“厚顔の貴公子” ナルシス・ト・ダモーヌ 77年2月19日生
コミカル路線の多い怪変隊所属選手の中で、唯一の美男子ナルシストレスラー。 華麗に闘うことを誰よりも追求し、蹴り技と間接技を織り交ぜたファイトスタイルは 仏製・谷中充と言える。これだけの条件を兼ね揃えていて、なぜか女性人気が 薄かったりする。それは厚顔無恥な笑い方と、趣味が腹芸というのが原因だろう。
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“やぶれかぶれ珍獣” ビリー・ヴィリニ・ヤブーケ 67年10月8日生
それまでジュニア級を専門としてきた「怪変隊」の、ヘビー級第1号レスラー。 「物を破くのと強い者を破るのが大好き」という性格で、自らのコスチュームも びりびりに破いてしまうほどだ。戦術無用、標的めがけてひたすら突進しまくる 野人ファイトで強豪レスラーを次々粉砕、多くの団体でトップを張った男である。
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“腹黒原人” ゲン・シンジ 66年7月13日生
怪変隊所属以前からヤブーケとは“野人コンビ”として活躍。原始人を模した キャラクターとは裏腹に、流行技のスタナーを各種使いこなすという変わり者。 意外にも器用なレスリングテクニックで、パワーのヤブーケを大いにサポート。 今後はシングルプレーヤーとしても存在感を見せつけられるか、期待したい。
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“爆裂オジタリアン” タメゾウ 52年5月13日生
かつて1日に3回喧嘩を申し込むほどの仲であった息子のデルゾウが 怪変隊に参戦していると聞きつけて、後を追うように登場。既に一線を 遠退いた感はあるものの、無駄な小細工不要の豪快な力技と投げ技は 更に円熟味を増し、正規軍とも意気統合。重鎮の役割を果たしている。
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