８日目から首位を守り続けるピザァと、６日目からの破竹の７連勝で遂に優勝争い２番手につけたサタナの対決。序盤はサタナがジャンピングヘッドバットなどで攻勢をかけると、その後ピザァもドルフィンＤエルボードロップなどで徐々に五分の体勢へ。しかし７分サタナがジャンピングヘッドバット２連発からサタナ・クラッシュを見舞っていき、フォールをピザァが２で凌ぐと今度はサタナがベアハッグに捕獲。だがピザァも直後にスパイラルボムで逆襲し、カイザーボムも成功。更に場外戦に誘い鉄柵に打ち付けるが、サタナもマットの敷いてない所でパワーボムホイップを仕掛けて場内へ復帰。

そしてピザァも戻った瞬間、即座にサタナがバックを取るとここで２発目のサタナ・クラッシュを炸裂し、勝利を確信するフォール。決まったと思われたがピザァが首位の意地を見せカウント２．９で脱出。だが攻め手を止めないサタナが遠慮無くベアハッグを２度に渡り決めていき、ピザァが虫の息となったところで３発目のサタナ・クラッシュに持ち込んで固め、３カウント奪取。こうなるのも必然だったか、１３日目で遂にサタナが首位に立ち、ピザァが７日目以来の陥落。次回再び両者が対決し、ピザァが盛り返すかサタナがそのまま優勝を決めるか、注目される。

優勝争いから一歩遠退いてしまったオゲレッツＲ、今回も天敵・Ｘ＋のメンバーと対決し、負ければ当然ここで脱落となる。序盤はオゲレッツＲが腕攻めを中心に自分のペースで攻めていたが、徐々にイーノォの打撃を喰らう展開が目立っていき７分イーノォがオニザードスープレックス。しかしオゲレッツＲも８分にオゲレッツボムゴリー（以下略）を返し、ニークラッシャー→裏足四の字、通常の足四の字でじわじわ追い込み。イーノォもストラングルホールドγで逆に絞め上げていき、オゲレッツＲのジャーマンを２で返した後にもこの技に捕まえたが、オゲレッツＲが２度目のオゲレッツボムゴリー（以下略）を決めて勝利を確信。しかしイーノォが２で粘り、ならばとこれにオゲレッツＲもトリプルジャーマンでダメ押しのフォール。

今度こそ決まったと思ったがこれもイーノォが２で返すのに成功。まさかの驚異的な粘りに動揺はあるだろうオゲレッツＲだが、構わず次のラッシュに移行し旋回式ボディプレスから２度目のトリプルジャーマンへ。さすがにこれなら決まるだろうと観客誰もが思ったがこれもまさかのカウント２．９。そしてオゲレッツＲがエプロンからのフライングボディアタックを繰り出せばイーノォが先に立ち上がってストラングルホールドγの体勢へ。逆転勝利を狙ったが余力のあるオゲレッツＲが振り解いていき、立ち上がってラリアットアタックに倒すとコーナーに飛び乗っての旋回式ボディプレスを投下し再びフォールへ。これでようやく３カウントのゴングを鳴らし、オゲレッツＲが生き残りに成功。次回は前回敗れた相手のマーダァと再戦し、残された逆転優勝のチャンスに賭ける。