予選・第1試合

どさん娘。5(パロジェクトX) VS hWO(NWQ)


先鋒戦 アッチ VS チャパリータ・麻美

序盤からチャパリータがロープに振ってのスーパードロップキック、叩きつけラリアットを何度も狙い、積極的に前に出ます。これにアッチはスライディングで巧みにかわしていきますが、3分台にチャパリータが一発目のスーパードロップキックをヒットさせます。

 

慎重を保ち、それ以降はこれといった技を決められていないアッチ、ランニングエルボー、ジャンピングバックドロップと繋げ中盤からリードを取りにいきます。

その後のアッチのスワンダイブボディアタックはかわされ、逆に鎌固めやフェイスクラッシャーを決められますがその直後アッチが必殺「アッチ・クラッチ(ミトクラッチ)」を2連発。いよいよ大技攻勢に出ます。

 

ローリングソバットの打ち合いが見られたあとにアッチがフィッシャーマンバスターから後方回転エビ固め。さらにスモールパッケージホールドと丸め込みで追い詰めます。

途中チャパリータが首投げヘッドロックに捕らえますがその後のハンマースローはアッチが振り返し、スイングDDTへ。そこからこだわりのスモールパッケージホールドに捕らえて3カウントが。同モデル対決はファイモニに軍配が上がりました。

 


○アッチ  対  チャパリータ・麻美×
(12分15秒、スモールパッケージホールド)



次鋒戦 ミキティー VS エンブレム・大谷

チャパリータの借りを返そうと、この試合エンブレムが序盤から飛ばしていきます。持ち前の気合いみなぎるビンタ、エルボーそして容赦なく顔面を踏みつけるフェイスカットを何度も繰り出します。

3分台には捻り式バックドロップ。5分にはツームストンを切り返して逆に決め、フェイスクラッシャーへ。このままリードは続いていきます。

 

その後フロントスープレックスを決めるミキティーですが、ステップキックですぐに倒され、なかなかペースを掴めません。直下式ブレーンバスター、カウンターのジャンピングフロントキックでエンブレムが雄叫びガッツポーズ。

執拗にフォールを重ねていき何度も3カウントを迫ります。ロープワークからのフライングニールキック、ジャンピングフロントハイキックで再び雄叫び、フィニッシュに取り掛かろうとします。
 

ミキティーもヘッドロック、正面飛びドロップキックと繋げるもその後が続かず。ジャンピングフロントハイキックでエンブレムがボムアピール。そのままニールキック、カイザーボムと繋いで余裕の完勝。1勝を返して中堅戦に突入です。

 


×ミキティー  対  エンブレム・大谷○
(9分54秒、カイザーボム)



中堅戦 レットー 紺野 VS 中島 ミユキ

開始直後、中島がレットーをコーナーへ登らせ早くも雪崩式へ。そして衝撃の雪崩式飛びつき逆十字固め。完全に決まっていたら秒殺もありうるこの技に観客もあっけに取られます。

このまま勢いに乗りバックドロップも敢行。チンロックで何度も絞め上げていきますが、レットーも正拳突き連打を2回決めるなど体勢を持ち直します。

 

そしてお返しとばかりにレットーが中島をコーナーへ。そしてセカンドロープ雪崩式ブレーンバスター。中島に串刺し正面飛びドロップキックを決められるも逆に串刺しボディスプラッシュ→ダイビングボディプレスの連繋を2連発、一気に攻め込みます。

しかし中島もバックに回っての元祖バックドロップからエルボードロップホールドで反撃。3度目のボディスプラッシュもかわし、スモールパッケージ、元祖ジャーマンスープレックスとレットーを追い込みます。

 

これにレットーもファルコンアローでフォール、これを2.9で返した中島が先に起き上がっての背面片エビ固め。2でレットーが返すも中島がダブルリストアームソルトホールドで再びフォール。カウント2.9合戦が続いていき場内大歓声。

これを凌いだレットー、バックフリップからのフォールは返されますが正拳突きラッシュから再びファルコンアロー。惜しくもピンはなりませんが走ってのラリアット、更に2度目の雪崩式ブレーンバスターからスクールボーイへ。ここで遂に3カウントを取りレットーが激闘を制しました。

 


○レットー 紺野  対  中島 ミユキ×
(11分25秒、スクールボーイ)



副将戦 ナッチ VS ミッキー・メイビア

ここでナッチが勝利を挙げればファイモニチームの初戦突破が確実となるため、NWQ乙スパのエース・ミッキー、そうはさせまいと中盤から勢いを見せ、4分台にDDT、スパインバスター、ジャンピングバックドロップと繋ぎここで早くも六期ボトム(ラックボトム)を敢行。

 

ナッチもこの遅れを取り戻そうとショルダーネックブリーカーなど各種中技を決めていきますが6分台に雪崩式垂直落下ブレーンバスターを喰らってしまい窮地に陥ります。

勝機と見たミッキー、この後もモーニングウィザード(シャイニングウィザード)、2発目の六期ボトムからトップロープを利用してのモーニングウィザード(ハイパーニー空牙)と怒涛のラッシュ。ナッチも必死にフロントスープレックスから延髄斬りをヒットさせますがコーナーへぶつけられてダウン。ここからのフォールが危うく3を取られそうになります。

 

あらゆる得意技を見せつけたミッキー、3度目の六期ボトム、そしてカウンターのスパインバスターを決めると「そっと眉あげて ギュッとつりあげて(会場見回しパフォーマンス」で勝ち名乗り、そのままフォールに行きカウント3のゴング。

必殺技ならぬ必殺アピールでファイモニのトップを蹴散らしたミッキー、副将戦を見事勝利で納め、勝負は大将戦に持ち込まれました。

 


×ナッチ  対  ミッキー・メイビア○
(10分29秒、そっと眉あげて ギュッとつりあげて→背面式片エビ固め)



大将戦 JOHNSON VS ポップ・サップ

最後の大勝負は「大女と野獣」対決。開始1分、ポップがなんとロープ渡りを披露。早くもそのスケールの違いを見せつけます。しかしJOHNSONもこれに負けず、カウンターから巨漢を持ち上げるリストアップスラム。

やはり序盤から飛ばしまくるのはポップ、開始4分に頭掴みラリアットを決めバックを取ると、垂直落下式リバースDDT。この危険技に場内も悲鳴が上がりますが、立ち上がったJOHNSONもパイルドライバーからえげつない角度の逆エビ反り固め。

 

そしてポップの狙うパワーボムもショルダースルーで持ちこたえます。しかし、この後バックを取り返したポップが必殺「大暴発 No.1(ゆきぐにドライバーβ)」でフォール。いよいよ本格的にMizu〜hoタイムが訪れようとしています。

そしてクレイジーサイクロンからアルゼンチンアピール、ロープへ振りリストアップスラムで投げつけます。さらに投げ捨てリストアップスラムでもう一度アピールし、ビーストタックルからスーパーヘビー・ダイビングボディプレスとやりたい放題。

 

KO寸前となりながらファイモニの意地をかけるJOHNSONがパイルドライバー2連発、しかし頭掴みラリアットですぐに引き離されます。この時ポップが対角線コーナーへ自ら走って激突する謎の行動が。この後場外から戻ったJOHNSONへポップがクレイジーサイクロン、スーパードロップキック。

しかし直後、万事休すに見えたJOHNSONがハイアングルチョークスラム、そこからスコーピオンデスロック。奇跡的に息を吹き返し、途中腕ひしぎに捕らえられるも2度目のチョークスラム、ロープワークからのジャンピングフロントキック。それぞれの技からスコーピオンへ移行させスタミナを奪います。

しかしこの後にジャイアントプレスを浴びてしまい遂に力尽きたか、これは2で返したもののその後のクレイジーサイクロンからのエルボードロップホールドでカウント3、hWOが前回の優勝チーム・ファイモニを破って逆転の2回戦進出を決めました。

 


×JOHNSON  対  ポップ・サップ○
(11分03秒、クレイジーサイクロン→エルボードロップホールド)





2−3でhWOの勝利


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