〜微熱かよ!〜

女子枠第5試合・メインイベント
「矢口 マリポーサ & 市”・アンダー・サヤカー & 安田 ケイン」
VS
「MISOZI & JOHNSON & HOTTA」


実況「本日の女子枠メインイベント、6MENタッグマッチが今始まろうとしています。
1大会ぶりの出場となる琉球。氏が今回送り込んだのは、モー娘。三銃士と名付けられた
“マリポーサ・サヤカー・ケイン組”であります。」

「オーナー琉球。氏との交流戦は、武者逝もパロジェクトXも生まれる前の、
“ファイモニ半周年記念興行”が最初であります。その時には真鬼&ナッチ&カーゴ組の
“ダークカーニバル”が、デビルモーニングから圧勝。そのインパクトはいまだに
記憶の中に消えておりません。」

「その復活を祝うべく、今回デビルモーニングとメインイベントで再び激突することとなりました。
再びデビルモーニングに、悪夢を見せるのでありましょうか。」

「女子枠最後の対戦相手を務める、マリポーサ・サヤカー・ケイン組が入場してまいりました。
やはり他団体選手にはない、不思議なオーラを漂わせています。一体どんな想いで、この花道を
歩いているのでありましょうか。」


「ファイモニ最年長ユニット、デビル・モーニングの入場です。半周年記念興行での完敗は、
未だそれぞれの記憶に焼き付いていることでしょう。今回の試合で勝利を飾り、
うっぷんを晴らしたいところです。」

「女子枠最終試合のゴングが鳴りました。マリポーサが顔面への張り手でダウンさせる。
MISOZIも脳天エルボーで応戦。マリポーサがロープに振って、頭部を掴んでのフェイスクラッシャー。
開幕早々、飛ばしていきます。」

「もう一度フェイスクラッシャー。ここでMISOZIがJOHNSONへ交代。
そして時間が経たないうちにマリポーサもサヤカーへ交代します。」

「エルボーの連打でマリポーサをダウンさせたー。サヤカーへもエルボーで攻撃。
JOHNSONが好調な攻めを見せています。」

「サヤカー、サイドスープレックス。フライングメイヤーからネックロック。
ブレーンバスターは、JOHNSONが切り返して場外に落とした。そして両手を上げて挑発ポーズを見せました。」

「ケインに交代。あっとツープラトンのブレーンバスターで、今度はJOHNSONが場外へ転落。
マリポーサとケインがこれを追いかけます。」

「ケインの起き上がりこぼしチョップ。そしてマリポーサがネックロックに持っていきます。
カウントが10を数える。ケインが先に場内に戻ります。」

「おっとマリポーサの腕殺しコンビネーションで、飯田がまだ場内に戻れない。
ちょっと怪しい空気がたちこめてまいりました。リングアウト負けという結果にだけは、したくありません。」


「カウント15、16。しかしマリポーサが手を止めない、再びネックロック、これは危ないー!
18、19、あー20が入ってしまいましたー!」

○マリポーサ  サヤカー  ケイン  対 ×MISOZI  JOHNSON  HOTTA
(4分31秒、リングアウト勝ち)

「これには場内ブーイング。この結果には納得がいかないでしょう。さあ、パロジェクトXのオーナーが、
リング内に入りました。そしてマイクを取った。」

オーナー「えー、リングアウト負けという結果で、マリポーサチームの勝利となりましたが、
もう一度試合をやらせてもらいます!負けて言うのもなんですが、マリポーサチーム、お願いします!」


「歓声が巻き起こります。オーナー自身が再戦を申し入れました。これにマリポーサ組、
何度でもやってやるといった表情で、首をうなづいて再戦を承諾いたしました。再び試合開始です!」

「マリポーサのスーパードロップキックを、MISOZI体で受け止めました!」


「しかしマリポーサ掌底の連打、そこから裏拳を決めて、再度ロープに振った、今度は
スーパードロップキック決まりました!」

5分経過
「交代したJOHNSONが、いい動きを見せています。サヤカーに対してもスコーピオンデスロック、
ミドルキックの連打を決めていく。そして交代したケインにもエルボー、パイルドライバーが決まっています。」

「やはり6人タッグ戦では、JOHNSONがいい所を見せますねー。」
「そうですね。MISOZIの後を受け継ぐリーダーということで、責任感を人一倍持っていると思います。」

「ブレーンバスタースラムからダイビングダブルニープレス。ケインがサヤカーへ交代しました。
1人で3人分の相手をしているといって過言ではないでしょう。」

「あっとしかしケインとサヤカーの、パワーボム+ネックブリーカー。勢いを止められましたー。
さらにはサヤカーがチョーク攻撃。ブーイングが飛び交っています。HOTTAへ交代。」


「JOHNSONのハンマーブロー連打からそのままHOTTAがフィッシュストレッチに持っていきます。
ここで、マリポーサとケインがカットに入りました。またもブーイングが飛び交います。」

「マリポーサのフェイスクラッシャー、そしてケインのストマッククロー。
袋叩きの状況の中ー、HOTTAがサヤカーにタイガードライバー!再び2人がカットに入ります。」

「今有利に進めているのは、デビルモーニングチームです。先程の屈辱的な負けの借りを返したい。」

10分経過
「三銃士チームは代わってマリポーサ。閂スープレックスからSTFに持っていった!
不敵な笑みを浮かべています。これに、JOHNSONがカットに入る。」

「マリポーサのキーロックで、両軍全員がリングの中に入りました。試合は荒れ模様。
HOTTAがJOHNSONへ交代、ブレーンバスタースラムでマリポーサを場外に落とした。」

「さあ、ここでMISOZIが場外、フックで倒した。指を鳴らして“オラいくぞー!”の掛け声だー。
今度は逆に、マリポーサをリングアウト負けさせようという作戦なのか。」


「カウントが10を数えた、11、12、テキサスジャブで再びマリポーサがダウン。これは決まるのか?
観客もざわめきます。カウント15。MISOZIがリングに入った。マリポーサが立ち上がれない。
16、17、18、マリポーサが起き上がった、19でマリポーサがリングに戻りましたー!」
「ギリギリでしたねー。リングの上で決着をつけるというのが本来の闘いなんですが、
デビルモーニング側から見れば、今のは決めておきたかったところですねー。」


「リング上、マリポーサとJOHNSONの闘い。マリポーサが振り抜きストレート。
しかし起き上がったJOHNSONデスバレーボムー。さらに、喉元を掴んでハイアングルチョークスラム炸裂ー!」

「MISOZIにタッチ。ここは一気に攻めて勝利をもぎ取りたい。フックからカバーだ。
これはいち早くサヤカーのカットが間に合いました。」

15分経過
「再びリング内は1対1。今度はMISOZIが、リバースタイガードライバーを決めていった!
ここからのカバーはカットに行けない、これは決まるか!?カウント2ー!」
「今のは惜しかったですねー。」「観客からも溜息がもれます。」

「マリポーサのタッチが間に合って、試合権利はサヤカーに移りました。
そのサヤカーに、テキサスジャブ、そしてコーナーに登った、MISOZI必殺“純情狂死曲”ー!!」

「勝利はあとわずかだ。あっとしかしバックを取ったサヤカーぶっこ抜きのバックドロップー!
エビ固め、これはMISOZI返せるかー?2で返しましたー。」

「ショートレンジのラリアットからサヤカー再び固めたー。これも危ないぞー、カウント2です。」


「MISOZIのドクターボムー!今度こそは決まるか?寸前でマリポーサのカットが間に合いましたー。
今のカウントは非常にきわどいところでした。」

「バックを取りに行く、あーっとサヤカーのキドクラッチ、その間マリポーサがHOTTAをSTFに捕らえている!
これも2ー!MISOZIが粘ります。女子枠最後は勝ちで締めくくりたい。」

「リングに入ったケインにリバースタイガードライバー。しかしサヤカーにコーナーに振られた。
ここからサヤカー雪崩式に持ち込む、お互いがトップロープ最上段に登った。
サヤカーの、雪崩式サイドスープレックスー!超大技が決まりましたー。」


「リバースブレーンバスター。間髪いれずに喉元を掴んで、サヤカー、スーパーボムー!!
JOHNSONがリングに入る、しかしマリポーサもいる、これは入れるか、マリポーサが掴みにいく、
カットに入れない、カウント3ーー!!」

「リングアウト勝ちからの再試合も、結局モー娘。三銃士チームの勝利となりましたー。
今度は正真正銘、リング内でのピンフォールです。デビルモーニングチームまたしても撃沈。」
「まあ、よく頑張ってくれたと思います。それぞれが役割を果たせたので。やはり勝ちたいという想いは
強かったでしょうが。」
「パロジェクトXチーム、残念ながら女子枠を勝ち越しで飾ることは出来ませんでした。
男子勢の盛り返しに期待したいです!」

マリポーサ ○サヤカー  ケイン  対 ×MISOZI  JOHNSON  HOTTA
(19分39秒、スーパーボム)


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