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〜開催告知までの軌跡〜

Act.3:堕ちた王者の葛藤








CEO「というわけで、強引気味ながらこれからまた私が、この団体を仕切らせて頂きます。もうこうするしかなかった。CEOだけはガチ!・・・えーこの度はC1喰らいMAXをこんな残念な大会にしてしまい、大変申し訳ありませんでした。この結果を真摯に受け止め、今後このような事態を2度と招かぬよう、大会ルール作りに細心の注意を払っていきたいと思います。

モウバーサンへの処罰等については、今やったフルボッコ刑でもういいかなーと思っていますが、先程行われた王座戦も無効にします。王者・アンツェルの防衛記録は0にリセットとなります。・・・・・で、次の大会なんだけど、主催者のモウバーサンがこうなっちゃったから緊急事態ということで、急遽リザーブの私が違う大会を開催したいと思います!タイトルはこれだ!」

















CEO「『BR 爆裂乱闘室』。この団体初のバトルロイヤル限定興行になる。」

コラーク「これも・・・どっかで・・・。」

ライシズ「こないだDVDで借りて見たやつに似てる!なんか医療モノの海外・・・」

CEO「そこは気にしなくていいんだ!バトルロイヤルを略してBR、爆裂乱闘室を略してもBRなんだ。バトルロイヤルはこれまで興行の中で、組み合わせを決める目的として何度も行われてきたが、それだけじゃーもったいないと前々から思っててな。

多人数の興行ということで、ここにいるお前達には全員出てもらおうと思っている。そしてオバンバ政権の奴らにも、前回ポカやった責任を取るために出てもらい、この大会で内容を伴う戦いを見せることで、果たしてもらう。もしまたポカをやらかすもんなら、永久追放だ。」


キクコ「・・・あれっ?ちょっとあそこからアンツェル歩いてきてない?」

CEO「んん・・・・・?」
















(アンツェルがベルトを持って再びリングに登場)

アンツェル「・・・・・・・・・・・・・・・。」

コラーク「アンタなにか言いたいことでもあんの?自分の口で言いなさいよ。」

ピザァ「GREEN隊また入りたいなんて、言うわけないよね・・・・・うん、ごめんなさい。」

CEO「アンツェル、俺もお前の実力を認めている。俺だけじゃない、様々な団体の関係者からも評価を頂いている。犯した過ちは消せないが、迷いを捨ててもう一度、一から俺達とやり直してみないか?」

アンツェル「・・・・・・・・・・・・・・・。」

コラーク「アンタ、華は無いけどベルト持ってればそこそこ強そうに見えるじゃん。やっぱりアンタからベルトを獲りたいわ。この大会にももちろん出るんでしょう?」

アンツェル「・・・・・・・わ、私は・・・・・・・・・・・、」

CEO「・・・・・・・・・・・・・・。」

コラーク「・・・・・・・・・・・・・・。」

アンツェル「・・・・・・・・あなた達を、潰す・・・・・・・・・。」
















(アンツェルが退場)

コラーク「・・・ったくなーによー、素直にホントのこと言えばスッキリすんのにー。」

キクコ「コラークだって、未だに人前じゃあそんなツンツンしてんのにワタシと2人の時は、ニャンニャン言いながらワタシに甘えてきて・・・」

コラーク「ちょ、ちょっとぉーー!!!それは言わない約束・・・って、そんなことワタシにあるわけないじゃなぁーい!!」

観客「オォォォォォーーーーーー!!!!!コラーク!コラーク!コラーク!」

コラーク「んなによっ、コラークコラークって。試合の時だけコールしなさいよ。」

CEO「盛り上がってまいりました!ま、アンツェルとはじっくり時間をかけてにしよう。今日心開いてくれてたら1人ずつ『おめでとー!』『おめでとー!』って言って締める流れにしたんだけどね。」

コラーク「なによそれもなにかアニメみたいじゃ・・・」

CEO「アニメじゃなぁーい!じゃあそろそろ大会ルールの説明に行くぞ。」


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