〜Aブロック1回戦試合模様〜
第1試合「竹中 美紀子 VS ブラック・ウィドゥ」
VS
序盤を有利に進めたのは意外にも竹中。Aブロック最有力候補であるウィドゥを相手にナックル、 ストンピングの乱打が火を吹き、体調は絶好調。 このまま黙っているはずのないウィドゥ、ショルダータックルや同じくストンピングを決めにかかるが、 中盤に入っても竹中ペースが続く。 4分30秒、ジャンピング脳天チョップを決めたところで竹中が「おわり、おわり」と早くもフィニッシュ宣言。 ここで「お陀仏喉輪落とし(ジャイアントチョークスラム)」が決まるのか。 一旦ウィドゥを場外に落とし、体力を万全の状態に整える竹中。そして戻ってきたウィドゥを掴みにかかると、 予告していた喉輪落としの態勢、時計が5分00秒に変わったのと同時に、ウィドゥの体が竹中の手の上に。 予告通りお陀仏喉輪落としが炸裂。そのままカバーへ。 なんとか2.9のところでウィドゥが息を吹き返したが、ここからの追い上げは非常に厳しい展開。 それでも「どうした、どうした」とストンピングで竹中を挑発。これが更に竹中に火をつけたのか、 強引にクラッチを振り解いてからランニングのヒップドロップ。再びカウントが入る。 これも2カウントでウィドゥが間に合ったが、竹中は手を止めず、ナックルパート、掌打アッパーの連打を決め、 2度目の「おわり、おわり」アピール。フラフラになりながら起き上がったウィドゥに容赦なく顔面フック。 うつ伏せになって倒れたウィドゥに再びランニングでのヒップドロップ。 これで勝利を確信したか、合唱を見せておいてのお陀仏パワーボムを決め、観客を仰ぎながらフォール。 ここで3カウントのゴングが鳴り、6分51秒の速さで竹中が勝負を決めて、波乱の幕開けとなった。 |
第2試合「蔵馬 真琴 VS 八頭島 瑠華」
VS
蔵馬はロシアンフック、地獄突き、八頭島は顔面張り手、ヘッドロックパンチとどちらもラフな打撃で 序盤を伺う。ショルダーネックブリーカー、セントーンを効果的に決めて中盤を八頭島が 有利に進めているかに見えたが、ロシアンフックのラッシュから蔵馬の攻めが激しさを増す。 カウンターでの掌打アッパーを決めると、そこからデスバレーボムの態勢。ここでデスバレーボムの 1発目が出るかと思いきや、ブンブンと体を回転させてのマンモスバスターを決める。 これがカウント2.9。ここでの試合時間は5分20秒。先程と同様に早期決着を狙いにいく蔵馬。 更にデスバレーボムの態勢。マンモスバスターを2連続で決め再びフォール。 決まっておかしくなかったが、八頭島が執念で返し、リバースツームトンドライバーでやり返す。 そしてロープに振ってジャンピングエルボー。ここから巻き返したいが、ロシアンフックが顔面に入りダウン。 そして蔵馬がゆっくりとコーナーへ。ここで蔵馬の必殺技、「フォクシー・シャドゥ・ボム(スーパーダイビング ヘッドバット」がクリーンヒット。八頭島の抵抗を巧みにさえぎり、この後指を鳴らして2発目のシャドゥ・ボム。 間髪入れず3発目も入り、そこからマンモスバスターでフィニッシュに。これがカウント3を決めて この試合も比較的速い時間帯で決着がついた。 |