男子枠第4試合・メインイベント 「皆川 秀」 VS 「イチヒロ」 |
実況「遂に“平熱と高熱のあいだ”」解説「微熱かよ!」「残すはこの1試合のみとなりました。
パロジェクトXジュニアの頂点に自ら君臨するオーナー・“イチヒロ”。それに闘うは、 プロレスリングBRAVEの輝く流星、“皆川 秀”であります。」 「ここでBRAVE皆川の、プロフィールをご紹介いたします。 BRAVEの対抗戦ユニット“Wall”所属。先日メキシコ留学から帰国し、MUGENジュニア興行、 WGメキシコ興行にも参戦し、見事連戦勝利を飾っています。」 ![]() ![]() 「ジュニアとルチャリブレを融合したファイトスタイル。そして観客との一体感を重んじる性格ということで、 オーナー・イチヒロもこの一戦に期待してるといえるでしょう。そして皆川選手からのコメントもあります。」 皆川「さあて、パロジェクトXのファンのみんな!俺と一緒に楽しもうぜ! イチヒロ!調子はどーだい?俺のノリについて来いよ!」 「きっとパロジェクトXのファンにも広く受け入られる選手でありましょう。対するイチヒロのコメントも、」 イチヒロ「観客との一体感という意味で、うちと通じる部分がありますからね、 きっと熱い試合ができるんじゃないかなーと。この試合によって、これからのジュニア王座戦へ 向けて、弾みをつけたいですね。」 「と、皆川選手のファイトスタイルを讃えるコメントを残していました。さあゴングが打ち鳴らされました!」 「今大会最終試合のゴングが鳴りました!オーナー・イチヒロが、この強敵に勝って、 有終の美を飾りたいところです。」 「皆川が2連続で巻き投げていく。さらに3発目。腕四つから、4発目も決めていったー。 速い動きを見せている皆川が、ニーリフトから後ろを取って、フェイスクラッシャー。」 「イチヒロの腕を払って、セントーンも見舞ってまいりました。皆川が主導権を握りつつあります。」 「フライングメイヤーからイチヒロがロープに振って、カニ挟みは皆川がスライディングでかわしたー。 そして河津落としから、グラウンドの卍固めに持っていきました。皆川の動きが冴えています。」 「カチ上げエルボーしかし高速ドラゴンスクリューを決めていったのは皆川。さらに、 パイルドライバーの体勢。これはリバースツームストンで落としていきました!脳天が突き刺さる。 そこからバックを取ってフェイスクラッシャー。前半を有利に押し進めた皆川。」 「おっと3分台で、皆川が大技ロックボトムー!コーナーに登って指を回すアピール。 ここから飛ぶのかー?あーっと“フィニッシュ!”の掛け声で飛びつきスイングDDTだー! 5分も経たないうちにフィニッシュへ持ち込もうというのか。」 ![]() ![]() ![]() ![]() 「パロジェクトXのエース・イチヒロが大ピンチ!こんな局面は誰が想像していたでしょうか。 ほとんど技らしい技を出せないままフィニッシュへ追い込まれました。」 「そうイチヒロ選手の体調が悪いわけではないと思いますが、皆川選手の速い試合展開に、 反撃へのチャンスが見出せませんね。」「堅岩戦と同様に、10分以内で決着をつけてしまうのでしょうか。」 「イチヒロがエルボーの連打、しかし皆川が再びリバースツームストンだ!更にローリングセントーンで 追い打ち!皆川の動きが全く止まらない、バックを取ってミステリオ・ラナー! 決めてしまうのか!?カウント2ー。しかし3カウントが入るギリギリのところでした。」 「皆川がダブルアームの体勢だー。これはショルダースルーでイチヒロが返して、エルボードロップ。 なんとかここで、反撃のチャンスを見出すことができるか?」 「今度は皆川がパワーボムの体勢、必殺技を炸裂させようというのか、イチヒロの体を持ち上げた、 5分経過のアナウンスと同時に、エルドラド・スプラッシュ(ブラックカイザーボム)で叩きつけたーー!!」 5分経過 「カウントが入る、これで万事休すかー?カウント2.9ー!皆川のフィニッシュホールドを、 イチヒロが意地で返しました。皆川も勝利を確信していたことでしょう。」 「皆川も手を止めない!ロックボトムで宙に舞った。コーナー最上段から、バック転アピール! 再びフィニッシュの掛け声で飛びつきスイングDDTー!もうイチヒロに返す気力は残っていないでしょう。」 ![]() ![]() ![]() ![]() 「ボロボロの体でイチヒロがエルボーを打ち込みますが、これが最後の反撃となってしまうのか、 皆川がロープに振ってデルフィンバックブリーカー!ここからフィニッシュか、 自分の力を鼓舞するアピールから、ムーンサルトでフォールにいった、これまでかー!?」 ![]() ![]() ![]() 「カウント3!決めた時間はわずか6分12秒!堅岩戦での岡野と全く同様、何もさせないまま皆川が、 10分以内でパロXオーナー・イチヒロを沈めました!」「パロジェクトX側としては残念な結果に 終わってしまいましたが、これもオンライン興行の厳しさなのでしょうねー。」 「というわけで実況はわたくし伊智 宏武、解説には市村 博信さんでお送りいたしました。 また次回、お目にかかりましょう。さよならー。」 (6分12秒、ムーンサルトフォール) |