第8回「ありがとう大明神、さようなら大明神。」


6期メンバー公開スパーリング

「亀井 絵里、田中 れいな、道重 さゆみ」

デビューが待たれる6期メンバーの3人がファイモニリングに初登場。



ハンディキャップマッチ・30分一本勝負

「石川 梨華」VS「中澤 裕子&矢口 真里&吉澤 ひとみ」

自意識過剰な行動により孤立無援となった石川。
同期の吉澤も敵に回し、無謀のハンディキャップ対決。




SPEED復活記念8人タッグマッチ・60分一本勝負

「島袋 寛子&今井 絵理子&上原 多香子&新垣 仁絵」
VS
「ミカ&加護 亜依&辻 希美&高橋 愛」

伝説のアイドルグループが再び集結!
新生ミニモニ。との8人タッグ対決。



保田卒業記念試合・5人組み手

「保田 圭」
VS
「小川 麻琴、新垣 里沙、紺野 あさ美、藤本 美貴、バシタカ」

女優を志して先月モー娘。を卒業した保田を祝し、後輩の面々
そしてキャラ立ちに大きく貢献したバシタカがリングで激突!



司会・伊智宏武(PXTVアナウンサー)
ゲスト・ソージー富沢、ジャビット関野





6期メンバー公開スパーリング

「亀井 絵里、田中 れいな、道重 さゆみ」



伊智「こんにちは!ひさびさのファイモニアワーは、保田卒業特集でお送りいたします。司会の伊智宏武です。まず最初にお伝えするのはファイモニリングに初お目見えとなる6期メンバー3人の、公開スパーリングです。そして今3人が花道の奥から入場してきました。手前から亀井、田中、道重の順にリングイン。」


伊智「ロープの反動を確認するなど軽いウォーミングアップ。3人とも初めて大観衆の前でリングに登場ということで、それなりの緊張はあるかと思いますが、表情は比較的落ち着いているようです。さあ、スパーリング開始のゴングが鳴らされました。

まずは、亀井と田中によるグラウンドの攻防。亀井の首投げを、田中がヘッドシザースに返す。そして逆に田中が首投げを決めていく、これを亀井がヘッドシザース。これを解いて距離を取った。会場から拍手が巻き起こります。道重は2人の様子を伺っている。」


伊智「亀井の逆水平、田中がエルボーで打ち返す、そして組み合って力比べだー。道重はまだ様子を見ています。レフェリーが試合に参加するよう注意を促す、ここでようやく2人の間に割って入りました。亀井が田中をブレーンバスターの体勢に持っていく、これに道重が加勢して、ダブルでいくかー?これは田中が2人まとめて蹴散らしました。気合い充分であります。」


伊智「・・・おっと会場に音楽が流れ出しました。この曲は・・・?」

















伊智「ソニンの“東京ミッドナイトロンリネス”です!そして花道からソニンがやって来ました!これまでモー娘。本隊とは何かと衝突がありましたソニン、今回6期メンバー3人のスパーリングに突如乱入し、一体何をしようというのか。リング上では、6期メンバーの3人がじーっと睨み付けます。もはや一色即発のムードか。ソニンはこれに対し、いたって晴れやかな表情だー。さあマイクを取った。」


ソニン「皆さんおひさしぶりでーす!この度わたくしソニンが、念願の初アルバムを発売いたしましたー!ありがとうございまーす!タイトルは、“華”です。皆さん是非買ってくださーい!
売れてくれなきゃ、困るんです。



伊智「何かと思ったら、目的はアルバムの宣伝だったようです。最後の一言は、賛否両論がありそうですねー。事務所の嫌らしい戦略が浮き彫りになっています。宣伝を終えると、ここでソニンが早くも退場します。6期メンバーの3人は何事もなかったように、スパーリングを続行。


・・・おっとー!?またなにやら音楽が流れ始めました。これは・・・?ZONEの新曲ですねー。タイトルはわかりません。(←恥)ということは、今度はMIZUHOが入場してくるのでしょうか。」















伊智「やはりMIZUHOです!ソニンと入れ替わるようにリングへ入場し、コーナーポストへ登って観客を煽る。そしてマイクを持ち出しました。」


MIZUHO「今日はあたしの出番ないじゃないのー!あたしの事忘れてるんじゃないのー?毎回オチに回してたくせにー。」


伊智「結局MIZUHOはオチに回されることを望んでるようですねー。このマイクアピールに、6期メンの3人はどう動くか。3人がアイコンタクトを取って、おっとMIZUHOを3人がかりで襲撃だー!MIZUHOも必死に抵抗しますがー、3人が相手では分が悪いか。タコ殴りを浴びて仕方なくリング下へ引き下がります。」


MIZUHO「なによもう誰も助けに来てくれないのー?うちのメンバーは皆テレビであたしの姿を見て楽しんでるってゆうし。もうなによー、もぉ・・・ううぅ・・・・・・・・・・・。」


伊智「自分の運命に、半べそをかいて悔しがります。サキッチョが濡れてしまっては話になりません・・・。で、ではっ、クスッ(笑)、スパーリングも一段落着きましたので次の試合に移りたいと思います。」





ハンディキャップマッチ・30分一本勝負

「石川 梨華」VS「中澤 裕子&矢口 真里&吉澤 ひとみ」



伊智「前回、そのエゴが最高潮に達しパートナー吉澤の怒りを買いました石川。入団当初から続いた吉澤との絆は遂に崩壊し、本来タッグマッチとして組まれていたこの試合は1対3というハンディキャップマッチに変更。こんな局面においても石川は「何人束になってもわたくしの美しさにはかなわないわ」と開き直りのエゴ。ますますモー娘。本隊との溝は深まっています。

この試合のゲストはヤモリさんのモノマネでお馴染み、その他にも数多くのレパートリーを持ち、本物と聞き分けがつかないほどの驚異の声マネで一世を風靡している、ソージー富沢さんに来て頂きました。ヤモリさん、よろしくお願いしますー。」

ソージー(ヤモリ)「はいよろしくー。髪切ったぁ?」

伊智「あっ、はい、先日床屋へ行きました。」

ソージー(ヤモリ)「あーそぉ。肌白いねぇー。」

伊智「生まれつき色白なもんで。」

ソージー(ヤモリ)「あーそぉ。料理とか自分で作ったりするの?」

伊智「はい、よく七輪でサンマ焼いたりします。」

ソージー(ヤモリ)「サンマはねぇー、七輪でやんないほうがいい。すぐ焦げるから。」

伊智「たしかに焼き加減が難しいですねー。」

ソージー(ヤモリ)「まあ焦げてもうまいっちゃうまいけど。じゃ、一旦コマーシャル。」

伊智「これから試合なんですけど?」

ソージー(ヤモリ)「あーそぉ。」

伊智「スタートしました!3人チームの先発は中澤、しかし、やはり石川は相手と組もうとしません。距離を取って、観客にアピールだー。これに、エプロンの矢口と吉澤がリングイン、石川を捕まえに行きました。2人が石川を羽交い締めにしておいて、中澤の強烈なナックルです!鉄拳制裁が火を吹きました。」


伊智「これまでのうっぷんを晴らすべく、3人がやりたい放題。コーナーへ寄せて、矢口と中澤のハイジャックパイルドライバー。さらに、今度は吉澤も加わってトリプルパワーボムだー!すでに石川は虫の息か。亀瓶さん、これを見ていかがですか?」


ソージー(亀瓶)「ええわ、ものすごいええわ。ものすごいおいしいとこもってってるー。俺ももっとおもろなりたぁーい!」

伊智「板城さんはどうですか?」

ソージー(板城)「ほんばにね、ほんばにね。俺の人生と一緒や。」

伊智「阿相さんは?」

ソージー(阿相)「なんだかな、んーなんだかな。酒が欲しくなるな。」

伊智「中澤がフォールに行った、これは決まったか?いや、なんと石川が返しました!仁助さん、この頑張りを見ていかがですか?」

ソージー(仁助)「我々スタッフ、一生懸命応援しました。そしたら石川さん、返しましたよ。」

伊智「増村さんは?」

ソージー(増村)「ハイハイー!ハイハイー!ヨッシャヨッシャー。バウバウ。石川さんすごいですよー本当に。」

伊智「中澤が起き上がらせて、ドクターボムの体勢、しかし体勢を入れ替えた石川がリカスプロイダーだー!矢口のラリアットをかわしてリカスプロイダー!さらに吉澤のフロントキックもかわした、トラースキック。そこから3発目のリカスプロイダー!なんとたった1人で3人を連続して投げていきました。3人とも場外にエスケープ。リング上は石川が占拠、これで思う存分に観客へのアピールだー。」


伊智「リング下では・・・?なんと!?さきほどの6期メンバー3人が中澤を袋叩きにしている!これはどうゆうことなんだ!問題児と評判の6期メンバー3人、この暴動によりその問題児ぶりは露となりました。これに矢口と吉澤が詰め寄る、しかし一足先にリングの中に入った。リング上、石川が6期メンと今握手を交わしました!これにより試合はノーコンテストです。」


石川  対  中澤  矢口  吉澤
(5分38秒、乱入によるノーコンテスト)


伊智「いやー、これには驚きましたねー。これにカンカンの矢口がリングの中に入った、しかし田中と道重が、ダブルのドロップキックで再びリングの外へ落としました!そして6期メンと石川が何か喋るようです。」


石川「さすが6期メンバーは見てるところが違うわぁー。更年期のオバさんなんてほっといて、わたくしチャーミーの若くて美して華麗なる闘いの美学を学ぶのよぉー。」


亀井「はい、石川さんがモーニング娘。の中で一番綺麗で可愛いと思います。」

田中「自分が一番だと思っている石川さんが大好きです。わたしも将来石川さんのような人になりたいです。」

道重「えーと石川さんに、ずっと、付いていきます・・・。」


石川「それじゃあ皆さん、これからもわたくしチャーミー石川と、6期メンバーの3人をよろしくお願いしますねー、チャーオー!チャッチャチャチャッチャ、チャッチャチャッチャッチャ、チャッチャチャチャッチャチャ、ウゥーッ、マンボォー!!」


伊智「6期メンバー3人が石川に加勢し、また新たな闘いが始まろうとしていますファイモニのリング。この試合のゲストは伊堂二郎さんでしたー。」

ソージー(伊堂)「わりーねわりーね、ワリーネ・デードリッヒなーんちゃってねー。ズンッ!」





SPEED復活記念8人タッグマッチ・60分一本勝負

「島袋 寛子&今井 絵理子&上原 多香子&新垣 仁絵」
VS
「ミカ&加護 亜依&辻 希美&高橋 愛」



伊智「続いての試合は、再び復活を果たしたSPEEDのメンバー4人と新生ミニモニ。のメンバー4人による、8人タッグマッチです。ファイモニのリングへはひさしぶりの登場となるSPEEDの4人。保田のインパクトに飲み込まれぬよう、ブランクを感じさせないファイトを期待したいところです。この試合のゲストは格闘通としても有名な正真正銘の一流芸能人、ジャビット関野さんです。関野さん、よろしくお願いします。」

関野「よろしくお願いしまーす。(拳法の動きを見せて)ハァー・・・・・・!!」

伊智「関野さんはこの8人の選手の中で、どの選手に一番注目していますかー?」

関野「そうですねー、僕はSPEEDのメンバーの中では多香子ちゃんが一番好きなんですが、ミニモニ。の高橋さんなんかも注目したいですねー。彼女はバレエで鍛えてただけあって、大腿二頭筋が美しいんですよー。」

伊智「(大腿二頭筋ってどこだろう・・・)そうですねー。関野さんご自身も自宅でサンドバックの練習は欠かさないそうですね。」

関野「はい、女房にも相手にされず一人寂しくやっております・・・。上から落ちるローキックをマスターしたいんでねー・・・。」

伊智「なるほどー。では、試合が始まりますので見ていきましょう。SPEEDチームの先発は島袋、ミニモニ。チームの先発はミカです。さあゴングが鳴らされました!

ツープラトン攻撃などといった大きな動きもなく、両チームが順序良くタッチを交わし前半が過ぎていきます。加護から高橋へ交代、上原は新垣に交代しています。加護と高橋が、上原が間合いを離したスキを狙って新垣に3−Dだー!ここで初めて合体技がでましたー。そして、さらにダブルのドロップキック!加護と高橋が息の合ったコンビネーションを見せています。」


伊智「SPEEDチームは島袋に交代していますが、高橋が有利に進めています。スピンキックそしてバックを取った、ここで早くもタイガースープレックスでフィニッシュかー!?カウントは2です。この8人の中で最も経験が浅い高橋が、大先輩の面々を相手に大奮闘。中嶋さん、高橋選手の活躍を見ていかがですか?」

関野(中嶋)「ウルフですかあ?実にナイスな仕上がりと申しましょうかあ、新人のルーキーということで最後までネバーギブアップしない、いわゆるメイクミラクルを期待したいですねえ。」

伊智「高橋の勢いを止めようと、島袋がスパインバスター。そして上原に交代。お返しとばかりにダブルのドロップキックを高橋に決めていきます。」

関野(中嶋)「上原くんもねえ、完封勝利狙って欲しいですよお。」

伊智「SPEEDチームの反撃が開始されています。上原と今井が、ダブルのブレーンバスターでミカを場外へ投げつけました。そしてリング内では今井が辻に延髄斬り!辻が加護を呼び込んで合体技を狙いますが、今井がこれを阻止した。加護にパイルドライバーを決めて、ミニモニ。チームの他の3人を挑発している。そして腕ひしぎに入った、反射的に他の3人がカットに入ります。

すると今度はミニモニ。チームの反撃だー!ミカと高橋のパワーボム+ネックブリーカー。さらに加護が今井を捕まえて、あいぼんばすた〜です!タッチした上原へも剃刀ブレーンバスター。しかし、この間今井が旋回式ボディプレス!これで形勢逆転か、上原が踏み込み地獄突きからコーナーへ登った、スーパーダイビングヘッドバット!そのまま三角絞めに入ります。」


関野「俺も落とされたい・・・。ダメなオヤジですいませんねー。」

伊智「いえいえ、男なら誰しも思う願望ですからー。」

関野「いっそこのリングになって、彼女達に踏まれ続けたいですねー。」

伊智「ははは・・・。(そろそろウラ関野が見え始めてきたのかな・・・。)加護が入ってきたミカと、パワーボム+ネックブリーカー。だいぶ試合展開も混沌としてまいりました。交代したミカが、新垣にアロハクラッシュ(リバースDDT)を炸裂させたー!起き上がらせるとNo,Noのポーズ。まだまだ攻撃は終わらない、回り込んで捻り式のバックドロップだー。そしてラリアットから、フォールに行った。これはSPEEDチームの3人がカットに入る、まだ試合は終わりません。

8人全員が入り乱れるリング上、誰に試合の権利があるかもわからなくなってまいりました。加護はそんな中飛行機ポーズで余裕を見せている。今井は、辻に高速のバックドロップ。一段落着くと、上原がミカを肩車の体勢、これは珍しい。島袋がコーナーへ登って、スカイハイミサイルキックを決めたー!そして上原がフィッシュストレッチスリーパーに絞め上げる、これでギブアップか!?うーんまだ決まりません。こすぎさんとビーコさん、この闘い見ていかがですか?」


関野(こすぎ)「なにがなんだかわけわかんなくなってきちゃたわぁー。」

関野(ビーコ)「アンタなんかにわかるわけないじゃないのぉ、単なる映画好きなオカマなんだからぁ。」

関野(こすぎ)「アンタだってオカマじゃないの!そうゆうアンタはわかってんのぉ?」

関野(ビーコ)「オカマにオカマなんて言われたくないわよ!」


伊智「お二人とも喧嘩はほどほどに・・・あはは・・・。まだまだ混戦が続きますリング上。リング内では辻、加護、高橋が今井を3人がかりで攻撃、一方リング外では島袋、上原、新垣が3人でミカに食いついていきます。そして、ここでようやくリング内は二人に戻りました、上原と高橋です。先ほどホッピーdeツイスターも見せた高橋が、ここでIエッジを決めていった!フライングニールから、2度目のIエッジ!そしてスワンダイブ式のニールキック!しかし上原もビクトル膝十字に捕らえている!このあたりは冷静です上原。」


関野「二人の技の掛け合いはたまんないですねー、もれー・・・。後でこの試合を録画したビデオテープ、ダビングして頂けないですかねー?高橋さんがニールキックを決める直前の脚の開き具合をコマ送りで見てみたいんでー、もれー・・・。」

伊智「はい、手配させて頂きますんで、家でもファイモニの試合を存分に楽しんでください。(その映像を“ウラ関野TV”で早速紹介するんだろうなあ・・・。)再び混戦となりましたリング上、SPEEDチームが加護を太鼓乱れ打ち!そして今井が高橋にパワーボムの体勢、これは高橋がウラカン・ラナで返しました!この試合大活躍の高橋。


混戦がおさまると、ネックブリーカーからクアラッシュ。そしてエプロンへ・・・これは今井が羽交い締めに捕らえた!しかし上原がグロッキー状態、高橋が自力で振り解いて今井を場外に落とした!上原の低空ドロップキックは、一歩出遅れてヒットならず。」

伊智「しかしこれにとどまらず、上原がローリング袈裟斬りチョップから、ダイビング延髄ニードロップ!そして膝十字に持っていった、これで今度こそギブアップを取れるか、カットには入れませんミニモニ。チーム、島袋と新垣が辻へWドロップキック!場内は高橋コール、このサブミッションを絶え凌ぐことができるか!?自力で脱出しました!

すると、高橋がガッツポーズ、ここからフィニッシュへ持っていくのか?上原の脚を捕らえてドラゴンスクリュー!上原には散々脚への攻撃に苦しめられました高橋。・・・おっと?今のはちょっと上原の倒れ方がおかしかったようです。受け身を誤ったのでしょうか、上原が脚を押さえたまま起き上がれません・・・。そのまま高橋が四の字に持っていきー、SPEEDチームがカットに入ろうとしますが、あーっと!上原が先にタップを告げましたー。」


島袋  今井  ×上原  新垣  対  ミカ  辻  加護  ○高橋
(25分11秒、足四の字固め)

伊智「最後はちょっと後味の良くない結末となってしまったんですが、8人タッグならではの派手なチームプレーも色々と見られましたこの試合、関野さん終わってみていかがですか?」

関野「最初から最後まで多香子ちゃんと高橋さんの美脚に釘付けだったんですが、加護ちゃんの二の腕もプルンとしてていいですねー。今日はいいもん見させてもらいましたもれー。早速家帰ってこの試合のビデオを堪能したいと思います。あっ、私のやってる“ウラ関野TV”に使わせてもらっていいですかー?」

伊智「(あっ、やっぱり言った。)はい、どうぞどうぞー。というわけでこの試合のゲストはジャビット関野さんに来てもらいましたー。どうもありがとうございましたー。(しまった、全然格闘技の話聞いてない・・・。)」





保田卒業記念試合・5人組み手

「保田 圭」
VS
「小川 麻琴、新垣 里沙、紺野 あさ美、藤本 美貴、バシタカ」



伊智「今回のファイモニアワー、いよいよ最後の試合です!女優を志しモー娘。を卒業した保田、この晴れ舞台で今、何を想うんでしょうか・・・。保田卒業記念試合・5人組み手がまもなく始まろうとしています・・・。試合の前に、保田がマイクを取りました。そして、音楽がかかりだしました。どうやら自ら歌うようですねー。この曲は・・・?









“天城越え”です!!うたばんにおいてもこの曲で自慢の喉を披露しました。女優より演歌歌手やった方がいいんじゃないかという声もちらほら聞かれています。では、聴いてみましょう。」










保田「♪隠しきれない・・・・・・・・残り・・・・・香・・・・・・・・・が・・・・・・、あ、あれっ?」







保田「なんで照明落ちるんですかぁー!!えっ?もう終わりぃー?せっかくこの日のために練習したのにぃー。」



伊智「うーん、保田さんの美声が聴けなくて残念ですねー・・・、なんて・・・・・・・・・。では、相手を務める選手5人の入場です。」

伊智「おや?5人目のバシタカ氏が出てこないようです。やはり多忙なスケジュールに追われてこの試合の参加はならなかったのでしょうか。バシタカ氏を除いた4人が、今リングの中に入りました。」


保田「あれタカさんいないなー・・・・・・・・・・。なんでだろう・・・?」






小川「なんでだろう?」





新垣「なんでだろう?」





紺野「なんでだろう?」





藤本「なんでだろう?」


伊智「これはどっかで聞いたフリですが・・・。もしや?」


















?「ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャカジャカジャカジャカ・・・・・・・・・・・・・」











伊智「やっぱりあれだー!!なんとバシタカ氏が人気お笑いコンビ“レツandトヨ”を引き連れての入場です!」






レツandトヨandタカ「♪なんでだろ〜 なんでだろ〜 なんで〜だ なんでだろ〜〜〜」


レツ「“ファイモニ/パロジェクトX”の、なんでだろ〜!(ジャジャジャジャンッ!)」











トヨ「♪オーナーは社長なのに〜、ファイプロZ買うのためらってるのなんでだろ〜」


レツ「♪なんでだろ〜」


トヨ「♪団体総巡り計画パロジェクトXなのに〜、団体を総巡りしてないのはなんでだろ〜」


レツ「♪なんでだろ〜」


トヨ「♪オーナーは現在就職活動で忙しいはずなの〜に〜、こんなの作ってる暇があるのは〜・・・、なんでだろぉ〜・・・・・・・・・・」


レツ「♪なんでだろぉ〜・・・・・・・・・・」





レツandトヨ「♪なんでだろ〜 なんでだろ〜 なんで〜だ〜 なんで〜だ〜 なんで〜だろぉ〜お〜 おぉ〜おぉ〜お〜おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ・・・・・・・・・・・・・・・・ジャンッ!)ありがとうございました〜。」


伊智「会場は大喜びです!しかし、オーナーは今頃頭を痛めていることでしょう。いや、そんなことはないか。・・・では、これから始まる試合を見ていきましょう。最初に相手となるのは小川麻琴です。ゴングが鳴りました!・・・・・・・・って?・・・・・ああっと!!これは5人同時に参加するハンディキャップマッチだったようです!これは保田であっても醜い試合形式だー!卒業記念試合もやっぱり保田はこの扱い!」


保田「ちょっとタカさーん!こんなの無理に決まってるじゃないですかぁー。なんでこんなことやらすんですかぁー。」


バシタカ「お前には5人一度に倒せるウィンク攻撃があるじゃねぇかよ。」


保田「そんなんで倒せるわけないじゃないですかぁー、パチッ♪」








小川&新垣&紺野&藤本&バシタカ「オェ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!












保田「ホントに倒せちゃったー・・・。」



伊智「なんと絶体絶命かに思われた保田がウィンク攻撃1発で5人を失神!レフェリーが5人に戦闘意欲があるかどうか確認します。おっとレフェリーもだいぶ巻き添えを喰らっているようですねー。状態を伺う目が虚ろになっています。わたしもなんか喋ってるうちに吐き気が・・・・・・。もうだめ・・・・・・。

・・・・・こ・・・、この試合はレフェリーストップ・・・、いや、レフェリーもストップしてしまい試合は続行不可能となりました・・・。保田の卒業を記念すべき試合が、とんでもない結末を迎えてしまいました・・・・・・・・(オエッ)・・・・・・。で、では・・・このへんで・・・・・・・。実況はわたくし・・・伊智・・・宏武が・・・・・・お送り・・・・しました・・・・・・。ではまた・・・・・・・・(オーエッ)・・・・・。(実況なのによくやるな、こんな仕事・・・。)」


保田  対  小川  新垣  紺野  藤本  バシタカ
(3分16秒、レフェリーもストップ)










保田「ちょっとぉー!皆このまま帰っちゃうのぉー?花束贈呈とかそういうのないのぉー?誰も聞いてないよぉー・・・・・・・・。お客さんまで帰ってるじゃないですかぁー!(実況席に行き)ちょっとアナウンサーの方までひどいじゃないですかぁー、ブー。」

伊智「(プロデューサーの指示を聞き)あ、はい、わかりました。次は名古屋での中継ですね。(俺も無視してるよ!)」



戻る