〜微熱かよ!〜

男子枠第2試合
「ジェノア・ヴィーナス & 早川 零 & 鳥丸 怜 」
VS
「ワリーネ・デードリッヒ & ワルガキッド & マルハゲーノ」


実況「続きまして男子枠第2試合は、6MENタッグマッチで行なわれます。
パロジェクトX・怪変隊の悪役三人衆と対決するのは、同じくヒールチームである
HVW所属Bloody=Lowsの、“ジェノア・早川・鳥丸組”であります。」

「やはりハイパーヴィジュアルを掲げているHVW所属の選手ということで、
華麗なコスチュームは一味も二味も違いますねー。」解説「はい、コスチュームもそうですし、
試合の内容の方も、華麗な闘い方を見せてくれると思いますね。」
「はい。」


「まず最初はジェノアとワリーネの闘いです。ジェノアがバックを取りに行った、あっとワリーネの金的ー!
これがワリーネなりの挨拶なのか。突然の急所攻撃には予測できなかったか、
ジェノアが押さえながら座り込みます。」

「これはかなり効いたようです、早川へ権利を譲ります。ジェノアがジャブ、そしてワリーネの背後から、
早川リバースDDT!そして、ジェノアがお返しの釣り鐘式ストンピングー!挨拶に応えました。」

「ワリーネがワルガキッドに交代。そしてWのドロップキック!呼吸をぴったり合わせました。
今度は早川が鳥丸に交代だ。4人がやり合う。」


「ワルガキッドと鳥丸が、落ち着いた攻防を見せています。ここでマルハゲーノに交代。
ツープラトンは返される。鳥丸がロープに振って、フライングクロスチョップ。」

「延髄へのニールキックも決めています。さらにリバース水車落とし。フックを浴びて、
パロXサイドは再びワルガキッドに交代しました。マルハゲーノとの、サンドイッチラリアット!」

5分経過
「今度はジェノアと鳥丸の合体プレーだー。鳥丸が回り込んでの裏DDT。ジェノアが起き上がらせて、
バックから急所パンチ!反則プレーにもこだわってまいります。」

「ちょっとワルガキッドの表情がこわばっています。ジェノアを自軍コーナーに誘い込んで、
顔面へ強烈なウォッシュだ!パロXファンからの声援も飛んでいます。」

「フィストドロップを重ねる。ここでジェノアが、早川に交代しました。チームプレーというものを
大事に使っていきますジェノア。」

「あー早川が背後からの急所パンチ!“いっちゃうぞ”の声も出ています。
ジェノアがニードロップ、さらに早川もニードロップ。鮮やかな連携攻撃です。」


「パロXチームはワリーネに代わりました。ラフにダメージを重ねていきます。
ここで再びジェノアがリング内へ。ブラッディ=ローズ、早いタッチワークを見せています。」

「ジェノア高速のブレーンバスターから、馬乗りでナックルの連打。ここでパロXチームの2人が
カットに入りました。ワルガキッドのジャブと、マルハゲーノの頭突きでサンドイッチ。
ここでワリーネとマルハゲーノの合体パワーボムー!パロXチームが流れを掴みます。」

「そして、ほとんど同時にワリーネがマルハゲーノへ、ジェノアが鳥丸へタッチしました。
リング内は4人。マルハゲーノがタックル、ワリーネがエルボーでそれぞれダウンさせた。
ワリーネがエプロンに戻る中、あーっとレフェリーが見てない所でジェノアがマルハゲーノを凶器攻撃!
戦慄が走りました、そして背後から鳥丸のリバースDDT!」

10分経過
「これに色白のマルハゲーノも顔を赤らめた、ゴリラスラムから馬乗りの頭突き連打ー。
ジェノアと早川がカットに入りました、2人がかりでめった打ち。」

「早川がドラゴンスープレックス、ジェノアのニードロップ、そして鳥丸がグラウンドコブラでフォールにいった!
両軍全員がリングに入る、カウントは2ー!いよいよ終盤戦を迎えました。」

「鳥丸のリバース水車落とし、そしてジェノアがワリーネに、ギロチンエースクラッシャー!」

「鳥丸が再び早川とジェノアを招き入れて、早川のコンプリートショット!ジェノアが指差しで眺めるアピール、
さらに鳥丸も、コーナーポストで人差し指を上げてアピール!“俺達がブラッディ=ローズだ覚えとけ!”と、
パロジェクトXファンへ強烈に訴えかけました!」


「リング内は早川とワルガキッドの局面に代わっています。ブレーンバスターでワルガキッドが場外に落ちる。
そして早川がサインを送って、ジェノアと鳥丸が場外のワルガキッドを追っていきました。」

「場外カウントは10を数える。ワルガキッドが必死で2人を押さえ込む。しかしジェノアが、
持っているパイプ椅子で頭部を強打させたー!カウント15は入る、リングアウト負けは避けたい。
16でなんとかワルガキッドがリング内に逃げ延びました。」

「リング内では、鳥丸がワリーネにローリングジャーマンです。ちょっとパロXチームが押され気味の状態。
ワルガキッドがチンクラッシャーから、中指を立ててアピール!“まだまだ負けるには早過ぎる”と、
観客へも言いたかったのでありましょう。」

「ここでワルガキッドが固めた。鳥丸とジェノアがリングに入る、マルハゲーノも入る、ワリーネはダメージが
大きいのか、カットに行けません。」

15分経過
「そしてジェノアがマルハゲーノへギロチンエースクラッシャー。しかし一方では、ワルガキッドの急所蹴りだー。
ここでジェノアの、必殺ブラッディパニッシャーが決まった!マルハゲーノが上体から崩れ落ちる。
早川がワルガキッドへコンプリートショットー!再び追い込んでますね。」
「試合運び、アピールともにブラッディ=ローズが一歩上回っている感じがしますねー。
スタミナではパロXチームも負けていないと思うので、挽回したいところですね。」


「早川が起き上がらせて、次の技に持ち込むか、いや、エプロンのワリーネが、早川を押さえ込んでいるー。
これはあれを狙っているのか?あーやはり毒霧だー!ワルガキッドが毒霧攻撃をここで決めていきました!」
「ここで持ち味を見せてくれましたね。」


「早川が毒霧にもがきながらも、ワルガキッドを場外に投げ捨てました。
そしてリングに入ったワリーネをチョップで倒して、トップロープに登りました。
ジェノアと鳥丸もリングにいる。早川のダイビングエルボー。」

「ワルガキッドが場外の机の破片を持ち出してリングに入る。リングでは、ブラッディ=ローズの3人が
それぞれ余裕のパフォーマンスー!」「いやー、派手なパフォーマンスを見せてくれますねー。」

「早川がトーキックから、クロスフェイス・オブ・ZEROに持っていった!
パロXチームがカットにいけない!このままギブアップか!?ワルガキッドがなんとか耐え抜きました。
しかしリング内、相手チームは3人ともいる。ほとんど袋叩きの状態。」


「鳥丸がコジMAXホールドを決めています。そして早川がバックを取った、おっとワルガキッドが
回り込んで、逆にバックを取りにいく。肩車からクルッと一回転して、ミステリオ・ラナだー!
形勢逆転を狙う、これはカウント2ー。」

「再び場内は混戦。ジェノアがバックを取るのを、カンガルーキックでワルガキッドが防いだ。
そして早川へ、フィッシャーマンバスター。そこから急所ニースタンプー。一方では鳥丸が
マルハゲーノにジャーマンだ。」

「早川が鳥丸に交代。ワルガキッドが再び机の破片を持ち出すがー、キックで阻止された。
そしえ鳥丸がバックを取ってー、ジャーマンスープレックスー!後転して再びバックからー、
2連発のジャーマンスープレックス!さあレフェリーのカウントが入る、ワリーネがここでリングに入った、
しかしジェノアがこれに合わせてカットを防ぐ、これはどうだ、カウント3ーー!」


「勝負は決まりましたがー、ワリーネがジェノアへ攻撃を止めない、パンチで倒してストンピング。
ヒールユニット6MENタッグ対決は、素晴らしい連携とパフォーマンスを見せた、
ブラッディ=ローズの面々に軍配が上がりましたー。」

ジェノア  早川 ○鳥丸  対  ワリーネ ×ワルガキッド  マルハゲーノ
(18分30秒、ローリングジャーマンスープレックス)


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