星野「遂にPXF交流戦再開の日が刻々と近づいてまいりました!司会はわたくしテレビ暁・PXF専属アナウンサー星野、解説にPK金川さん、そしてゲストにイチヒロCEOをお招きしてお伝えします!さあ金川さん、これまで団体に紆余曲折ありまして、存続すら危ぶまれていましたけどここにきて正式に復活ですね!」 PK金川「そうですねー、選手の大量離脱事件などがありまして、ジャガスキーや肝子、紀所といった主力選手がいなくなった中で、宇座子が団体エースとしての看板を捨てず、一人でもこの団体は守り抜くんだという気持ちで残ったわけですよ。そして将来有望の若手選手達も、それに共鳴して団体次期エースの座につくことを決意しましたよね。 更にですね、長年PXFとは良きライバルとして交流戦で激闘を繰り広げてきた提携他団体も一致団結しまして、この交流戦という戦地に再びあいまみえるわけですよね。この復活劇というのはね、かつてOLIVE JAPANから氷川や富樫が離脱してほぼ興行は不可というぐらい、大部分の選手がいなくなってしまった時にですよ、グレート司馬に魅せられた多くの外国人選手、フリーの選手らが結束して興行を盛り上げて、メジャー団体の強さを見せ付けた、あの時の光景を彷彿とさせますよね。」 星野「イチヒロCEOも、見事交流戦再開を果たした今のお気持ちいかがでしょう。」 CEO「ほんと団体が残るか残らないか瀬戸際だったんですけども、皆の力でこの度復活できました。他団体に行っちゃった元ウチの者達もね、この大会で戻って来てくれることを信じてますよ。戻ってこなかったら、終わり・・・・・いや、絶対終わらせないんで、僕を信じてください。」 星野「ではまず出場チーム紹介にまいりましょう。提携他団体と現在のPXF所属選手によるチーム、続けてご覧頂きます。」 |
「"S"(Alice)」 |
オーナー:sardine氏 |
1st. 『大森 モトコ』 & 『堂本 涼子』 組 |
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2nd. 『後藤 由美子』 & 『ストーム 慶子』 組 |
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3rd. 『奥井 まりあ』 & 『田中 愛子』 組 |
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星野「"S"(Alice)からはこの3組が出場です。1組目は団体が誇る最強ユニット“Darkness”より『大森・堂本組』。階級ではミドルに属していますが先の21組が参加した"S"(Alice)タッグ大会では堂々の秋沢&大空組、宇働&MARI組に次ぐ3位入賞。ETWWでも上位入賞を狙います。 そして2組目は後藤がリーダーとなった新生“PowerDream”より『後藤&慶子組』。"S"(Alice)タッグ大会では惜しくも予選敗退となりましたが新しいコスチュームでETWWでは旋風を起こすか?最後の3組目は“W.A”.よりユニットに新加入した『奥井&田中組』。奥井の新しい必殺技ブレードキックがETWWで唸りをあげるか?手元の資料を見ながらお伝えしましたが、金川さんこの3組の中で注目点はなんですか?」 PK金川「まず大森選手と堂本選手のチームですね。大森選手と言えばもう、この団体ではジャガスキーのライバルとしてお馴染みですし、ETW第1回大会で秋沢選手とのタッグで優勝していますね。パートナーの堂本選手はPXFで初参戦となるんですが、実力・実績充分です。同じDarknessというユニットで長年戦っている2人ですから、チームワークに関しては全く申し分無いと思いますね。 そして後藤選手と慶子選手のチーム。両選手とも交流戦出場が3回目となりまして、後藤選手は前回のETWで決勝進出戦を三つ巴で繰り広げましたね。一方の慶子選手も6人タッグの大会で優勝の実績がありますから、両選手ともタッグ形式の大会での適応力は抜群ですね。 そして3組目の奥井選手と田中選手のチーム。奥井選手は前身団体時代から数多くの交流戦に出場している百戦錬磨の実力者ですね。田中選手も同時期から登場している経歴の長い選手なんですが、PXFになってからはこれが意外にも初出場なんですよ。この2人の熟練されたレスリングがね、我々にとっては新鮮に映るわけなんですよね。」 星野「さあ続いての団体の紹介に移りましょう。」 |
「FAWP」 |
オーナー:式神屋氏 |
1st. 『美龍(メイロン)』 & 『LUNA』 組 |
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2nd. 『メイ・ヒギンズ』 & 『ジューン・ヒギンズ』 組 |
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星野「FAWPからはこの2組が出場です。1組目は『美龍&LUNA組』。今年で3年連続の皆勤賞達成となる美龍のパートナーは、交流戦3度目の出場となるLUNA。交流戦の大ベテランと新戦力のタッグが、スピードとテクニックでもって華やかにタッグ戦争を彩ります。 2組目は『メイ&ジューン』組。こちらも今年皆勤賞達成のメイ、今大会では初お目見えとなる実の妹・ジューンとコンビを組んで出場。このテキサス姉妹が、かつて一時代を築いたザ・テキサンズのように最強タッグ戦線を駆け回るのでありましょうか。」 PK金川「前大会で準優勝に輝いたタッグチームが美龍選手とメイ選手なんですが、今回はそれぞれタッグパートナーを率いての出場となりましたね。美龍選手のパートナー・LUNA選手、1戦1戦で着実に力をつけていますからね、美龍選手の強力なバックアップによって、更なる躍進というものを見せてくれるんじゃないですかね。 そしてメイ選手とジューン選手による姉妹タッグ。やはりねー、テキサスと言えばあの日本で大活躍したハリー・テキサンJr.、ケリー・テキサンによる兄弟タッグ、ザ・テキサンズを思い起こさせますねー。タイプ的に言えばメイ選手がケリーのような荒馬ファイト、ジューン選手はハリーのようにテクニカルな戦い方をする選手という印象を受けますね。姉妹タッグならではの息の合ったチームプレー、見ものですね。」 星野「ではPXF所属選手によるチームを見ていきましょう。」 |
1st. 『凄井 宇座子』 & 『でぶぃ夫人』 組 |
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前身団体時代に最強熟女集団「武者逝(ブシャイク)」なるユニットを結成以降、現在に至るまでトップに居座っているPXFのエース。女子プロ界屈指の破壊力のバックドロップ、ジャーマンの使い手で、合間の腰クネダンスは「ウザい」の一言。選手大量離脱の苦境に立ちながらも人一倍団体への愛情を注ぎ、支えている。 |
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ウェイトは日本人最重量ながら軽い身のこなしを持つ有望な若手とされたが、技の失敗が多くボディスラムすら首を真っ逆さまに落とす殺人技にしかねないため、試合に出させてもらえず練習生扱いに。経験を積んだ今は技を垂直に落とす・落とさないをコントロール出来るまで成長し、次期エース候補とされている。 |
2nd. 『プリティ 中島』 & 『プリーズ 貴澄』 組 |
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昔は絶世の美女と呼ばれたらしいが見る影も無く、ビジュアルにおいては宇座子・肝子に負けず劣らずトップの風格を誇る。出世争いでは同期の若手に一歩出遅れたものの、持ち前の圧力と体格に似合わぬ柔軟さから繰り出されるスープレックスで頭角を現し始め、大物食いを狙える状況まで迫っている。 |
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スター・バイソンを敬愛し、入門当初はひたすらラリアットの当て方だけを練習、合同練習で度々存在を忘れられた過去を持つ。それだけにラリアットの迫力に関しては既に超一流、屈強な大型選手も一回転させるほど。同期の中島と後輩のでぶぃによる熟年若手トリオで団体新時代の扉を開けたい。 |
3rd. 『ラーグ・アンツェル』 & 『ファナ・ティーク・ライシズ』 組 |
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マゼス、クリスティを中心としたユニット“P2P”3人目のメンバーとして入団。スピード、テクニックを駆使しながら柔道技も織り交ぜるなど独自のスタイルを持ち、当初から交流戦で上々の結果を残す。多くの先輩選手が不在となった現在のPXFにおける貴重な主戦力として、その期待は大きい。 |
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母国での仕事が忙しいマゼスが後輩アンツェルのタッグパートナーとして送り込んだ新たなメンバー。勢いのまま各種蹴り技を撃ち込んでいくスタイルはやや荒削りだが、どのような選手とも屈強に渡り合える度胸、適応力を持ち、団体にとって心強い新戦力となることは間違いないとされている。 |
星野「以上の3組が出場です。さてCEOにお伺いしますけども、今回主力選手がいない非常に厳しい状況の中で、この3組に懸けた想いというものを聞かせてくれますか。」 CEO「まず宇座子とでぶぃのコンビ、宇座子は現在のPXF唯一のエース、そしてでぶぃは将来のエースを約束されてるわけですね。でぶぃはもうトップのレベルで戦える力をつけていますし、宇座子もこれだけ歳食っても強さは衰えてないですからね。優勝候補の一角に挙げて頂きたいと思います。 2組目はこちらもでぶぃとトップ戦線で戦ってもらいたい中島と貴澄のコンビですね。特に今のこの状況になってから、人一倍戦う者としての責任感というのが出てきましたし、勝つための戦い方を身に付けてきましたね。中途半端な結果には終わって欲しくないと思います。 3組目はP2Pのアンツェルと新メンバー・ライシズによるコンビなんですが、個人の実力はトップで張り合える同士ですし、あとは組んでから日が浅いということでチームワークでどれだけのものを見せられるかですね。まあ3組とも充分優勝狙えるチームだと思ってます。過大評価かもしれんけどね。」 星野「なるほどー。では提携他団体とPXF所属選手チーム、全8組の紹介が終わったところで続いてなんですが、今度はミッキー谷氏、ミノス・マクマモンタ氏らが率いる反PXFチームの面々・・・・・・」 ミッキー谷「ここからは僕達が解説していきますよ。」 星野「わあっ!!皆さんいつの間にいたんですかー。」 (ミッキー谷、伊智宏武アナ、ミノス・マクマモンタ、へなちょこ駄目男が突然乱入) 伊智「ここに来るのはほんとおひさしぶりでーす!星野アナに仕事奪われたことはもう忘れてあげますからねっ。」 ミノス「やあ昨日はねー、お酒飲み過ぎちゃって二日酔いで頭回らなくなっちゃったのよー。じゃあ次のニュース、西スポから。」 駄目男「ボクちんの団体の選手はボクちんが紹介していくからねー。」 CEO「おいっ!なんで4人も一度にやって来るんだよ、席狭すぎるんだよ。これ3人で座る机だろ。」 ミッキー谷「僕達がここに来た理由というのはね、もちろん番組をメチャクチャにしちゃおうとかそういう事じゃないんですよ。出る団体の数、選手数が多いですから各団体毎に我々が解説を担当しようという事なんですよね。」 ミノス「ね?ムカつくから殴った、交際を断られたからコブラツイストをかけた、ね?皆くだらない理由なんですよほんとに。キレたからやる、そこんとこのコントロールが利かないんですよ〜今の若者は〜。・・・あっ、時間無くなっちゃったから次のニュース、あ、次はお天気だね。江本くぅ〜ん♪」 CEO「はぁ〜い♪って自分は時間のコントロール出来てないじゃないか!まっ、解説したきゃ勝手にしてくれればいいよ。じゃあ映像出しちゃって。」 |
1st. 『ヤハリ・ビールト・ジャガスキー』 & 『ムサック・ルシィーワ』 組 |
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前身団体時代から他流戦で抜群の成績を収め、瞬く間に宇座子らトップ選手の一角に食い込んだ実力者。PXFでは自らオーナーの座に就くなど常にリングの中心人物となっていたが、待遇への不満により離脱。ルシィーワとハードコア団体に参戦し、憂さを晴らすように凶器を振り回し暴れている。 |
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ムサ苦しい全身タイツに包まれた長身と驚異的な握力を持つ、デスマッチ系団体出身レスラー。実力はありながらNo.2、バイプレイヤー的ポジションに留まっていたが、ジャガスキーら主力選手のパートナーとしてしっかりと脇を固める活躍を見せた。現在はハードコア団体で本来得意とするファイトを発揮している。 |
星野「おーっとついこないだまでPXFでトップにいたジャガスキーとルシィーワがいきなり登場ですよ、これは山本さーん、驚きました。あっ、山本さんはいないんだった。」 ミノス「この2人は私の所に出ているね。ちなみにね、2人とも元居た所には戻らないって言ってますよ。そりゃそうでしょ、給料払わない会社で誰が働くって言うの。よくよく考えてみなさいよアンタ、会社は誰が支えていると思ってるの、社長や部長だけじゃないですよ、社員一人一人が日夜汗水垂らしてねー・・・・・」 星野「ちょっと時間が無くなる前に次のチーム紹介に移ります。」 |
2nd. 『超・熟女怪人 モウバーサン』 & 『アーン・マンダ』 組 |
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当初はオゲレッツの天敵役として登場。コスチュームの不恰好さはリングで1,2位を争い、レスリング志向なオゲレッツとは正反対に直下式系の技を多用して純プロ思想を真っ向から潰そうと企む。という設定だった。その後は謎の財源を利用したヒール軍団の結成で暗躍し、全国規模でプロレス制圧を狙っている。 |
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姉妹トリオ「チューカ・マンダース」として入団から長きに渡り活動、初期はいまいち印象に残る試合が無く団体の失敗作とまで言われたが一念発起し、武闘派宣言後は6人タッグ随一のチームワークを誇る3姉妹として評価を獲得した。現在も中堅の域は出ていないがヒール軍団の参謀として重宝されている。 |
星野「こちらは他団体で現在猛威を振るっているヴァ・バーサーカーズの面々ですねー。ミッキー谷氏の手を借りて、PXFリングまでも制圧を目論んでいるのでしょうか。」 モウバーサン「その通りだ。ヴァ・バーサーカーズのチーム紹介は、我輩が担当しよう。」 星野「これまたいつの間に放送席へ飛び込んでまいりました!」 CEO「だから席狭くなるんだって!!もういいよ俺立って喋ってるから。」 モウバーサン「立つ必要は無い。もう役目の無い星野とPKが退散すればいいのだ。進行は伊智アナ、解説は我々反PXF軍団がやればいいのだからな。さあ、撤収しろ。」 (仕方なく星野アナとPK金川が撤収) 伊智「さぁ〜あお待ちかね世界の誇る最凶ヒールユニット、ヴァ・バーサーカーズから1組目が登場です!もはや団体制圧も時間の問題となってきましたねー。横にいるCEO、ちょっと涙を浮かべているようにも見えますねー。」 CEO「お前らがいるから蒸し暑くて顔から汗が垂れてきてるんだよー!どうせなら伊智が世話になってる女性タレントでも呼べ!」 伊智「大丈夫、もうすぐ可愛い女性タレントと毎日一緒に仕事を出来る日々が来ますよ、この団体が潰れた後に。」 CEO「いやいい!女性タレントはいらん。次行ってくれ。」 |
3rd. 『熟女破壊神 シヴァバァ』 & 『熟女理容神 バーバヴァ』 組 |
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ファイトスタイルの確立に悩んでいた柴井抜紀が、ヴァ・バーサーカーズへの加入によって生まれ変わった姿。見た目はそれほど変わってないが、角界時代から持つ強烈なシバき掌底を解禁し、それまで遠慮していた派手な大技も得意レパートリーに付けた。このスタイルを今後も貫けるのかは神のみぞ知る。 |
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シヴァバァに続き降臨したヴァ・バーサーカーズ2人目の女神。髪切りデスマッチ300戦無敗の伝説を持ち、勝った場合でも自分の髪を、ついでにバリカンで剃るらしい。以前PXFに所属していた某選手と風貌が似ているが、こちらはダイビングフットスタンプを連続で決めるなどより非情なる戦い方をする。 |
伊智「ヴァ・バーサーカーズの副将を務めるのはこの2人です!モウバーサン閣下のチームとは最後まで優勝を争う展開となるでしょうねー、いやそれ以外に考えられないですが。」 CEO「シヴァバァが柴井なのはわかってるにして、バーバヴァってのも俺んとこにいた奴だろう。コスチュームが相変わらずフランス国旗でバレバレじゃないか!」 モウバーサン「何を言ってる、シヴァバァは柴井なんかじゃないし、バーバヴァもちょっと前に下界に降りたばかりの神だぞ?それにあのコスチュームはフランス国旗ではない、理容室のクルクル回る看板をモチーフにしているんだ。名前を見ればわかるだろう。」 CEO「まったく都合良くまとまってるな。次は誰だ。」 |
4th. 『ニック・マンダ』 & 『ピザァ・マンダ』 組 |
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チューカ・マンダース次女。贅肉のついた体型ながらムーンサルトプレスを強引なまでに使いこなす。これまで三女のピザァ同様、6人タッグ以外での実績は少なく格下に見られがちだったが、最近にきて勝利への執念を燃やし始めるようになり、脱・中堅を目指して日夜熱闘を繰り広げている。 |
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チューカ・マンダース三女。末っ子らしくやんちゃ者で、3姉妹のマイクアピール・オチを担当している。やはり一若手選手という印象を拭えなかったが、ニックと共に打倒トップ選手を掲げ、最近ではシングル戦でも着実に結果を残しており、念願の初ブレイクまで間近に迫っている。 |
CEO「またヴァ・バーサーカーズかよ〜これで3組目じゃん。もう枠が余ってたからついでに入れましたって感じじゃないか。」 モウバーサン「確かに枠が余ってたのはある、だがけして人員調整のためだけに入れたのではない。彼女達は意識改革を行った。今や我輩でもその勢いと活躍ぶりに目を見張るほどだ。君の団体という名の家畜小屋に入れられてた時とはわけが違うんだよ。」 CEO「そら楽しみだわ。白星と黒星どっちが多く取れるのかね。」 |
5th. 『小倉 あん』 & 『白越 あん』 組 |
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宇座子・肝子に憧れ入門。度胸溢れるファイトで若手の筆頭だったが、妹・白越とお笑い路線に進むうち前座要員に。その後宿敵・威牙栗と手を組み『魔っ茶あん』の名で反体制派ユニットとしてトップを脅かすが、交流戦での惨敗で解散。リングネームを元に戻し、再び妹とコンビを組んで各地の団体を転戦している。 |
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小倉あんの妹。入団当初は伸び悩み姉とは実績で差が広がっていたが、バックドロップの習得で開花し、姉がユニットを結成した際は自らもユニット結成で対抗するなど、精神面での強化も遂げ実力差を縮めた。現在は姉との共闘でかつて結成した「あんガールズ」を復活、お笑いグランプリにまで出場している。 |
ミッキー谷「この2人は私が経営している団体に積極的に出場してくれていますね。世間はやっぱりお笑いブームがまだ根強いじゃないですか。バラエティ番組でもアピールをすることによって、確実に興行の方にも収益が出てますよ。」 CEO「むしろプロレスの方までグダグダなイメージ付きまとって逆効果じゃないか?だから白越は一緒にやらない方がいいんだよ、阪田スタイルを続けて。」 ミッキー谷「あ、白越選手が言ってましたけど“あんなカッコ悪いオジさんの中途半端シュータースタイルは懲りた”ですってよ。」 CEO「プロレス界No.1のイケメンになんてことを言うんだ!!ペェイ!」 |
6th. 『ゴマカシ・テモーネ・フケテンネン』 & 『イノカヨ・インダッテェ』 組 |
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前身団体時代は無理矢理な若作りと奇妙な話の語尾が特徴的な、外国人選手のリーダー的存在として活躍。しかしジャガスキーの台頭後は存在感を失い、勘違いセクシーユニットへの加入など迷走。その後我に返って正統派に戻ると徐々に本来の強さを取り戻し、母国イタリアでの興行の成功で上昇気流に乗っている。 |
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フケテンネンがイタリア興行の際にタッグを組んでいる、謎の日系イタリア人レスラー。空手仕込みの蹴りを得意とし、自問自答する意味不明なマイクアピールが特徴となっている。これまで来日の経験は無かったとのことだが、この技のレパートリーはどこかで見た気がしてならない。 |
ミッキー谷「こちらははるばるイタリアからの出場ですね。イタリアの方でもプロレス人気が盛んでして、僕とミノさんによる世界的プロレスブームの実現という構想に一役買っていますね。2人とも日本での試合を楽しみにしていましたよ。」 CEO「フケテンネンを悪い方に利用するんじゃないよ。あとイノカヨ・インダッテェっていうの?これもウチにいた選手でしょー。いいのかよ。」 ミッキー谷「いいんだってぇ。・・・っていう名前の選手ですね、こちらは日本に来るのが初めての選手ですよ。」 |
7th. 『デーブ・ポチャット・デブラ』 & 『ガーリー・ホネッコ・ガリッシュ』 組 |
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男性力士も真っ青の圧倒的な巨尻を持つウルトラヘビー級レスラー。ファーストフードで徹底的に肥え上げたその図体はどんな巨漢をも凌ぎ、団体在籍時は最強外国人と呼ばれたことも。現在はかつて所属の米メジャー団体に復帰し、日本同様の肥満堕天使キャラクターでメインイベントを占めている。 |
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肉食豊かな欧米社会からは想像つかない、骨筋皮のガリガリボディーを身に纏うレスラー。基本は典型的アメプロスタイルながら、フィニッシュには対極的な渋い関節技を好んで使い、デブラとのデブガリコンビはタッグ戦線において実力・人気とも米No.1を誇る。日本マットでの活躍も期待される選手である。 |
ミノス「我が米メジャープロレス団体で最も人気のあるタッグチームがこの大会に出場ですよー。見てくださいよーデブラ選手のこのたるみ上がっただらしないお尻。そしてガリッシュ選手、こちらは対照的に引き締まった栄養分の少ないハリとツヤも無い二の腕。たまらないでしょ〜?」 CEO「たまんねーよ!激ポチャと激ヤセの両極端な体を交互に見られちゃ。ガリッシュ選手の方は完全にウチのリングでは初めて登場の選手だな。見た目も技も誰にもかぶってない。あぁ次でようやく最後のチームかー。」 |
8th. 『竹城 あき』 & 『原出 てるよ』 組 |
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へなちょこ駄目男の経営する団体「怪変隊道場」で彗星の如く現れた、特徴的なショートヘアと出身不明の妙な訛りがチャームポイントのアイドルレスラー。正統派レスリングテクニックとデンジャラスなバックドロップを持ち合わせて瞬く間に団体エースに上り詰め、一躍業界注目の的となっている。 |
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以前からインディー系団体を中心に渡り歩いているベテラン熟女レスラー。根拠も無くハリウッド映画スターであることを自称し、ぽっこりと出た腹を活用した美しくない飛び技も器用にこなすなど、パワーとテクニックを両立させた地味に嫌らしいスタイルを持つ。それ故どの団体へ出ても微妙なポジションである。 |
CEO「これは駄目男んとこの選手だな。・・・・・っておい!!しばらく自分の出番が無いからってニンチンドウTSやってるなよ!しかも出たばっかのカメラ付きじゃないか。」 駄目男「・・・よぉ〜し!フジワラー3匹目ゲットした〜!あのねー、ボクちんのお父さんお金持ちだから新型のTSもすぐ仕入れてくれるのー。・・・あっ、ボクちんの団体の選手の紹介だね。今レベル上げてる最中だからそっちで勝手にやっといて。」 CEO「コラァ!!もういいよ、俺が適当に進行やってる。・・・って伊智アナもなにモウバーサンと談笑してんだよ!だからこんなに人数いらないっつってんだよ。・・・・・えーっと竹城あきと原出てるよは、どっちも初参戦だな。でもなーんかどっかで見たことある気がしてならないんだよな。まあ気のせいにしておこう。 えっとチーム紹介終わったから最後は組み合わせ発表だな。おい星野アナが原稿読むのまだ残ってるじゃないか。じゃあ俺が読むぞ。今回はスイス式トーナメントということで、2回戦以降は勝敗によって試合の組み合わせが決まることとなる。なので今日は初戦の組み合わせだけここで発表する。まずは各チームがパートナー同士でシングル戦を行い、その後のバトルロイヤルの出場者を決める。結果はこれだ。」 |
CEO「勝った16名の選手が二手に分かれてバトルロイヤルで戦ってもらう。提携他団体、PXF所属選手の8名はAブロック、反PXFの8名はBブロックに分かれてもらった。結果はこちら。」 |
<Aブロック> <Bブロック>
CEO「バトルロイヤルのスペシャリスト・大森モトコ選手はここに出場していなかったが、Aブロックは"S"勢が1位〜3位を独占している!やはり"S"勢はバトルロイヤルに強い。では試合の組み合わせだが、初日第1試合は“Aブロックの1位 対 Bブロックの1位”、第2試合は“Aブロックの2位 対 Bブロックの2位”という順番だ。では一覧を見てみよう。」 |
第1試合: 後藤 由美子 & ストーム 慶子 vs 竹城 あき & 原出 てるよ 第2試合: 大森 モトコ & 堂本 涼子 vs 熟女破壊神 シヴァバァ & 熟女理容神 バーバヴァ 第3試合: 奥井 まりあ & 田中 愛子 vs G・T・フケテンネン & イノカヨ・インダッテェ 第4試合: ラーグ・アンツェル & F・T・ライシズ vs D・P・デブラ & G・H・ガリッシュ 第5試合: 美龍(メイロン) & LUNA vs ニック・マンダ & ピザァ・マンダ 第6試合: 凄井 宇座子 & でぶぃ夫人 vs Y・B・ジャガスキー & ムサック・ルシィーワ 第7試合: メイ・ヒギンズ & ジューン・ヒギンズ vs 小倉 あん & 白越 あん 第8試合: プリティ 中島 & プリーズ 貴澄 vs 超・熟女怪人 モウバーサン & アーン・マンダ |
CEO「大会は"S"と反PXFによる3連戦で幕を開けることとなる。第6試合ではかつてのツートップ・宇座子とジャガスキーが早くも対戦、そして第7試合はヒギンズ姉妹とあんガールズによる姉妹対決が実現だ!いや偶然ってすごいな。私も開幕が非常に楽しみになってきた。さあ反PXFのお前達、最後に言いたい事はないか。」 ミッキー谷「別に無いですよ。私にはプロレスでの勝敗の結果なんて関係無いですから。稼げるか稼げないかであってね。」 伊智「私は大会へのワクワクと同時にドキドキしているんですよー。それは今度のウチの番組の中継、ゲストにですよー、バストGカップのたわわな巨乳の・・・・・あーなんだか鼻の中でタラッとつたうものが、これもしかして・・・、ノーズブラッドいわゆる鼻血がー・・・・・」 ミノス「バストGカップですよ、ねー我々男性陣にはたまらないものがありますけど。じゃあ次のニュース、・・・・・また大馬鹿もんの男が下着盗んで逮捕されましたよ。ほんとにもう世の男は女性のおっぱいと下着にしか興味が無いのかまったく・・・。私も人の事言えないけど、ワッハッハ!・・・はい次のニュース。」 駄目男「フジワラーのワキガタメってレベルいくつになったら覚えるの〜?誰か教えて〜、CEOもゲーム詳しいんでしょ〜?」 モウバーサン「・・・CEOよ、我輩の言うのもなんだが、この団体は残しておくべきなんじゃないのか。こんなアクの強い奴らが一手に集まっては番組の進行すらままならんだろう。」 CEO「お前がそもそもの原因だろう。また次もこいつら出るっつうんなら俺は降りるぞー。」 |