〜Bブロック3回戦試合模様〜

第1試合「リカッチ VS シャッフル」

VS


「ファイモニVSシャッフル」第2弾、オーナー注目のこの一戦。

八雲戦では今一つ攻め切れなかったリカッチだが、この試合、水を得た魚のように元気な動きを見せる。
ジャンピングエルボー、フラッシングエルボー、フライングニールキックと小気味良くヒットさせて圧倒。

途中セントーン・アトミコの誤爆や串刺し浴びせ蹴りを決められるがペースを崩さず、串刺しDDT→
高角度前方回転エビ固め、フライングネックブリーカー→フォール、串刺しDDT→ドラゴンスープレックスと
トントン拍子にフォールが入る。


しかしこのまま終わらせないのがシャッフル。DDT、カウンターフロントスープレックスを的確に決め、
リズムを作る。そしてムーンサルトプレスからライガーボム。押されながらもきっちりと自分の持ち味を出す。

ここからの追い込みに期待したいが、リカッチのスピードファイトは止まらず。
ライガーボム後の串刺しDDT→ジャンピングニードロップ→高角度前方回転エビ固めがカウント3を決め、
決勝進出戦入りがほぼ確実となった。

○リカッチ  対  シャッフル×
10分08秒、高角度前方回転エビ固め(勝利ポイント:6)



第2試合「張本 珠美 VS 八雲 白穂」

VS


ここで大きな勝利を手にすれば、ベストバウト賞と同時に決勝進出戦入りの可能性も充分秘めている張本。
八雲も当然、この試合を勝って決勝進出戦へ駒を進めたいところ。どちらも決して惨敗は許されない。
それもあってか、この日お互い非常に動きがピンピンしており、好勝負が期待できる。

試合は中盤に入っても全く五分の展開。張本がショルダーバスターで有利に進めているかと思えば
八雲が暴れてバック取りを阻止。ストンピングの乱打でペースを奪ったかと思えば、今度は張本が
ダイヤモンドカッター。これまで以上に勝負への執念が感じられる両者。


馬乗りナックルパート、ジャイアントキック後、今大会初めてのお披露目となる必殺「ドラゴニックウェーブ
(アウトローズ・エッジ)」を決めた八雲。ここから一歩リードを取る。続けて延髄ラリアット、
張本のエルボーをかわして再度延髄へのラリアット。アメリカンフックも2発、3発とヒットし、攻めを持続。

そしてハイアングルチョークスラム。首をかっ切るアピールで勝利を確信したか、ここでカバーに入る。
これは張本がギリギリで返した。それから約30秒後に八雲駄目押しのドラゴニックウェーブ2発目。
「終わりだー!」の掛け声と共に振り落とす。ここで即座にカバー、カウント3が入り、
八雲がシャッフルと得点を並べて同率2位についた。

×張本 珠美  対  八雲 白穂○
8分46秒、ドラゴニックウェーブ→片エビ固め(勝利ポイント:4)

※Bブロックのベストバウト賞は「リカッチVS張本珠美戦」となりました。両者に5ptプラスされます。


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