新オーナーと元オーナー和解!?&次回興行発表




(ETW終了後のオフ興行で)

ジャガスキー「えっとおかげさまで、ワタシがオーナー就任後の初興行を、無事終えることができました。皆、応援してくれてありがとね。大会では元オーナーとの軍団抗争があったけれど、遺恨どうこうじゃなくお互いが良きライバルとして持てる力を存分にぶつけ合うことができたから、ある意味元オーナーには感謝しているわ。今日はその元オーナーがこの会場に来ているから、呼んでみるわね。さあ出て来なさーい。」

(会場に旧パロXメインテーマ“紙上の星”が流れはじめる)














ジャガスキー「あれからちゃんと顔合わせたことなかったわね。改めて元オーナー、大会での活躍を祝福するわ。」

元オーナー「あー、ありがとう。新オーナーこそ活躍は素晴らしいものがあったよ。改めて初興行の成功、おめでとう。」

ジャガスキー「フフ。なんかワタシらが褒め合うなんて、ワタシららしくないわね。いつもならここで罵り合うところでしょう。」

元オーナー「はは、そうだな。でも、今回の大会でこうして打ち解けたわけだから、これからも良きライバルとして、熱い抗争を繰り広げていこうよ。じゃあとりあえず和解の印として・・・・・」



















ジャガスキー「ありがと。これからも思いっきり、潰し合いましょう。」

元オーナー「望むところだ。次も俺がおいしいとこ持っていってやる。」

ジャガスキー「いいえ次はワタシが圧倒的な実力の差を見せつけるわ。地味な連中になんか負けてらんないから。」

?「ちょっとアナタたちぃ〜!」

ジャガスキー&元オーナー「んんっ?」















宇座子「なんかワタシのこと忘れてるんじゃなーい?二人が勝手に仲良くなっちゃって、どうなってんのよ。」

元オーナー「宇座子、オマエは・・・・・・・・・・・・・論外だ。」

宇座子「ええっ!?そんなぁー・・・・・・・・。」

ジャガスキー「宇座子わかる?ワタシ達はね、死力を尽くして闘い合ったからこうして信頼が芽生えたのよ。人っていうのは憎しみを友情に変えることができる唯一の生き物なのよ。」

元オーナー「こうしてうちの団体はようやく丸く収まったんだ。良かったじゃないかー。」

ジャガスキー「そうよ。これは誰かの策略でも何でもない、紛れも無い事実の和解よ。」

宇座子「そんなの信じられるわけないじゃなーい。元オーナーだけは絶対、ジャガスキーの罠なんかに引っ掛かっちゃ駄目よ。」

元オーナー「罠なんかじゃないって。まあ今までのことがあるから、信じられないのもしょうがないか。」

ジャガスキー「そうね。今後の活動で徐々にわからせていくしかないわね。」

宇座子「二人とももういいわよ。ワタシは自分の力だけでやっていく。元祖武者逝の誇りは捨ててないから。」

ジャガスキー「ああ武者逝といえば、肝子や紀所もまたアナタと一緒にやっていきたいって言ってたわよ。ワタシと元オーナーの抗争はひとまず終わったから、アナタ達武者逝やP2P、うちの邪我なんかも元のユニットに戻ってまた活動することになるわー。」

元オーナー「俺も地味な選手を率いての活動を考えてるから。新しい選手の育成もあるしね。」

宇座子「そう。じゃあワタシは元祖武者逝としてキーちゃんやイーちゃんとまた一緒に、この団体を背負ってきた意地ってものを見せつけてやるから。二人とも、潰される覚悟をしておいてよね。」

元オーナー「すでに顔は潰れてるけどな。」

ジャガスキー「アハッ。それ言っちゃおしまいよー。」

宇座子「じゃあね。」


(宇座子が退場)


元オーナー「あっ、そうだ俺発表することあったんだ。時間いい?」

ジャガスキー「別にいいわよ。もう試合終わってるから、どんな長話しようとお客さんは勝手に帰れるからね。」

元オーナー「じゃあ、発表する。わたくしイチヒロはこの度、フロントの方々のご推薦によりこの団体の総合プロデューサーに就任することとなりました!」

ジャガスキー「ちょっ・・・、ちょっといきなりなによ!それ。」

元オーナー「ETWの企画をしたのも俺だし、新選手を発掘したのも俺だし、慈美やオゲレッツをオンライン戦で目立たせることができたのも俺だということで、フロント陣が急遽、総合プロデューサーの座に就くことを推薦してくれたんだよ!」

ジャガスキー「そんなの聞いてないわよ!それじゃっ・・・、ワタシの立場はどうなるの。」

元オーナー「経営面や人材の管理に関してはこれまで通り、オーナーにおまかせする。イベントの企画や参加選手の手配なんかは、総合プロデューサーとして私が責任もってやらせて頂きますんで。」

ジャガスキー「アンタが楽しいこと横取りじゃないのー!こっちはお金のやり繰りすんの大変なんだからね!」

元オーナー「自分から進んでオーナーになること決めたんじゃないか。俺だって武者逝のグッズが全然売れなくて苦労したんだから。俺がプロデューサーやることによって、少しでもオーナーの苦労が軽減できるんだからいいだろ?」

ジャガスキー「フンッ、好きになさい。でも一番権限のあるのはオーナーであるワタシなんだから、興行でもしヘマやらかしたら、即刻クビだからね。」

元オーナー「そのぐらいの覚悟はできてるよ。もう失うものはないしな。というわけでじゃあ、早速次回の交流戦を発表しようか。」

ジャガスキー「もう企画が立ち上がってるわけー?」

元オーナー「ああ、ちょうどゲームで遊んでる時にパッとアイデアが思い浮かんでな。今回の内容は、これまでやってきたリーグ戦やトーナメントとはガラッと趣を変えて、各団体の選手が三つの軍に分かれて様々な試合形式で争う、全く新しい形の軍団対抗戦だ。」

ジャガスキー「なんなのそれ?なんか新しいことやりたいみたいだけど、いまいちとっつきづらい印象ね。そんな無謀なことして失敗してもしらないわよ?」

元オーナー「ああ無謀かもな。でも無謀っていう言葉の響きがちょっと好きだったり。もう普通の大会やんの飽きちゃってさ。シングルのリーグ戦とか、タッグのトーナメント戦とか、普通にできることはみんなやっちゃったでしょ。交流戦のマンネリ化を防ぐのも俺の仕事なわけだから、ここはひとつ俺の挑戦を見てやってくれ。」

ジャガスキー「わかったわよ。クビになる覚悟はできてるんだしね。で、その大会名は決まってるの?」

元オーナー「三つの国によって争われる無謀な大会ということで、大会名は“真・三国無謀”だ。」

ジャガスキー「フッ、相変わらずパクリネタ好きね。あとこっちからもちょっと言いたかったんだけど、リングの団体ロゴにはちゃんとFINALの文字も入るようになったわ。」












元オーナー「今までのの使い回しだな。新しくデザインしようと思ったんだけどうまくまとまんなくてね。それと、うちは完全に女子プロ団体になったということで、レフェリーも女の人が担当するようになったから。といってもおばさんだけど。名前は“W.C御手洗”さんだ。」











W.C 御手洗 (ダブリューシー みたらい)

フォールカウント: 速い
反則カウント: 速い
場外カウント: やや遅い
移動速度: 速い
乱入時間チェック: やや長い
激突ダウン時間: やや長い

それまで事務員をしていたが5分前出社の正確ぶりや定時退社の正確ぶりが評価され、かねて希望だったレフェリーに転向。レフェリングにおいてもカウント刻みは高速かつ正確無比。






ジャガスキー「じゃあ、今後ともPXFをよろしくね。最後に次回の興行タイトルをもう一度言ってもらえる?」

元オーナー「はい、次回の興行タイトルは“真・三国無謀”です。」













真・三國無謀

近日開催告知予定