以前にお互いが意見の衝突により激しい口撃を繰り広げていた石川と矢口。 現在ではすっかりそれぞれの意見を受け入れることができるようになり、 二人の関係は修復したと誰もが思っていたことでしょう。 しかし石川がキャスターを務めている情報番組で、その悲劇は起きました。 その日、石川は休業、代わりに矢口と安倍がパーソナリティーとなって 番組を盛り上げている中、矢口が石川の写真パネルを押し倒しのです。 やはり未だに、キャピキャピと愛想を振る舞っている石川の態度が 気に食わないのでしょうか。これに激怒した石川、矢口とのシングルでの対決を 再び申し入れました。それではその試合の模様を、ご覧下さい。 |
実況「矢口のラリアットをかわした、そしてクラッチの体勢からリカスプロイダー! 観客の声援に石川が笑顔で応えます。」 解説「こんなに可愛らしい女の子が気に入らないなんて、俺にはさっぱりわからんなー。」 「人間相性の良し悪しがある程度でてくるのはしょうがないですよー。」 「2発目のリカスプロイダーを狙うが、これは矢口がエルボーで阻止。 腕を捕らえて脇固めにもっていきます。」 「石川がサードロープに逃れました。しかし矢口が腕へのストンピングを連打。 石川の腕を徹底的に痛めつけます。」 「可愛そうで見てられないなー。アイドルなんだからもう少し手を加減して欲しいよなー。」 「アイドルでもプロレスラーなんですから!そんなこと言ってられませんよ。」 「レフェリーがカウントを数えても矢口は手を止めません! 遂にはレフェリーを突き飛ばしました!」」 「レフェリーがいちいち割り入ってくるからこういうことになるんだぞー。」 「矢口が石川をコーナーに振った、しかしジャンピングニーを石川がかわしたー。 逆に矢口がコーナーへ激突!」 「そしてバックを取った石川、フルネルソンからドラゴンスープレックスホールド! しかしカウント2で矢口が間に合います。」 「石川がロープに走るしかし矢口がカウンターでのスパインボムー。 接戦を展開しています両者。」 「矢口がフロントヘッドロックの体勢から、マリッペスパイク決まりましたー! そしてそのままマリッペスリーパーにもっていくー。」 「今のは強烈だったなー。もう技を解く気力も底を突いただろー。」 「あー!なんとセコンドについていた藤本美貴がリング内に乱入! 背後から矢口を攻撃して石川のギブアップ負けを阻止しましたー。」 「全く争いが絶えないなー。プライベートではお互い仲良くやってるんだろーけど。」 「そして先程試合を終えた松浦亜弥も再びリングの中へ! 藤本が矢口を羽交い締めにしておいて、松浦のレッグラりアート炸裂ー!」 「ここでレフェリー、試合を止めさせてゴングが鳴りました!またしても選手の乱入により ノーコンテストという結果になりました。」 「矢口と石川の対決は、また次の試合のときまでお預けということだなー。」 (15分52秒、ノーコンテスト) 矢口「松浦と藤本ー、私に何の恨みがあるってーのー?」 松浦「矢口さん大好きですよぉー。でも私が一番好きなのはぁー、 (両手の親指を自分の胸部に向けて、観客も一斉に)あ・や・やで〜〜〜すっ!!」 「松浦のあややアピールに観客も大熱唱!相変わらず凄い人気です。 だからといってあなたまで参加することないでしょー。」 「好きなんだよー!」 藤本「矢口さん、やっぱり近くで見てみるとちっちゃいですねー。でもかわいいですよー。」 「ちっちゃいのは分かったから、かわいいのは分かったからもうとっとと帰ってー。」 MIZUHO「ちょっとちょっとー、わたしにも参加させてよー。」 「ここで再び下克上女のMIZUHOがリングに姿を現しましたー!」 「結局は輪の中に入りたがってるんだろー。」 「あんたはいーの!ほら松浦と藤本も協力して。」 松浦&藤本「はーい。」 「なんと今矢口と対立していた松浦と藤本が、協力してMIZUHOを押さえにかかりました! 「昨日の敵も今日は味方だなー。」 「トリプルパワーボムでMIZUHOを撃墜!あっけなくMIZUHOは会場を去ってゆきます。」 「ったくもー!!なんでまたあたしをオチにもっていくわけー?ほんとムカつくー。」 |
矢口と石川の因縁の対決の最中に藤本と松浦が乱入。 また新たな遺恨が生まれたかと思いきや、今度はMIZUHOが再度乱入。 やりあっていた矢口と藤本・松浦が協力してMIZUHOを撃墜と、 この試合、短い時間内で目まぐるしい構図の入れ替わりを見せました。 一体この後はどんな抗争劇が生み出されるのでしょうか。 さて次は“自称・善のオーナー”イチヒロが、リングへ再び登場します。 前回は下らないアメプロパクリギャグによって、中澤達に完膚無きまで 叩けのめされたイチヒロ。それに懲りず、今度は何を言いたいのでしょう。 その一部始終をご覧下さい。 |
オーナー「(アゴを突き出して)元気ですかーーーー!!元気があれば何でも出来る。 元気があればホームレスも出来る。現金があれば何でも出来る。 元気があっても交流戦は他団体まかせ。」 実況「前回と同様、声援ともブーイングとも取れない不思議な空間を醸し出しているオーナー・イチヒロ。 タコ殴りにされても懲りていないのでしょうか。そして又パクリギャグを繰り広げるのでしょうか。」 解説「同じネタをやっても観客は満足しないことは知っているのだろーな?」 オーナー「今日は観客の皆様に伝えたいことがあります。それは・・・・・・・・・・・・・、なんだっけ?」 観客「ズテッ。(こける音)」 実況「自分が言いたいことを忘れたオーナー。観客も思わず腰を抜かしました。」 解説「これも台本通りなんだろー?」 オーナー「それは、我がパロジェクトX主催による交流戦を、久し振りに行ないたいと思います!」 「今の聞きましたかー?試合レポートを書く気力がなくなったと、自ら交流戦を遠ざけていた オーナー・イチヒロが、ここでまさかの交流戦開催の発表ですよー。」 「また無茶なこと言ってるなー。やる気に根気が追いつかないことは、何度も承知しているはずだぞー。」 オーナー「今回は単発興行です。そして僕がノミネートしたパロジェクトXの選手、チームの対戦相手は 他団体オーナー御自身が相応しい相手を決めて頂きます。それと今回は、男子・女子合同で 興行を行います。詳細は後日、発表いたします。」 「どうやら今回の開催は真剣にやるようですよー。」 「理不尽なマッチメークでも考えてるんじゃないのかー?」 「そんなことをするオーナーじゃありませんよ!“自称・善のオーナー”なんですから。」 「“自称”、だろー?」 |
再びウケ狙いでリング上へやって来たのかと思いきや、 今回は思ってもみない、パロジェクトX交流戦の開催知らせでした。 果たしてオーナーは、この仕事を最後までやり遂げられるのでしょうか。 それでは今回のライブヤイヤーはこのへんで。 司会はわたくしミナサン・コンチワーがお届けいたしました。 |