〜Dブロック3回戦試合模様〜
第1試合「凄井 宇座子 VS まい」
VS
前回渡嘉敷を返り討ちにしたとはいえ、この試合はMISOZI戦と同様、イマイチいつもの 強さが見られない宇座子。前半だけ見ればそこそこ互角の闘いなのだが、ブレーンバスター、 バックドロップも切り返され、ラリアットを2発喰らう始末。 そして開始6分でまいの必殺「マイ・ボンバー」を決められる。そして7分にも同技が炸裂。 完全にペースをものにしているまい。この直後宇座子が垂直落下式ブレーンバスターで ようやく調子を取り戻しかけたが、テキサスジャブ→リバースパワーボム、ジョニースパイク等も 決められフィニッシュ間近。 宇座子も全く反撃をしなかった訳では無いが、漬物石落とし、こんぴら山ジャーマンといった 十八番らしい十八番の技を見せられずに、テキサスジャブ→ジャーマンスープレックスで まいが勝利を決めた |
第2試合「MISOZI VS 渡嘉敷 マキ」
VS
手技を得意とする両者だが、前半を有利に進めているのは渡嘉敷。これといった相手の中技を 受けることなく、水車落とし、カウンターナックルパートと決めていく。 そして開始4分で早くも「皆殺しのトランペット」。MISOZIの意表を突いた。そしてコーナー串刺し ヒップアタックから、お馴染みの尻叩きアピール。すっかりこの大会で渡嘉敷のトレードマークとなった。 MISOZIも馬乗りナックルやサイドバスターで反撃にかけるが、カウンター裏拳、ロシアンフックといった 渡嘉敷の手技が次々に決まっていく。 開始8分、MISOZIがいきなりドクターボムを決め、反撃に出る。しかしすぐさま皆殺しのトランペットから 尻叩きを見せる余裕の渡嘉敷。MISOZIの怒りに触れたか、起き上がって再びドクターボム。 そしてもう一発ドクターボムが入り、急激な追い込み体勢に入るMISOZI。 これも2カウントで返し、渡嘉敷がカウンターナックルパートを決めるも今度はMISOZIが裏デスバレー からラリアットアタック→馬乗りナックル。怒りは頂点を極めた。が、これに慌てることなく渡嘉敷が ロープに振っての裏拳。起き上がらせてのロシアンフックでフォールへ。凄まじい勢いを見せた MISOZIであったが、これを返せず無念の3カウント。渡嘉敷がまいと並んで2勝目を上げ、首位に。 |