放送席に殴り込んでくるのがウザイのよ!」
伊智「そう言ってるとすぐに殴り込んできますよ。あの人達のことですもん。さて先週王座戦での激闘を終え、次誰が挑戦するかというところでCEOからタッグリーグ戦開催の発表がありました。王座決定トーナメントに続く大きな興行ということで、新生PXFもいよいよ休止前の頃の勢いが戻って来た感じがしますけども。」
CEO「うん、選手層はまだあの頃には及ばないけどね、今集まってる人数で考えればギリギリ大きな興行も出来るんじゃないかなと。やっぱりリーグ戦が一番っしょー。」
伊智「既に他団体からも出場を宣言しているチームが出ていますね。NWWからはジャンヌ代表ご指名による“Mio&焔華組”、FAWP・サタナ軍からは“サタナ&クーリア組”が出場をアピールしました。PXFからも今週の試合で出場を発表するチームが続々出てくることと思われます。閣下もやはり、王者として出場しますよね?」
コラーク「んー・・・そら王者なら当然出てあげなきゃいけないけど、王者と組むに相応しいと言えるパートナーが居るかどうかなのよね。ワタシは別に誰とでも構わないんだけどさ、団体の事考えたり見てる側の人間考えると、誰とでもってわけにはいかな・・・」
CEO「仲良い奴が居ないだけだろ!まっ、絶対出ろとは言わないから。出ない分は若手が盛り上げてくれることと思うから。大会に関しての詳細は、番組の最後にお伝えしますね。」
伊智「果たしてパートナーは見つかるのでしょうか。では今週のラインナップです。」 |