優勝まで後一歩に迫ったサタナのコラークとの初対決。ここでも勝利すれば１０連勝の偉業達成となるが、ＨＰは減点。しかし残りＨＰに余裕は持っており、次のオゲレッツＲが負ければ優勝が確定。果たして勝敗やいかに。序盤はコラークが拷問系の技でおちょくっていくがサタナもＦスープレックスホイップ、ジャンピングヘッドバットなど一発の重みで応戦。しかし７分にコラークがトラースキッスを炸裂させデジャヴ、添い寝固めと連繋する猛ラッシュ。更にドラゴンＳＰホイップ３連発と２発目のトラースキッス、デジャヴも決めるなど、予想とは反対に圧倒的優位な攻めを見せるコラーク。

だが窮地のサタナもこの後はバック取りを防いでの正面飛びドロップキック、フットボールタックルで反撃し餅つきパワーボムホイップ。デジャヴは喰らうもドラゴンの体勢は振り解いてパワーボムホイップも決め、勝利のリスクを恐れず連勝は止めさせないぞと闘志みなぎるＷＯＷ！ＷＯＷ！アピール。しかし直後一瞬の隙を突いたコラークが添い寝固めに捕えると、これをサタナが抜けることができずここでギブアップ。サタナが５日目以来の敗北となりコラークが連勝を９で止めさせた。

サタナへの唯一の対抗馬として生き残ったオゲレッツＲ。ここで敗北すればサタナの優勝が決定、勝利しても次回の直接対決は若干不利な状況で迎えることとなるが、意地を見せるのか。序盤は互角な展開だったが一変したのが６分、モーバァが爆弾鬼斬り・壱を決めていき、メキシカンピースクラッシャーからチョン蹴りを２発。前回サタナを葬れなかった悔しさをぶつけるようにオゲレッツＲをいたぶり、場外戦では鉄柵に打ち付けられるも戻った直後爆弾鬼斬り・壱の２発目。後一歩に追い込んでいき、オゲレッツＲも腕攻めから活路を見出そうとするが悪鬼スボンバー、オクラホマスタンピートと喰らい万事休す。

セントーンが最後の抵抗となり、その後１１分爆弾鬼斬り・弐から押さえ込まれて無情の３カウントのゴング。モーバァがＰＸＦ勢最後の希望を葬り去り、ＰＸＦ交流戦史上最長の１５日間という長い戦いに幕が下ろされた。結果、大会後半から優勝最有力と言われ続けたサタナが文句無しの優勝を果たし、前大会『ＳＩＸ−ＷＯＭＥＮ』に続く２連覇を達成。次回、ＷＷＷＷＷＡタイトルに再び挑戦しアンツェルへのリベンジに臨む。