〜Bブロック2回戦試合模様〜

第1試合「リカッチ VS 八雲 白穂」

VS


前回の張本戦での腕のダメージが残っているのか、この日思うように技が決まらないリカッチ。
開始直後に八雲からいきなり抱え式バックドロップを決められたのがそれを物語っていた。

そして開始50秒で八雲のクローズライン。リカッチもカニ挟みからのグラウンドの攻めは良かったが、
開始5分を経過した直後に八雲が雪崩式トップロープブレーンバスター。立てないリカッチを容赦無く
ストンピングの乱打が襲う。後ろから立たせ、ロープに振ってのサイドバスターから馬乗りナックルパート。
八雲のインサイドワークが冴える。そこから得意のハイアングルチョークスラムを決めて、余裕の首斬りアピール。


高速ブレーンバスター、サイクロンホイップで必死に反撃しているリカッチだが、
開始8分、八雲2発目のハイアングルチョークスラムを決められ、フィニッシュ間近。


そして3発目のチョークスラム→アイアンクロー。気力でこれは凌ぎきり、串刺しDDT→鎌固めでようやく
逆転勝利への糸口が見え始めるリカッチ。カニ挟みから再度鎌固め、そして「いっくよー」の掛け声で
十字を切るアピールを見せる。フライングニールキックも決まったが、クローズラインをかわしてのロープワークで
失速し、激突してダウン。そのまま八雲が覆い被さってフォール。既に力尽きているリカッチが
ピンフォールを許し、ここで八雲が大きな一勝を上げた。

×リカッチ  対  八雲 白穂○
12分25秒、片エビ固め(勝利ポイント:6)



第2試合「張本 珠美 VS シャッフル」

VS


シャッフルがこの日、八雲戦以上に非常に速いペースで試合を押し進める。
腕に的を絞った攻め方の張本に対し、高速ドラゴンスクリューを要所で決めておいて、四の字固めへ連繋。
脚へと照準を絞る。

リカッチと同様、昨日の疲れが残っているのか、この日張本が押され気味に。
開始3分でシャッフルが高速ドラスク→ローリングギロチン、ヘッドロック後再びコーナーに乗り、
今度はゆったりとした回転でのムーンサルトプレス。この試合も万全に体調を整えている。


女子式ボディスラム→裏拳、再びボディスラムかと思えば今度はブリティッシュフォール。
トリッキーな連繋も見せる。ここからのカウントが2.85。試合開始4分10秒で早くもフィニッシュが間近に。


まだ反撃のチャンスが回らない張本。雪崩式バックフリップ→ジャーマンSH、ライガーボム、更には
キドクラッチも返す底力を見せたが、バック返しレッグスピンからの逆エビ固めが最後の反撃となり、
そこをジャパニーズレッグロールクラッチでシャッフルが固め返し、3カウントとなった。

×張本 珠美  対  シャッフル○
7分41秒、ジャパニーズレッグロールクラッチ(勝利ポイント:4)


戻る