＜決勝＞

「ジョルジョリ・ノヴァ・リカーン　＆　ムサック・ルシィーワ　ｖｓ　凄井　宇座子　＆　加成　肝子」　

伊智「遂に決勝戦。予想はウザキモ有利と見られますが、ジョルジョリ・ルシィーワ組がこの試合も好調。お互い大技はあまり狙わず堅実な攻めを続け１５分が経過します。その後宇座子が掌底フック２連発をジョルジョリにぶちかますと、代わったルシィーワがジャイアントチョークスラム。ここからのバック取りは宇座子が取り返し、こんぴら山ジャーマンへ。大技の攻防が続き終盤の様相を呈します。その後はルシィーワと肝子の局面、まずは肝子がベアハッグで捕らえていくと、カットに行ったジョルジョリに対してもキモキモ・ロックの連打。ルシィーワに踏まれようともなぜか執拗に決めてかかります。

これが吉と出るか凶と出るか、この後ルシィーワにアイアンクローで逆に絞められますが、リングに入った宇座子とのコンビネーションでジョルジョリを迎撃。そしてルシィーワをキモキモ・ロックで追い詰めていき、ウザ・キモのチームワークも本領を発揮。ジョルジョリは完全に押さえ込まれ、ルシィーワは人間雑巾絞り→ヒップドロップで３カウントの危機。しかしこれを辛うじて返すと、この間ジョルジョリが宇座子へシャイニングウィザード敢行。ルシィーワも投げっ放しジャーマンで肝子を場外に落とし、一時の難を逃れます。

このリズムに乗り肝子へ追撃を仕掛けるルシィーワですが、バック取りは暴れて塞がれ逆にキモキモ・ロックでまたしてもピンチ。これはロープに助かったものの、再び流れを傾けた肝子がストマッククラッシャーで倒し、そのままコーナーへ。そして全体重を浴びせるスーパーヘビー・ダイビングボディプレスで、カバーの体勢。カットを完全に防げるポジションで固め、ルシィーワ返す気力が無くここで３カウントのゴング。団体最強タッグ・ウザキモが、交流戦においても寸分違わぬ強さを見せ貫禄の大会制覇を決めました。」

ＣＥＯ「あぁやっぱ優勝してしまいましたかー。相手チームも健闘はしたんですが、ちょっと追い詰めるまでは至りませんでしたねー。じゃ、これでウザキモは当面の間、交流戦出場は自粛ということで。」

伊智「あらら・・・、勝ち過ぎても交流戦は駄目と、いうことなんですね。」

ジョルジョリ　×ルシィーワ　ｖｓ　宇座子　肝子○

（２４分５３秒、スーパーヘビー・ダイビングボディプレス）

＜３位決定戦＞

「秋沢　美緒　＆　大森　モトコ　ｖｓ　魔っ茶　あん　＆　威牙栗　秋子」　