決勝戦

ナマリーノがエルボースマッシュで正面からぶつかっていく。今回も気合い充分、コーナーに寄せて胸張り手の連打、逆コーナーでも張り手連打を見せていく。 一発の重みではＳＡＮＧＯが上回るか、セントーンやバックドロップできっちり借りを返す。
ハイペースのナマリーノ、クアラッシュを決めてからカウンターのウラカン･ラナでフォールに入る。この後ＳＡＮＧＯの足掛け延髄を喰らいつつ、ランニングでのフライングニールキック。 ＳＡＮＧＯもここからラッシュを仕掛けていく。ダイビングセントーン、回転地獄蹴り、そしてジャーマン。
ここからはＳＡＮＧＯが優勢に。キャプチュードから鋭いハイキック、そしてタイガードライバーでカバー。これはナマリーノが２．９で間に合う。 そしてナマリーノ、Ｉエッジで逆襲。このフォールもカウント２．９。さらにウラカン･ラナを狙っていくが、これをＳＡＮＧＯがテクニカルに丸め返し、カウント３が入った。

次鋒戦　ツジちゃん　ＶＳ　ＭＩＵ

今度は超新星軍のＭＩＵが前半から飛ばしていく。サッカーボールキック、ＳＴＦ、４分台では捻り式ベリートゥベリーからもＳＴＦを決め、動きを止めにかかる。 中盤からツジちゃんもペースを取り返しつつある。脳天唐竹割り、ステップキックといった中技からヒップドロップでフォール。リズムを掴みにいく。
そして試合終盤、それぞれの大技のぶつかり合い。ＭＩＵが捻り式ベリートゥーベリー→スクールボーイ。そしてジャーマンで追い込む。 ツジちゃんも元祖フランケンシュタイナーを２発。鶴の舞やモンキーフリップなどのコミカルさを見せつつ四の字ジャックナイフでフォール。カウント２．９合戦に。
今回クルックヘッドシザース、チャッキリストレッチ、腕極め首卍といったサブミッションを多く見せるツジちゃん。 それを耐えに耐え凌いだＭＩＵ、１５分が間近に迫ろうというところで必殺・入魂パワーボムへ。しかしツジちゃんウラカン･ラナで切り返す。この後ツジちゃんが地獄蹴りを見舞ったところで時間切れのゴングが。

△ツジちゃん　　対　　ＭＩＵ△
（１５分００秒、時間切れ引き分け）

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中堅戦　カゴちゃん　ＶＳ　ＡＹＡＮＯ

ＡＹＡＮＯ、開始直後ロープに振ると低空ドロップキックで牽制。ドラゴンスクリューも決め脚に狙いを定める。カゴちゃんもスピニングレッグロックで脚攻めを展開。 その後はカゴちゃんが前半を有利に押し進める。２分台でコーナー串刺しの浴びせ蹴り。
そして５分を過ぎてからもペースは変わらず。チンクラッシャー、サーフボードストレッチも決めていき、６分台ブロックバスターホールドでカバー。 ＡＹＡＮＯも高速ブレーンバスター２連発やフライングラリアットなどで反撃の機会を狙っている。そして試合は終盤へ。
ＡＹＡＮＯ、トペ･アトミコを誤爆し主導権を握れず。ヤイヤイヤーストレッチ、フライングクロスチョップと繋げていき７分台、カゴちゃんの必殺・ヤイヤイヤースタナーが炸裂。 飛行機アピールも見せ追い込み体勢のカゴちゃん、最後はドルフィンクラッチで３カウントを奪った。

○カゴちゃん　　対　　ＡＹＡＮＯ×
（１０分５６秒、ドルフィンクラッチ）

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副将戦　リカッチ　ＶＳ　速水・ナイスバディ・真子

序盤、真子が焦っているのか、ラリアットアタックをぶんぶん振りまわすように狙いにいくが、空を切り、延髄斬りもリカッチにかがんで避けられる。 フェイスロックなどで着実に攻めていくリカッチが前半をリード。ボディブローの連打、フライングニールキックが決まる。
パワーファイターである真子が、ロープに走ってのサンセットフリップを軽快に決める。反撃に移りたいが、同じ７分台にリカッチのリカスプロイダー１発目が炸裂。 さらに８分になろうというところでリカスプロイダー２発目が。いつも以上に連発で決めていく。
しかし真子もぶっこ抜きバックドロップでお返し。だがダメージが大きいのか、この後３発目のリカスプロイダー、そして旋回式ボディプレスで追い込まれる。 フィニッシュ寸前というところで真子がダイビングラリアットで逆襲に出るが、とにかくリカスプロイダーのラッシュが凄まじかったリカッチ、リカスプロイダー→フライングニールキックからのフォールでピンを取った。

○リカッチ　　対　　速水･ナイスバディ･真子×
（１１分２８秒、フライングニールキック→背面式片エビ固め）

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大将戦　ゴッツァン　ＶＳ　ＳＡＯＲＩ

準決勝戦の超新星軍ｖｓハロプロ５と同じ図式。これにＳＡＯＲＩが勝つと優勝決定戦に持ち込まれる。 これまでの勝利によって自信がみなぎっているのか、ゴッツァンこの試合も好調。足掛け延髄２連発や高速ブレーンバスターで中盤を一歩リード。ＳＡＯＲＩはブレーンバスター、サソリ固めで反撃の機会を伺う。
前回２試合を連続でこなしたため疲れが残っているのか、これ以降ＳＡＯＲＩが決定打を見出せない。 ５分を過ぎようというところでゴッツァンが串刺しボディスプラッシュからコーナーに登り、ムーンサルトプレスでフィニッシュ体勢に持ち込む。
６分台でゴッツァンがデスバレーボム。さらにジャパニーズレッグロール、スモールパッケージと連続でフォールを狙いにかかる。 ＳＡＯＲＩ、場外ブレーンバスターでゴッツァンを落とし、両手振りポーズで動揺を誘うが、大技にいけずデスバレーボム、セントーン･アトミコ、グラウンドコブラと繋いだゴッツァンがピンフォール。 自主興行でのファイモニ所属選手による優勝は、今回が初めてである。

○ゴッツァン　　対　　ＳＡＯＲＩ×
（９分４５秒、グラウンドコブラツイスト）

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３−１（１）でファイモニ特選隊の勝利


「鈍色５」優勝・ファイモニ特選隊
※背景のマッチョマン５人は優勝チームと一切関係ございません（笑）。

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