開幕最初のカードはバトルロイヤルで最後まで勝ち残ったニンジャと小石海の対決。中盤ラ・エスカレーラの連打でじわじわと攻めるニンジャがそのままのペースでダイビングセントーン、ドラゴンカベルナリアも連続で決め、小石海に休む間を与えないまま１１分、同技でフィニッシュを決めた。

ファイナルローリングエルボーやタイガードライバーを炸裂し前半から攻め込むフリーダム、その後もタイガースープレックスホイップなどを決めてオゲレッツＲにリードを広げ、最後はファイナルローリングエルボーから必殺のフリーダムタイガースープレックスで３カウントを決めた。

序盤はスピードに乗った攻撃でマゼスがリードしたかに見えたがピザァがカイザーボムを三度決めるなど反撃。マゼスもラナ・ラプソディー、逆さ押さえ込みなどで何度もフォールを迫るも落ち着いて返すピザァが最後、テキサスジャブから四の字ジャックナイフに固め金星を奪取。大会の台風の目を予感させた。

ジェーンがカニ挟み、低空ドロップキックなどクレバーな脚攻めを展開するが、美子がこれに耐えながらマッドスプラッシュ、ジャンピングヒップアタックなど得意技で攻め込み桃の絶句に捕獲。その後も各種ヒップアタックで追い込んでいくと最後はこの試合２発目の美人薄命で３カウントを奪った。

レッドがアキレス腱固め、飛びつき腕ひしぎによるサブミッションで攻め、これに貴澄が対応できず。更にジャーマンやスワンダイブ高速ラナなどでレッドがフォールも狙っていくとコンプリートダストも決まり、そこから２度目のスワンダイブ高速ラナに繋ぎ３カウントを取った。

中盤から徐々にリードを取ってきたババゾネスがカナディアンバックブリーカー、探検隊を襲うハリボテの岩石落としも惜しみなく繰り出していき、これに麗子もジャーマンホイップやビクトル腕十字、恋せよ乙女・続の連打で逆襲したが、ババゾネスのロープワークからのジャンピングニーが強烈に決まり、ここからのフォールを麗子が返せず３カウントが入った。

手数では阿峰が上回っているが美龍が随所でのドラスク、バックを取り返してのコブラツイストなどでペースを握らせず。しかしこれを押し切るように阿峰がブシャイクへの膝蹴り、ミステリオ・ラナなど得意技を重ね、奥の手・雪崩式リバースフランケンも解禁。そしてローリングソバットラッシュからミステリオ・ラナに固め３カウントを奪取した。

初日の締めはＦＡＷＰの巨漢対決。開始２分で早くもクーリアがヒップドロップを炸裂させ頭突き連打などで更なるプレッシャー。その後サタナもジャンピングヘッドバットなどで手を返していたが、クーリアの重いフック掌底が何発もヒットし２度目のヒップドロップも落として追い込み体勢。走り込んでのラリアットを撃ち込み最後はやはりヒップドロップで締めた。