「石川フラッシングエルボー2連発。うーんしかし保田に捕まり気味の状態が続きます。
一発何か大技が欲しい石川。」

「交代した中澤にジャンピングバックドロップ!ここからですね。」「はい、ようやく石川選手がペースを
取り戻しました。」
「おっとドロップキックは決まらない。」

「再びジャンピングバックドロップ!徐々に糸口が見えてきた。しかしなんと、中澤が両腕を取った、
リバースタイガードライバー!石川がピンチ。このままだと危ないですね。」「タッチしたいところですね。」
「どうにか加護へのタッチで逃げ切りました。」

「加護が風車式のバックブリーカー。そしてロープに向かって走る、ヒップドロップでカバー。
おっとカウントが危ない、中澤が3カウント寸前で返しました。」「こういう技でも入る可能性ありますからねー。」
「しかし起き上がった中澤がドクターボムで逆にフォールした。これもカウントギリギリだー。」

「代わった矢口が、袈裟斬りの連打。コーナーへ登ってウルトラタイガーアタック!そしてビッグバディボムで
矢口がカバーに入る。これは危ない!この技も一撃で決まるだけの威力はありますからねー。」
「ここから更に大技で繋げることが出来れば、矢口選手がかなり有利になりますね。」

「チンクラッシャーを決めて、加護が辻に交代。辻が地獄蹴りで反撃に出る!監獄固めで脚を極めていきます。
そして保田にローリングクレイドルを決めていく。やはり反撃のカギを握る存在というのが辻ですね。」
「そうですね、辻選手の頑張りによって逆転勝利を呼び込むという試合が今まで幾度と出ていますからねー。」
「保田もタイガードライバー。」

「さあ辻がスクリューハイキックから、ここでも監獄ロック。更にチャッキリストレッチへ移行する。
こういったグラウンドでのテクニックも辻には定評がありますからねー。」「こういうテクニックを持っていると
プロレスでは有利に試合を進めることが出来ますね。」
「はい。」

「そして保田が中澤に交代しました。先程までは石川組の劣勢だったんですが、それを辻が
見事に取り返しましたねー。」

「ムーンサルトキックから、ラ・ブファド―ラ!しかし中澤もリバースタイガードライバー。意地ですね。」
「彼女は非常に負けん気が強いレスラーですから、決して相手に油断をさせませんね。」

「辻が中澤にも監獄固めだ。これで3人立て続けに決めていきます。ここで今度は中澤がドクターボム。
カウントが入る、これはなんとか間に合いました。」「ちょっと辻選手が危なくなってきましたよ。」
「石川に交代します。」

「テキサスクローバーホールドでかなり苦しい表情を浮かべた石川ですが、おーっとリストクラッチの
リカッチスライダー!ここから回転エビ固めで丸め込む、これはどうだぁー!?」

「石川が後一歩の所まで迫りましたが、中澤が矢口へ交代が間に合います。
矢口がラリアットからガッツポーズを見せた、そしてロープに走ってセントーン!更にマリッペスリーパーで
絞め上げていく。」

「さあビッグバディボムでカバーに入る、これは決まったかぁー!?
返したー!これは石川よく返しましたねー。」「今のは決まっておかしくなかったですね。」

「石川が掴みに行くが、これは切り返された。おっと矢口が地団駄を踏みながら笑っている。
そしてコーナーに登ったー。ダイビングセントーン!!」

「タッグリーグ以降、ここのところは矢口にどうも元気が無かったんですが、この試合、声も良く出ていますね。」
「彼女は元気さが一番の良さですからね、非常に体調が充実しているでしょう。」

「石川がフライングネックブリーカー!そしてジャンピングエルボー!更に再びフライングネックブリーカー、
ここから回転エビ固めで矢口を丸めた。カウント2。」

「卍固めに入った!石川がギブアップを狙いにいく。これは矢口が自力で振り解いた。」

「石川エクスプロイダー!!実際のプロレスもそうなんですが、やはりこの技は決まった瞬間が
気持ちいいですねー。」「NOAHの秋山選手や新日の永田選手がこの技を多用しているんですけども、
女子ではこの、石川選手が綺麗なフォームで決めていますね。」
「そうですねー。今度こそは決まったか?
回転エビ固めでカバー。これも返した!」

「このまま石川が勝利をもぎ取るか!?ああっと、矢口がパワーボムの体勢、持ち上げた、これはまさかー!?
あースーパー・マリッペ・ダイナマイト!!矢口にはこの技がある!」

「カウントが入る、あーこれはカウントが決まってしまったー。全く最後まで目が離せない、
激しい肉弾戦の攻防を制したのは矢口!
「いやー激しい試合でしたね。それぞれが大技を披露し合いましたから。お腹いっぱいです。」
「“教育娘。チーム”が“生意気娘。チーム”との抗争に一段落ケリをつけました。」

×石川  辻  加護  対  中澤 ○矢口  保田
(24分53秒、スーパー・マリッペ・ダイナマイト)

〜その他の試合結果〜
第1試合・シングルマッチ
×松浦 亜弥  対  平家みちよ○
(12分11秒、逆エビ反り固め)
ハロプロの若手ホープNo.1の松浦がローリングエルボー、ダブルアームDDTで
後一歩まで追い込んだが、冷静に受け止めた平家が安定した大技の連繋攻撃から
逆エビでギブアップを奪い、キャリアの差を知らしめた。

セミファイナル・タッグマッチ
飯田 ○石黒  対 ×リキ  真鬼
(20分31秒、逆さ押さえ込み)
リキの激しい反撃を耐え凌いだ飯田・石黒が、持ち前の力技の連打で
チャンスをものにして勝利。トーナメントでの借りを返すことに成功した。