あふたばんをお送りしています。次にご覧頂く試合では、ハロプロヤング王座の高橋愛が、
挑戦者・藤本美貴を相手に防衛戦に臨みます。

先日の特番(未放映)「アポイントメント・デイ」ではMIZUHOの挑戦を退けて初防衛を果たした高橋。
本格的にトップ戦線へ加わるためにも、この一戦は決して負けられない闘いとなるでしょう。




〜EPISODE−3〜

実況「藤本強烈なパンチのラッシュ!これには王者の高橋も、ひとたまりもありません。
解説「藤本がコーナーに登っているぞー。高橋、早く立ち上がるんだー。」

「高橋がこれに気付いた、自らもコーナーへ登ってー、雪崩式の体勢からIエッジだー!」
「すげー技だぜー。これで一気に高橋が形勢逆転だ。」

「カバーに入る、これは決まったでしょう。いや!2で返しましたよー!信じられません。」
「今のは完全に決まったと思ったが、藤本の目は死んでなかった。
なんてったって、王座がかかってるからなー。」
「セコンドにはコミッショナー・バシタカ氏も見守っています。」


「高橋がボディスラムから、コーナーへ登った。ここからフィニッシュかー?
ホッピーdeツイスター!完全な形で決まりました。今度こそ3カウントか!?」


「なんですかこれはー!?セコンドのバシタカ氏が藤本の腕を引っ張って
むりやりロープ際へもっていかせましたよー。これに気付いていないレフェリー、
ロープブレイクを言い渡しました。コミッショナーとしてあるまじき行為ですよ。」
「バシタカ氏が邪魔さえしなかったら、高橋の防衛は完全に決まっていたのになー。」

「先ほど藤本を救助したバシタカ氏、藤本に声援を送っているようです。
これを聞いて藤本、すぐさま起き上がってクローズラインを決めていったー!」


「さあバックを取って、Let’s Do 半回転!炸裂ーー!!
これは決まってしまうのか、いや、返しましたー!」
「王者の意地だ。あんなせこい手を使われといて、負けるわけにはいかねー。」

「再び藤本がバックを取りにいく、しかし高橋が取り返した、今度は高橋のタイガースープレックスー!
カウント入る、おっと、これも2カウントです!」
「しかし藤本もよく返したなー。本当に王座戦はすげー試合だぜー。」



「リングの外では、モー娘。の後藤と保田がバシタカ氏に抗議をしています。
バシタカ氏はまんざらでもない様子。」
「おい、高橋が飛ぶぞー!」

「トップロープからハリケーンラナー!これはどうだ、遂にカウント3が決まりましたー!
高橋愛、2度目の防衛成功。」


「コミッショナーの汚い援護を振り切り、高橋愛がハロプロヤング王座を守りましたー。」
「高橋よくやってくれたなー。藤本にスープレックスを決められたときは、
本当にやられるかと思ったぜー。」



○高橋 愛  対  藤本 美貴×
(12分53秒、高速ウラカン・ラナ)


「おっとモー娘。のメンバー達が、バシタカ氏をリングの中に引き入れて、多人数での
ストンピング連打ー!あっとしかしー、バシタカ氏が両腕をブラブラさせながら立ち上がっていく。

「再び矢口が攻撃を重ねますがー、しかしバシタカ氏には効いていない。
筋肉を鼓舞しながら矢口の方向を指差してー。」実況&解説「ハルクアップだーー!!!


「全くコミッショナーもやってくれるぜー。」

「これにあきれてモー娘。のメンバー達はリングの外へと去っていきます。」

バシタカ「ウ・タ・バーン!!



コミッショナーの介入により王座陥落の危機を迎えた高橋でしたが、
最後はハリケーン・ラナで勝利を決め、王座防衛を果たしました。

やりたい放題に暴れ回るコミッショナー・バシタカ氏。
この後の試合「後藤&保田組」対「MIZUHO&ソニン組」でも、
コミッショナー・バシタカ氏の介入は充分にありえるでしょう。

果たして試合後にバシタカ氏が選ぶのは後藤なのか、
それとも藤本なのでしょうか。続いての試合もお見逃しなく。」




〜EPISODE−4〜

実況「MIZUHOのラフ殺法に、後藤が捕まっています。そしてDDTで、後藤の動きが
完全に止まってしまいましたー。MIZUHO、立ち上がれない後藤へ容赦なくストンピングの連打。
解説「一見荒削りに思えるMIZUHOの攻め方だが、着実に後藤の体力を削っていく
有効な攻め方と言えるだろう。これも“容赦なき攻撃性”のお手本だ。」


「後藤はダウンしたまま。MIZUHOがソニンへ権利を譲ります。
代わったソニンも、ストンピングの連打を止めません。まさに容赦なき攻撃性を見せている
嫌モー。家コンビ、MIZUHO・ソニン組です。」


「おっと待ってください。バシタカ氏がまたリングの中に入りましたよー。
先ほどは藤本の危機を救ったバシタカ氏が、今度は後藤を自軍コーナー付近に
引きずり込みましたー。保田へタッチ成立。」
「やっぱりどっちも好きなんだろう。やり方は汚いが、どちらも勝たせてあげたいという
気持ちの表れだなー。」


「保田がヒザ蹴りの連打ー。2発、3発、ソニンの体が浮き上がりましたー。」
「それにしても保田のヒザ蹴りはすげー破壊力だぜー。カレー女も吹っ飛んじまった。」



「これにソニンがMIZUHOへ交代します。するとMIZUHOが保田にパンチのラッシュ。
腹部へのキックから、ダブルアームの体勢、シークレット・フェースが決まりましたー!」
「MIZUHOはもう勝負を決めるつもりだー。」

「カバーに入りますが後藤がカットに間に合います。そして、今度は保田が捕まえて、
お返しのK・デス・ウィンク!!再び後藤・保田組がペースを取り戻しました!」


「ソニンがコーナーに登ってなにか狙っているぞー。」
「カバーに行こうとする保田へソニンがミサイルキックで襲撃ー!後藤もリング内に入った、
後藤とソニンがやり合ってる中、MIZUHOはコーナーポストへ登って高々とアピール。」


「ここからなにを持っていくのか、あっとしかし後ろでバシタカ氏がMIZUHOの足を掴んでいる、
そして自らもコーナーに登った、ここからなんと、パワーボムの体勢。」
「やめろー、相手は女性だぜー。」

「雪崩式パワーボムーー!!保田がカバーに行く、これに気付いたレフェリーが
カウントを数える、後藤とソニンはリングの外、カウント3決まりましたー!」


後藤 ○保田  対 ×MIZUHO  ソニン
(16分04秒、片エビ固め)


MIZUHO「タカさんちょっとタカさんひどいじゃないですかー!どうしてアタシを
オチに持っていこうとするわけー?やられる役だったら他にいるじゃないですかー。」


バシタカ「おい、おまえそれよりも顔が乾燥して粉吹いちゃってるぞ。」

MIZUHO「そのネタはもうゆっちゃ駄目だってゆってるでしょー!?」




この闘いの結末は、予想通りのバシタカ氏の介入によって、
後藤・保田組の勝利となりました。結果が結果だけに、
「モー娘。」VS「嫌モー。家」による対決はこれからも続くと思われます。

さて、肝心の後藤が好きなのか藤本が好きなのかという問題は、
残念ながらバシタカ氏が何も言わないまま去ってしまったため、
答えを聞き出すことができませんでした。次回へ持ち越されることとなります。

それでは、今回のあふたばんはこのへんで。
司会はわたくしバーク・ドイロがお伝えしました。




戻る