〜Dブロック3回戦試合模様〜

第1試合「凄井 宇座子 VS まい」

VS


前回渡嘉敷を返り討ちにしたとはいえ、この試合はMISOZI戦と同様、イマイチいつもの
強さが見られない宇座子。前半だけ見ればそこそこ互角の闘いなのだが、ブレーンバスター、
バックドロップも切り返され、ラリアットを2発喰らう始末。

そして開始6分でまいの必殺「マイ・ボンバー」を決められる。そして7分にも同技が炸裂。
完全にペースをものにしているまい。この直後宇座子が垂直落下式ブレーンバスターで
ようやく調子を取り戻しかけたが、テキサスジャブ→リバースパワーボム、ジョニースパイク等も
決められフィニッシュ間近。


宇座子も全く反撃をしなかった訳では無いが、漬物石落とし、こんぴら山ジャーマンといった
十八番らしい十八番の技を見せられずに、テキサスジャブ→ジャーマンスープレックスで
まいが勝利を決めた

×凄井 宇座子  対  まい○
12分37秒、ジャーマンスープレックス(勝利ポイント:6)



第2試合「MISOZI VS 渡嘉敷 マキ」

VS


手技を得意とする両者だが、前半を有利に進めているのは渡嘉敷。これといった相手の中技を
受けることなく、水車落とし、カウンターナックルパートと決めていく。

そして開始4分で早くも「皆殺しのトランペット」。MISOZIの意表を突いた。そしてコーナー串刺し
ヒップアタックから、お馴染みの尻叩きアピール。すっかりこの大会で渡嘉敷のトレードマークとなった。

MISOZIも馬乗りナックルやサイドバスターで反撃にかけるが、カウンター裏拳、ロシアンフックといった
渡嘉敷の手技が次々に決まっていく。


開始8分、MISOZIがいきなりドクターボムを決め、反撃に出る。しかしすぐさま皆殺しのトランペットから
尻叩きを見せる余裕の渡嘉敷。MISOZIの怒りに触れたか、起き上がって再びドクターボム。
そしてもう一発ドクターボムが入り、急激な追い込み体勢に入るMISOZI。

これも2カウントで返し、渡嘉敷がカウンターナックルパートを決めるも今度はMISOZIが裏デスバレー
からラリアットアタック→馬乗りナックル。怒りは頂点を極めた。が、これに慌てることなく渡嘉敷が
ロープに振っての裏拳。起き上がらせてのロシアンフックでフォールへ。凄まじい勢いを見せた
MISOZIであったが、これを返せず無念の3カウント。渡嘉敷がまいと並んで2勝目を上げ、首位に。

×MISOZI  対  渡嘉敷 マキ○
10分27秒、ロシアンフック→両手押さえフォール(勝利ポイント:6)

※Dブロックのベストバウト賞は「凄井 宇座子VS渡嘉敷 マキ戦」となりました。両者に5ptプラスされます。


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