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 24時間ネットプロレス・第45回(2014年6月9日)






伊智「さあ、遊楽園から道場に戻って1回目の放送!24時間ネットプロレス。」

CEO「PXFオフィシャルサイトから全国全世界、暇でネットを見るだけの哀れな貴様らの元へお届けしてやるぞ!フハハハハッ!」

伊智「って言ってるのCEOじゃないですか!モウバーサン氏は、今日はいらっしゃらないんですかねー?やはり大会でのババァニング勢のこともあってでしょうか・・・」


CEO「表向きは他の仕事の都合って言ってるけどね、そんなもん無いし恥かくのが嫌で家に籠ってるんだろうね。」

伊智「さすがのモウバーサン氏いえども、この屈辱は到底耐え難いものなんですね。さて先週幕を下ろしましたシングルリーグ・ザベスト 2014、ババァニング勢は残念ながら予選敗退に終わりまして、栄冠を掴んだのは武者逝の尾伴選手でした。

今週の放送でコラーク閣下の持つベルトに挑戦いたします。様々なドラマがあった大会ですけども、CEOは尾伴選手が優勝という結末は予想していましたか?」


CEO「うん、リーグ戦で首位に立った時にはね、行くんじゃないかという予想はしていたんだけど、開催前は全くそうなるとは思ってなかったね。改めて、武者逝っていうのは恐ろしい存在だなーと。また団体の歴史が変わっちゃうかもしれないな。」

伊智「今日、その歴史が変わる瞬間を我々が目撃するかもしれません。いや、閣下には是非とも食い止めてもらいたいところですが、どうなるかは全く予測できません。では今週のラインナップにまいります。」










第1試合・『本隊 vs サタナ軍』6人タッグマッチ
30分1本勝負
アンツェル 馬賀 武家 VS サタナニンジャクーリア


第2試合・『X-℃&NWW vs ババァニング』8人タッグマッチ
30分1本勝負
ライシズ夕稀ジャンヌ焔華 VS エンリァックフィエロットデイル高田


第3試合・Net Prowrestling 24 選手権試合
60分1本勝負
(挑戦者) 尾伴 草恵 VS ピンキー・コラーク (王者)










伊智「第1試合は、PXFの本隊とサタナ軍による6人タッグマッチ。アンツェル選手とサタナ選手によるライバル対決が久々に実現です。リーグ戦に出場ならなかった他の選手達の活躍にも期待ですね。」

CEO「そうだね。リーグ戦では実現できなかったからここで見たいっていう意味も込めてこのカードを組んでみたので。純粋に本隊を名乗れるのは今この3人だけなんでね、相手は強いけど看板を守って欲しいなと。」

伊智「本隊としてのプライドを懸けた一番です。第2試合は、X-℃とNWWの混成チームとババァニングによる8人タッグマッチ。X-℃の出現以降精彩を欠いているババァニング、大会でも結果を残せず苦境に立たされている今、ここで一矢報いることはできるのでありましょうか。」

CEO「大会ではね、デイルが上位戦線争ってたんだけど最終結果では小野に追い抜かれて4位になっちゃったり、高田選手もまさかあの結果になるとは自身もファンも想像していなかったと思う。ほんとX-℃が出てきてからあの快進撃はなんだったのかっていうぐらい低迷しちゃってるよね。ここが瀬戸際じゃないかな。」

伊智「自宅に引き籠もっているモウバーサン氏は今何を想うのでありましょうか。今すぐセコンドに駆け付けるべきです!第3試合はNP24王座戦、挑戦者・尾伴選手対王者・コラーク閣下の一番です。

大会は高みの見物だったコラーク閣下、驚異の快進撃を続ける尾伴選手にどう立ち向かうのでしょうか。王者とはいえ油断をすれば完膚なきまでに叩きのめされるのは想像に難くありません。CEOはどんな試合になると見ていますか?」


CEO「うん、潰すか潰されるかの試合になるかもしれないね。どちらも打撃で徹底的に倒しにいくと思う。危険な香りがプンプンするね。」

伊智「今までに無い殺伐としたタイトル戦になるのかもしれません。しかしそれも楽しみであります。では第1試合からまいりましょう。」










第1試合・『本隊 vs サタナ軍』6人タッグマッチ
30分1本勝負
アンツェル 馬賀 武家 VS サタナニンジャクーリア

>試合結果を表示











伊智「30分決着つかずドロー!終盤はクーリア選手の猛攻に苦しんだ武家選手でしたが耐え凌ぎました。では3選手に聞いてまいりましょう。まずアンツェル選手から。」

アンツェル「はい、サタナ選手からの勝利を狙っていたんですが、やはり簡単に勝たせてもらえる相手ではなくて、最後は丈子がよく耐えてくれたなと思います。」

馬賀「アチシがすだーどだっしゅいっだんだげどねぇー、ちょっど早過ぎだのがなぁーその後けっごうやられぢゃっで、勝利に繋げられなぐでごめんねぇー。」

武家「先輩のチャンスを生かせず申し訳ありません!リーグ戦には参加できなくて、芋子ちゃんとかが活躍してるのを見てて自分がそこに立てないのが悔しくて、今日試合を組ませてもらったからには絶対勝つつもりで挑んだんですが、力不足でずっとやられてばっかりで・・・。強くなります!もっと、絶対勝てるようになるまで強く!」

CEO「勝利はできなかったけどよく頑張ってたと思うよ。クーリア選手の張り手をあれだけ喰らっても反撃してたしね、時間がもう少しあれば勝利の可能性もあったかもしれない。こういう経験をどんどん積んでいけば確実にもっと強くなるから、武家は。」

伊智「我々も武家選手のこれまでの成長をずっと見続けていましたからねー。小野選手と共に団体トップに躍り出る日はきっと近いでしょう。では続いて第2しあ・・・おおっと?只今リング上に老婆の姿が・・・いや、モウバーサン氏です!いつの間にか道場にやって来ていたモウバーサン氏、マイクを持って、何か言うようです。」

リング上のモウバーサン「貴様ら、久しぶりだな。ババァニングの大会での惨状は、見ての通りだ。貴様らの不甲斐無い戦いぶりには心底がっかりした。何もかける言葉なぞ無い。今ここで、潔くけじめを付けるべきだ。この試合でもしも負け、あるいは引き分けた場合にはババァニングは即解散する。」

伊智「おおっと!!今会場からもエーッという声が鳴り響きました!ここでモウバーサン氏の口からまさかの解散宣言です!」

CEO「あいつにしては随分潔いじゃないか。」

モウバーサン「そして、我輩も責任を取ってこの団体から身を引く。だがそれは勝てなかったらの話だ。貴様らがそんな雑魚供に負けるはずが無い。我輩はそう信じている。そうわかったら、徹底的に潰しに行けよ。時間稼ぎをする必要なんて無い。」

伊智「自らが団体を退くことも宣言しました!自身の進退まで懸けたこの勝負!それだけ自信があるんでしょうか、あるいは不甲斐無い部下達を奮い立たせるという意味での発言なんでしょうか。CEOはどう取りますか?」

CEO「これは・・・、どこか思い詰めるものがあっての発言なんじゃないかね?こういうモウバーサンっていうのは初めて見るね。いつもどんだけ負けててもふてぶてしい態度取ってたからねー。」

伊智「果たしてどういう試合になるのでしょうか。この発言を受けての選手達の動揺が試合に影響を与えるのは間違いありません。ババァニングの解散を懸けた大一番、まもなくゴングです!」










第2試合・『X-℃&NWW vs ババァニング』ババァニングが
勝てなかったら即解散&モウバーサン即退団・8人タッグマッチ
30分1本勝負
ライシズ夕稀ジャンヌ焔華 VS エンリァックフィエロットデイル高田

>試合結果を表示











伊智「こちらも決着つかずドロー!これによりババァニングの解散及びモウバーサン氏のPXF退団が決定しました!本来我々は喜ぶべき事かもしれませんが、突然の出来事にまだ私は心の整理が付きません。CEOはこの結果を見て・・・?」

CEO「うん、俺もまだ実感沸かないな・・・。散々嫌がってたのにさー、いざこうなるとなんか寂しいような変な気持ちになるなー。でも、これで良いんだよな。モウバーサンも今の表情見てると決心は固いみたいだし。」


伊智「選手達も何か言いたげですね。勝利できなかったとは言え、即解散という通告には納得のいかない様子です。おっと今、エンリァック選手がマイクを取りました。」

エンリァック「オイッ!なにが解散だ、そんなのこっちは認めないぞ!ここから這い上がるのがババァニングだろ。お前は自分で育てておいてそんなことも忘れてんのか?」

モウバーサン「フッ、あんな雑魚供に勝てもしないでどの口がほざくのだ。解散まで賭けておいて勝てないとはな、我輩は貴様らをそんな雑魚に育てた覚えは無いぞ。もはや今のババァニングの価値なぞ糞以下に等しい。さあとっととここから出てけ。」

エンリァック「そうかい、だったら勝手に解散すりゃいい。お前こそ今すぐ出てけ。ババァニングが無くなろうがアタシには関係無い。これからお前達全員敵だ。団体の全員ぶっ潰してアタシがもう一度ベルトを手に入れる。誰の手も借りず力ずくでもってなー。」

伊智「エンリァック選手のアピールに会場が声援を送ります!モウバーサン氏はふてぶてしい表情で、今花道を去っていきます。他のババァニングの面々も、表情を変えず何も言葉を発せずに控室へ向かいます。かつて団体を席巻していたババァニング、この日をもって活動に終止符が打たれました!CEOはこの状況、ご覧になって?」

CEO「これから残された選手達がどうなっていくかだなー。どの選手ももともと良い素質を持ってるし、モウバーサンがいなくても伸びていけると思うからね、所属がどうなるのかはわからないけど期待は持ちたいね。」

伊智「ババァニングとモウバーサン無きPXFリングで彼女達はどう羽ばたいていくのか、形はどうであれこれからの活躍に注目しましょう!ではお待ちかねメインイベントのタイトルマッチです。時代は変わるのか、守るのか。運命のゴングです!」










第3試合・Net Prowrestling 24 選手権試合
60分1本勝負
(挑戦者) 尾伴 草恵 VS ピンキー・コラーク (王者)

>試合結果を表示











伊智「閣下が圧巻の強さで初防衛ー!リーグ覇者の尾伴選手を難なく一蹴してみせました絶対王者コラーク閣下、もはや団体に敵はいないのかー?」

CEO「正直尾伴が攻める側だと思ってたからねー、これはビックリだわ。尾伴が勝てなかったら今のコラークに勝てるのって、いるのかな?」

伊智「いないかもしれませんねー。これから無敗の防衛ロードをひたすら進めていくのでしょうか。2ケタいや3ケタ防衛も夢では無いかもしれません。では初防衛に成功した王者に聞いてみましょう。おめでとうございます!」

コラーク「全然おめでたい気がしないわよ。簡単過ぎちゃって。大会制覇した挑戦者がこんなもんなのー?Mioやアンツェルにも勝ってるんでしょー?あそっか大会でもう力使い果たしたのね。やっぱり若い子が挑戦しなきゃダメねー。次誰が名乗り出んの?」


伊智「一体誰が次の挑戦者に名乗り出るんでしょうねー。今の試合を見て、閣下と戦う勇気がある選手が果たしてどれだけいるのでしょう。」

CEO「・・・突然で悪いが、ここで重大発表をさせてもらう。」

伊智「えっ、なんですか?もしやまた挑戦者を決める大会とか?」

CEO「いや、ここで言うのは心苦しいんだが・・・。今週をもって、24時間ネットプロレスはしばらく休止させてもらう。」

伊智「ええっ!?なに言ってるんですか?今日は4月1日でもありませんし大会終わってまだ1発目ですよー?」

CEO「こんな中途半端なタイミングで申し訳ないが、今後の放送の続行は難しくなった。これまでファン拡大を目的に、毎週無料で全世界のプロレスファンにPXFの試合をお届けしていたが、思ったほど成果は上げられず、遊楽園での興行も実現できたとはいえ、目標の動員数には至らなかった。

今後の収益も見込めないという判断から、モウバーサンもこれ以上の資金提供は無理だとして、退団の申し出があって今日このような結末を迎えた。残念だが、なけなしの運営資金をはたいてまで放送を続けようというモチベーションも、今の俺には無いことがわかった・・・。これまで毎週見てくれたファンの皆さん、ありがとう。」


コラーク「チョット何言ってるのよー!ワタシのチャンピオンベルトはどうなんの?ワタシの3ケタの防衛ロードはー?勝手にやめるとか認めないからねー。」

伊智「そうですよー!まだこれからじゃないですかー。私だってこれが無かったらほとんど仕事無いんですからー。レフェリーと、下僕という名の雑用ぐらいしか・・・。」

CEO「ほんとにすまん。放送用に設けられたNP24のベルトも、本日の放送をもって封印する。そして、今日まで参加してくれた他団体の選手達も、一旦ここで契約を解除させてもらう。次の契約は、放送を再開した際に改めて取る形にしたい。もちろん団体は今後も活動していくから、所属の選手達には変わらず頑張ってもらいたい。」

エンリァック「(控室から実況席へ駆け込み)オイッ!聞いてないぞお前も逃げんのか!ベルト取られんのが怖くて勝ち逃げしようっていうのか?そうはさせないぞオイ。」

コラーク「なんで勝ち逃げにされなきゃいけないのよー!だったら今からここでタイトルマッチやるー?アンタなんて10分もしないうちに倒せるわよー。」

エンリァック「上等じゃないか!リングに上がれー。ゴングはアタシが鳴らしてやる。」

CEO「それはできない。さあベルトを頼む。」

(スタッフ数人がコラークの腰に巻かれたベルトを取り外し運び出す)

コラーク「チョットアンタ達なにすんのよー!今からエンリァックとタイトル戦やってやるっていうのに!ほんとにアンタ、放送やめるつもりなのーっ?」

CEO「あぁ・・・。だが、俺のことだ。気が変わって1週間後、何事も無かったかのように放送再開してるかもしれないし、ずーっとやらないかもしれない。いつ再開するかは未定だが、ファイプロをやめたわけじゃない。生涯ファイプロ、その気持ちはずっと変わっていない。ちょっとの間休みをもらいたいだけだ。じゃあその時まで・・・。」

伊智「・・・寂しいですが、私はその時まで待っていますよ。何年経ってもね。いや、何年も待ってたら生活資金が底を突きます。なるべく早く再開してください!では、突然なお別れとなり申し訳ありませんが、24時間ネットプロレスは本日をもってしばらくお休みさせてもらいます。またいつかお会いする時までごきげんよう、さよならー。」

CEO「なんか悲しい空気になっちゃったけどさー、これはレスラーの引退と同じだから。ちょっと暇になればまたやりたくなるから。考えてるネタも残ってるから。というわけで、再開した時にはまた暖かく迎えてください。PXFは永久に不滅です!」