| −イロモノ編・予選２回戦− |
−イロモノ編・予選２回戦−
| 〜第１試合〜 大木千佳代 ＶＳ しずかちゃん |
| １回戦ではファイモニの若手・ナマリーノから完全勝利した大木千佳代、大会にかける意気込みは尋常でないことを証明。しずかちゃんも体調は万全、技巧派対決の期待も高まります。 試合を有利に進めているのは大木。コーナーでのストンピング連打や引き起こして袈裟斬りチョップを決めるなど、やる気充分。そして開始４分で河津掛けフェイスバスターから極楽固めに繋ぎ、リードを広げます。 |
| さらにジャイアントＤＤＴを決めると、ロープへ走ってのヒップドロップでフォールへ。カウント２が入り、しずかちゃんが追い込まれます。この後も大木ペースが続き、カウンターから電光石火の脇固めへ。ギロチンピースクラッシャーから２度目のヒップドロップ。 防戦一方のしずかちゃん、コブラツイストを２回決めようやく反撃のチャンスを呼び込もうとしますが、この後河津掛けフェイスバスターを２度も仕掛けられてしまい、大木ペースは変わりません。そして８分台には大木の一八番「椿の舞い踊り（ローリング袈裟斬りチョップ）」も飛び出します。 |
| このまま大木の完勝かと思われましたが、極楽固めを耐え抜くとＤＤＴ、逆水平の連打でしずかちゃんが息を吹き返します。得意の逆さ押さえ込みも２発決まり、いよいよ逆襲に出るしずかちゃんでしたが、体力の有り余る大木がまたしても河津掛けフェイスバスター。 ノックダウン状態のしずかちゃん、この後のフォールを返すことができず３カウント。この試合も大木が圧勝し、予想を覆しての準決勝進出を決めました。もりもり堀井との決戦に挑みます。 |
| ○大木千佳代 対 しずかちゃん× （１１分１９秒、片エビ固め） |
| 〜第２試合〜 鈴リン★ＲＩＮＮＥ ＶＳ カゴちゃん |
| 同系列団体としてこれまで歩んできた「ＴＲＷｖｓファイモニ」の対決。小技から小技へ繋ぐじっくりとした攻めを展開する中、前回同様に開始１分でロープワークからラリアットをぶち込むＲＩＮＮＥ。序盤から勝ちを意識していきます。 これに刺激を受けたか、カゴちゃんも３分台、２発目のモンゴリアンチョップからランニングヒップドロップへ繋ぎ、カウントを取ります。ＲＩＮＮＥも同じく３分台でランニングネックブリーカードロップを見舞い、前半から飛ばしていきます。 |
| ハイスピードな攻めとは対照的にスピニングトーホールドの連打でねちっこい攻めも合わせてこなすＲＩＮＮＥ、途中フロントハイキックを受けながらも５分台では２発目のラリアット、閂スープレックスも決めてさらなる大技への布石を作ります。 カゴちゃんもこのペースになんとか追い着こうと、７分にリバースフェイスバスターを決めますがジャンピングボムで手痛いダメージ。そこからｒｉｎ★ドリームブリッジまでも決められ、ピンフォールのピンチを迎えます。これを返せたものの、今度はハイアングルチョークスラム。 |
| ギリギリにまで詰め寄られながらも、ファイモニのレスラーとしての魂が、カゴちゃんを奮い立たせます。一本足頭突きを決め、コーナーからドルフィンＤエルボー。これは誤爆してしまいますが、バック取りをミトクラッチで切り返し。 そしてテキサス流のジャブ連打を２回繰り出すと、リバースフェイスバスター。さらに芸人魂、鶴の舞アピールも見せるなどファイモニの意地を見せますが、ＲＩＮＮＥが３発目のラリアット。ブレーンバスター、スピニングトーホールドと難なく繋ぎ２発目のドリームブリッジへ。完璧な形でのフォールで３カウントのゴングが鳴りました。 |
| ○鈴リン★ＲＩＮＮＥ 対 カゴちゃん× （１１分３４秒、ｒｉｎ★ドリームブリッジ） |
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