＜第３ステージ・第４〜第６試合＞
| −第４試合− | |||||||||||
| 藤田 さつき | ＶＳ | 飯野 佳容 | |||||||||
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何かの因縁か、これが大会３度目の対決となる藤田と飯野。これまでの２戦は２敗の成績の藤田、３度目の正直となるべく序盤から威勢の良い掛け声に乗せボディスラムや各種打撃で勢いよく攻め、４分にはシザースキック。浴びせ蹴りも繋げると、そこからキャプチュードを決め最初のフォール。飯野もジャンピングエルボーなどで反撃を狙うが藤田も打撃で押しペースを握らせず、両手クロスガッツポーズからハイキックを打ち込んでダイビングエルボードロップ。 飯野の串刺しショルダーを喰らった後にも足掛け延髄、踵落とし、ハイキックという蹴りの３連打を決め更にキャプチュードからジャーマンスープレックスホイップ。ここから立ち上がった飯野も内股ハイキックラッシュで逆襲し逆さ押さえ込みに固めるが、余裕を持って２で返す藤田がすぐに足掛け延髄でペースを戻し、ロープに振ってのニールキックからフォールの体勢。これを２で返した飯野だが立ち上がれば藤田のミドルキックで倒れ、骨法流掌打も喰らわす藤田が組み付き、しかしここで飯野がロープに振らせると、走り込んでの飛びつきＤＤＴへ。 ここから起死回生の一打に繋げたい飯野だがスタミナ消耗により次へ行けず。再びロープに振らせて飛びつきＤＤＴを狙ったがこれは読んでいた藤田が回避、ならばともう一度飯野がロープに振って同じ技を繰り出そうとするがこれも落ち着いて避けた藤田。この隙を見計らい飯野を担ぎ上げると、大会初披露の必殺・Ｆ５を炸裂し、勝利を確信してカバー。返す余力は残ってなかった飯野、ここできっちりと藤田が３カウントを入れさせ３度目の正直でリベンジ成功。軍団累計ポイントの差を２００ｐｔに縮め、ＰＸＦ軍の逆転勝利も充分狙える状況に持ち込んだ。
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| −第５試合− | |||||||||||
| 宇働 光 | ＶＳ | ゲレーラ・ニンジャ | |||||||||
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後輩の勝利の後押し、そしてＰＸＦ軍の逆転勝利という希望を胸に、これまで以上に闘志を感じさせるファイトを展開する宇働。５分に延髄斬り、その後ニンジャの度重なるチョーク攻撃にペースを乱されそうになるが、８分のライトニングエッジで再び流れを引き寄せ延髄斬りに連繋。バック取りは返され低空ドロップキックを喰らうがすぐにピースクラッシャーで持ち直し、足掛け延髄から延髄斬り。更にローリングエルボーも打ち込むと、ここからヒールホールドへ。 この後のヘッドロックはニンジャがバックドロップで返し、ヌド・インベルティダに持ち込んだがその後バック取りを宇働がオーバーヘッドキックで迎撃。仰向けに転がし再びヒールホールドでギブアップに迫り、振り解かれれば素早くライトニングエッジで投げつけてバック取りから必殺・ライトニングタイガーへ。これでフィニッシュと思われたが２で粘ったニンジャ。立ち上がると宇働をコーナーに寄せたが逆に宇働がライトニングエッジをもう一度決めていき、間髪入れずにヒールホールド。 これもしぶとく耐え抜いたニンジャ、先に立ち上がるとセントーンを落とし、反対側の対角線コーナーに振っていったがこの場面でもライトニングエッジで形勢を立て直す宇働。スピニングレッグロックを挟んで延髄斬りを撃ち込み、ニンジャからの踏み込み地獄突きに倒れたもののすぐにローリングエルボーでお返し。そして高ぶる興奮を全身で表現するガッツポーズから渾身の力でヒールホールドに絞め上げ、たまらずニンジャがタップアウト。周囲の期待とプレッシャーに全く臆することなく持てる力を最大限に発揮した宇働、ＰＸＦ軍怒涛の３連勝に導きポイントは僅差の５０ｐｔ。決着を最後の第６試合までもつれ込ませることに成功した。
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| −第６試合− | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| メイ・ヒギンズ | ＶＳ | ＢＴマスク＝Ｓ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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迎えた最終決戦は他団体ｖｓ他団体。獲得ポイントに関係なく、ここで勝った者が団体の運命を決することとなる。顔面への張り手を中心に攻めるＢＴマスク＝Ｓが６分、ロープカウンターからバックに回るとスリーパースープレックス。ここからのフォールは２で返すメイだがその後フック掌底に倒れ、そのままゴートゥスリープに固められ危ない状況。これはなんとか脱出したが、この後も厳しい攻めを見せるＳが掌底アッパーから延髄斬り、ここからのバック取りはメイが返してフットボールタックルに倒すが組み付きをエルボーで倒すＳ、再びゴートゥスリープ。 ここもなんとか気力で持ち堪えたメイだが既に虫の息か、ここからＳがロープに振ってのフック掌底で倒すと延髄斬りに連繋、そのままカバーの体勢。時間帯は８分台だが既にＫＯ状態のメイ、返すことができず、反ＰＸＦ軍の勝利そして団体の政権交代を告げる３カウントゴング。最後まで可能性を信じ必死に戦ってきたＰＸＦ軍にとって悲しい結末となってしまったが、試合に負けても勝負では負けていない、そう思える白熱した大会内容であった。今後この団体がどう変わっても選手達は変わらず熱い試合を我々に提供してもらいたい。
〜軍団累計獲得ポイント（第３ステージ終了後）〜 ＰＸＦ軍 １６００ｐｔ ｖｓ 反ＰＸＦ軍 １７５０ｐｔ
〜チーム別累計獲得ポイント（第３ステージ終了後）〜
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＜第３ステージ・第１〜第３試合＞
| −第１試合− | |||||||||||
| でぶぃ夫人 | ＶＳ | ザ・グリフォン | |||||||||
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第２ステージ終了時点で５５０ｐｔもの大差を付けられ後が無いＰＸＦ軍。第３ステージ初陣に挑むのは本隊チームのでぶぃ、相手は第１ステージの６人タッグ戦で流血させられた因縁の相手・グリフォン。序盤は圧力で押し進めるでぶぃ、５分台に２度狙ったダブルアームからの大技はいずれも返されるなど攻め焦ってる印象もあったが、６分に走り込んでの叩きつけラリアットを命中。対してグリフォンも鋭い打撃で返し、ハイキック、叩きつけラリアットアタックをヒットさせてコブラクロー。そして立ち上がってからナックルパートで殴りつけるとここででぶぃ、再び流血。 ペースを乱されそうになるが、叩きつけラリアットを再び打ち込み雄叫びを上げローリングエルボー。そしてダブルアームホイップも決め、その後もう一度ダブルアームの体勢に入ると危険技のタイガードライバー’９１を炸裂させてフォールへ。リングの真ん中でカウントが進んだが、ここをグリフォンが２．９で粘りフロントスープレックスホイップで返していくと、叩きつけラリアットアタックからコブラクロー。反則カウント３まで絞め上げていき、でぶぃの対角線ハンマースローも振り返すとコーナーに登らせ雪崩式の体勢。第２ステージで見せた超大技の雪崩式グリフォンズクラッシュを狙ったが、でぶぃがエルボーで落とし間一髪阻止。 ここからグリフォンにダイビングフロントハイキックを見舞っていくが、その後グリフォンも突き放しハイキックで逆襲。更にバックドロップも決め、でぶぃーのロープカウンターからのローリングエルボーを屈んでかわすと頭突き連打で倒し、コーナーへ飛び乗って必殺シューティングスタープレス敢行。反撃のラッシュから一気にピンフォールを奪いに行ったが、でぶぃが２．９で肩を上げるのに成功。勝負の行方がわからなくなる中、でぶぃがロープカウンターのローリングエルボーを今度は当て、グリフォンのハイキックも下がってよけるとダブルアームホイップで投げつけて前転キャメルクラッチへ移行。体重を乗せがっちり決めていくが、グリフォンが耐え凌ぎ。 この後も攻めに出るでぶぃ、もう一度ダブルアームホイップを決めるとグリフォンを場外に転がして落とし、自らは呼吸回復。流血で奪われていくスタミナを少しでもやわらげていき、リング内に復帰するグリフォンを待ち構えるとここからまたしてもダブルアームの体勢。持ち上げてグリフォンの頭部が逆さまになったところでこの日２度目のタイガードライバー’９１を容赦無く決め、フィニッシュへのフォールへ。さすがのグリフォンもこの危険技を２発浴びたダメージは深く、肩を上げられず３カウントのゴング。ＰＸＦ本隊ホープのでぶぃが危機的状況をまずは勝利で打破し、後続の選手へバトンを繋いだ。
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| −第２試合− | |||||||||||
| ヤハリ・ビールト・ジャガスキー | ＶＳ | 超・熟女怪人 モウバーサン | |||||||||
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ここも勝利してポイント差を一気に縮めたいジャガスキー。ここまで絶好調の成績でチーム順位トップとなっているが、その相手・モウバーサンもここまで連勝で同じくチーム順位がトップタイ。勝負の大きな分かれ目となる重要な試合、前半は手数でリードを奪っているモウバーサン、リフトホイップから２度に渡るチョン蹴りで屈辱を与え、開始４分というところで串刺しＤＤＴから垂直落下式リバースＤＤＴ。この後５分台でも同じ大技の連繋を決めていき、ジャガスキーのバック取りを暴れて阻止すれば７分に３度目の垂直落下式リバースＤＤＴ。 相次いで大技を浴び苦戦を強いられるジャガスキー、打撃を返しているもののペースを奪えず、その後コーナーに寄せられたところでモウバーサンの必殺スタスタ・ドン・スタスタ・ド〜ンを喰らってしまい敗北の危機。これはなんとか２で耐え凌いだが、パイルドライバーに倒し起き上がらせると自らロープへ走り込むモウバーサン、ここから駄目押しのアックスボンバーサンをぶち込んでいき、勝利を確信してフォール。 試合はまだ８分を経過しているところだが既にダメージは瀕死状態だったジャガスキー、これを返すことができず無念の３カウント献上。これが策略通りか、モウバーサンが短期決着でジャガスキーから圧勝し、再びポイントを突き放してＰＸＦ軍に嫌なムードを呼び戻した。
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| −第３試合− | |||||||||||
| アーン・マンダ | ＶＳ | 尾毛 浜音 | |||||||||
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もう絶対に負けは許されない状況のＰＸＦ軍だが、この試合のアーンはプレッシャーを感じさせず、いつも通りの落ち着いた試合運びで有利な展開に。浴びせ倒しラリアット、ジャーマンホイップなどを決めた後６分にパワーボムでフォール。２で返された直後にもこれを再び見舞っていき、浜音を早くも後一歩まで追い込むとボディスラムから両手ピースアピールで余裕を見せて極楽固めへ。この後バック取りの切り返しや串刺しショルダーなど浜音も技は出しているものの、反撃の一打には至らず３度目のパワーボムも浴びて危うく２．９。 この後再三のバック取りを切り返されているアーンだが、焦らず攻め続け浴びせ倒しラリアットからピープルズエルボー。更にストマッククラッシャーからもう一度ピープルズエルボーを振り落としていき、着々とフィニッシュの体勢を作るとボディスラムで倒し両手ピース。そのまま極楽固めに移行し、浜音から難なくギブアップを奪取。決着が早かったため高ポイント獲得はならなかったが、再びＰＸＦ軍に士気を高めさせ、後続３人の他団体勢に希望を託した。
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＜第２ステージ・第４〜第６試合＞
| −第４試合− | |||||||||||
| 凄井 宇座子 ＆ でぶぃ夫人 | ＶＳ | ゲレーラ・ニンジャ ＆ サタナ | |||||||||
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グラウンド中心のじっくりした攻防の後、徐々にリードを広げるのはニンジャ・サタナ組。１０分、ニンジャがでぶぃへヌド・インベルティダを仕掛け、１１分にはダイビングセントーン。更にラ・エスカレーラも決めると、でぶぃも宇座子の羽交い締めからローリングエルボーを打ち込みフライングボディプレス。混戦となりサタナは宇座子へベアハッグ、でぶぃはニンジャへ腹固めを決めていくが、これを解いたニンジャも再びラ・エクカレーラへ。その後代わったサタナもアメリカンパンチラッシュ、雪崩式ブレーンバスターなど積極的に攻めていき走り込んでのブラックボルトを命中。これを受けてでぶぃは宇座子へ交代。 サタナのアメリカンフック、宇座子のフック掌底とそれぞれ重い一発を決めた後、宇座子の前転キャメルクラッチを解いたサタナがパワーボムホイップ。更にバックからの延髄ジャンピングヘッドバットをぶち当てていきフォールの体勢へ。カットに入れない好位置となり宇座子は辛うじて２．９で逃げ切り。すぐに宇座子もキャプチュードに返していくがフォールはすぐさまニンジャがカットし、サタナが逆にフォールへ。これもなんとか２で返す宇座子だが、ニンジャのパワーボムホイップによるアシストを受けてしまい、ＷＯＷ！ＷＯＷ！と猛獣のような雄叫びを上げるサタナがここから延髄ジャンピングヘッドバットに持ち込んで再びフォール。 これはロープに救われた宇座子だがまだ攻め込まれる展開は続き、サタナがベアハッグ。でぶぃがカットしたもののニンジャにボディスラムで場外に落とされ、対して宇座子もそのニンジャを場外へ投げ捨て。そしてサタナのバックを取ると、起死回生のこんぴら山ジャーマンでフォール。分断からタイミング良く決めていったがこれは２で返すサタナ。ならばと宇座子も今度はキャプチュードからフォールに行ったが位置が悪くロープブレイク。ここでリングに入ったニンジャがサタナと２人掛かりで掴みにかかったが宇座子が迎撃し、ニンジャへフック掌底。サタナにハイアングルボディスラムで叩きつけられるもバックを取り返し漬物石落としを炸裂。 いつフィニッシュを決められてもおかしくない状況で宇座子が孤軍奮闘を見せ、ここで逆さ押さえ込みに捕らえたが、相手コーナー付近のためカットを許し、ニンジャがアシストのバックドロップ。サタナが宇座子を引き起こすと、ニンジャがフィニッシュを予告する力一杯首斬りアピールを決め、これに応えるようにサタナがロープへ走り込み強烈なブラックボルトを炸裂。そのまま片エビに固め、でぶぃのカットは出遅れ力尽きた宇座子は肩を上げられず、決着の３カウントゴング。未知であった実力をこの試合で遺憾無く発揮したニンジャ・サタナ組がＰＸＦ軍本隊組から勝利し、再び反ＰＸＦ軍の流れに飲み込ませた。
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| −第５試合− | |||||||||||
| 美龍（メイロン） ＆ メイ・ヒギンズ | ＶＳ | 超・熟女怪人 モウバーサン ＆ ＤＥＶ−Ｉ | |||||||||
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先程のニンジャ・サタナ組同様、こちらも快調な動きを見せるＦＡＷＰチーム。序盤Ｗ．ドロップキックを２連発で決めた後ドラスク、四の字を惜しみなく繰り出していく美龍、それに対しヴァ・バーサーカーズのＤＥＶ−Ｉも軽やかな身のこなしで翻弄しつつ串刺しストンピングなどラフも絡めてペースを渡さず。五分五分の展開の中１３分、美龍のジャンピングパイルドライバーは切り返したモウバーサンがコーナーに登りダイビングフットスタンプ。しかしこれを受けた美龍が立ち上がって２度目のジャンピングパイルドライバーを意地で成功。代わったＤＥＶ−Ｉに対してはＳＴＦ、フロントネックロックなど締め技で攻めていきカニ挟みからリバースドラゴンスリーパー。 ロープに逃げられるも休む暇を与えない美龍が更に攻め込みバックドロップから必殺のドラゴンスープレックスでフォール。これはロープに救われたＤＥＶ−ＩがモウバーサンとのＷ．ドロップキックを当てていくと高角度前方回転エビ固めに捕らえるが、メイがすぐにカット。美龍がここからバックに取るがＤＥＶ−Ｉが回り込み必殺のあぁんっ、プリティだぁ〜を炸裂。ここは無理せず美龍が交代し、メイとのＷ．ブレーンバスターで場外に落とし込んでいき、リングに入ったモウバーサンへはぶっこ抜きブレーンバスター。そこからメイもロデオクラッチに固めていき、場内に戻ったＤＥＶ−Ｉへもブルドッキングヘッドロック。 その後ＤＥＶ−Ｉにサマーソルトキックを当てられるとローリングクレイドルでやり返していくが、ＤＥＶ−Ｉもノーザンライトボムで逆襲し駆け登ってのムーンサルトアタック。するとメイもすぐさまコーナーに押し込んでのハンマーブロー連打からスパイク雄叫びを上げロデオクラッチ。再び流れを引き戻し、混戦では美龍がモウバーサンへドラゴンスープレックス。だがこの時ＤＥＶ−Ｉはメイのバックを取りあぁんっ、プリティだぁ〜を成功、更にコーナーに寄せ大技を狙うが、メイがヘッドバットに倒し美龍へ交代。手首をチェックする仕草から満を持してバックを取る美龍だがカンガルーキックで返すＤＥＶ−Ｉ、コーナーに登るとムーンサルトを投下。 戦うポジション的には不利ながらその後も攻め込むＤＥＶ−Ｉ、ココナッツクラッシュから踵落とし、スクリューハイキックと叩きこみ人工衛星ヘッドシザース。ポジションを自軍コーナー側へ引き寄せ勝機も呼ぶが、バック取りを取り返した美龍がドラゴンスリーパー。しかしポジションの有利が働きピンチを乗り切るヴァ・バーサーカーズ、モウバーサンがカットからハイアングルチョークスラムに落とし、すかさず美龍もＤＥＶ−Ｉをスモールパッケージに固めるもモウバーサンが再びカット。ここでの混戦ではモウバーサンがメイをリストアップに持ち上げている間、美龍はＤＥＶ−Ｉを逆さ押さえ込みに固めたが気付いたモウバーサンがカット成功。 そしてフォローを受けたＤＥＶ−Ｉが高角度前方回転エビ固めで逆にフォールし、この時メイは自軍コーナーへ戻った直後のためカットを阻止、そのまま美龍から３カウントを奪取。ヴァ・バーサーカーズが第１ステージに続く連勝を挙げ、更に勢いを増す反ＰＸＦ軍が第２ステージ勝ち越しを確定した。
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| −第６試合− | |||||||||||
| 宇働 光 ＆ 七橋 早苗 | ＶＳ | ＢＴマスク＝Ｓ ＆ ＢＴマスク＝Ｙ | |||||||||
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３連敗だけは絶対避けたいＰＸＦ軍の宇働・七橋組、その相手は同門のＢＴマスク。前半から気合いの入ったファイトを見せる宇働、６分にピースクラッシャー、８分に延髄斬りをＢＴマスク＝Ｙに撃ち込み、代わったＢＴマスク＝Ｓへもカウンターの一回転ドロップキックを２連発、延髄斬りはかわされるも足掛け式でその後延髄を当てるなど打撃技を爆発。ＢＴマスク＝Ｓもボディパンチ連打で返しゴッチ式パイルドライバーを落としていくと、Ｙと協力してＷ．ブレーンバスターで投げ、羽交い締めのフォローを受けての延髄斬りを命中。そのまま必殺のゴートゥスリープに固め一気に形勢を逆転。 これを凌いだ宇働もローリングエルボーに倒すがその後の掴みを胴絞めスリーパーに切り返され再びピンチ。これは七橋のカットとスクラップバスターによるアシストで救われ、交代に成功。ここから反撃を狙う七橋が雄叫びを上げサナエスペシャル、ロープに逃げられるがＢＴマスク＝Ｓのフック掌底はガードし、ロープに振ってボディスプラッシュ。ＯＨ！アピールからアメリカンフックを正面でクリーンヒットさせフォールの体勢。これはカットに入るＢＴマスク＝Ｙ、同じくリングインの宇働を掴みかかると、必殺のスマイルトゥザルーザーを決めていき七橋へもペンデュラムバックブリーカー。 Ｓのタッチを受けて七橋のバックを取るがこれはバックプレスで切り返す七橋、逆にバックを取るとこれを暴れて防ぐＹ、ピースアピールでブーイングを浴びつつスピアーで突き倒し、振り抜きストレートで追撃。再びバックを取れば肩車の体勢に移行し、コーナーに登るＳがここからスカイハイ・ミサイルキックを炸裂。大ダメージを与えて更に流れをものにするＢＴマスクチーム、ここからのバック取りは返されるもＳのフォローからＹが走り込んでスピアー。これに七橋もココナッツクラッシュからアメリカンフックに倒しカバーするが、相手コーナーに近くすぐにＳがカット。混戦に入ると、宇働はＹへ必殺ライトニングタイガーを放っていくがＳも七橋へ卍固め。 そしてＹが宇働へ裏投げを決めていき、七橋もそのＹに対し水車落とし。両軍譲らずの展開となり、更に七橋が垂直落下式バックドロップ、ワイルドボムホイップと大技を重ねサナエスペシャル。畳み掛けていくがこれも相手コーナーが近くカットによって勝負を決められず。するとこの混戦で再び活路を見出すＢＴマスクチーム、Ｓが宇働へスリーパースープレックス、Ｙが七橋へ裏投げを同時に鮮やかに決め、更にＹが七橋へスマイルトゥザルーザー、まだグロッキー状態でリングにいる宇働のバックも取ると、続けてベリートゥバックを成功。スタミナの消耗戦となる試合終盤に差し掛かりながらも、相手２人をまとめて大技で薙ぎ倒す余力を見せるＹ。 これに対する七橋も底無しのスタミナとタフさを発揮し、水車落とし、垂直落下式バックドロップですぐさま逆襲。フォールに入り、相手のカットの届かない好位置で決めるが２で粘ったＹ。リングインしたＳが卍固めに決めた後、Ｙがロープに振って捻り式スパインバスターから逆にフォールへ。これは宇働がカットに間に合い、その後七橋がバックドロップ、サイドスープレックスで再びペースを握るとワイルドボムホイップ。原人の雄叫びアピールを上げここから力を込めてのアメリカンフックで倒し、渾身の片エビ固めへ。しかしこれは相手コーナーが近くカットで惜しくもピンフォールを取れず。 ここで混戦が再開されるとＹは宇働へスピアーを放っていくが、終わった直後逆に宇働にロープ越しに捕まえられ、七橋のアメリカンフックが命中。原人の雄叫びアピールからバックについたがこれはＹが凌ぎ、コーナーに登りダイビングボディプレス。そして必殺スマイルトゥザルーザーをここでも炸裂させていくが、七橋はこれでもまだ力尽きることなく、串刺しのヒッププレスで反撃を仕掛けていきＯＨ！アピールからフォール。しかしこの場面も相手コーナー付近と勝運に恵まれず、カットしたＳが延髄斬りをクリーンヒット。 これで致命傷を負わせ、ＹがＷ．ブレーンバスターから片エビで押さえ込みと、宇働のカットは間に合わず七橋の余力も遂に底を突いて、決着の３カウントゴング。超人的なスタミナ、精神力を持った者同士による壮絶な激闘を制したＢＴマスクチームが、反ＰＸＦ軍の３連勝を決めさせ、ＰＸＦ軍に大きくリードを取った状態で第３ステージ突入を決めた。
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＜第２ステージ・第１〜第３試合＞
| −第１試合− | |||||||||||
| 藤田 さつき ＆ 相川 祥子 | ＶＳ | 真田 加代 ＆ 飯野 佳容 | |||||||||
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前回のリベンジ戦となる藤田・相川組だが、前半ペースを握っているのはベテランコンビの真田・飯野組。９分に真田が相川へ喉笛チョップ連打からダイビングセントーン、代わった藤田に対してもチンクラッシャーなどの中技を繋いでリードし、続く飯野も飛びつきＤＤＴ、ブリザードスープレックスを決め更に攻勢へ。しかしこの後交代を受けた相川もカウンターのローリングソバット、一回転ドロップキック、スクリューハイキックと鮮やかな打撃のラッシュで反撃を開始し、ここからエプロンサイドへ移動。そして前回成功ならなかったウルトラ・ウラカン・ラナをここで決めに行ったが、飯野が寸前でかわし惜しくも不発。 だが捻り式バックドロップで自軍コーナー側に投げつけると、再びエプロンに回り２度目のウルトラ・ウラカン・ラナを今度は成功。これはロープに逃れた飯野、ペンデュラムバックブリーカーからバックを取るが相川がレッグスピンに返し、逆にバックを取ってジャーマンスープレックス。これもロープに救われた飯野は真田に交代し、その真田がショルダーネックブリーカーからバック取り、これは相川がエルボーで行かせず、自らバックにつくとスリーパーへ。ここで飯野がカットに入ったが気にせず真田を掴んでエクスプロイダー。その後場外、場内で両者の混戦が始まり、場外では飯野が相川へ内股ハイキックラッシュ、そして場内では真田が藤田へダイビングセントーン。 混戦終了後、真田がトーキックで倒して押忍アピールからバックへ、これは相川が取り返しフェイスクラッシャー。そしてブレーンバスターの体勢に入ったが真田が逆に投げ返し、再びバック取りへ。これも相川が取り返し自らバックについたがエルボーで突き放す真田、もう一度相川のバックにつくとここで必殺の垂れバストジャーマンを初めて成功させフォール。決まり位置は相手コーナー付近だったが体力消耗の激しい藤田はカットできず、ここで３カウントのゴング。ベテランコンビらしい落ち着いた試合運びで藤田・相川組を返り討ちにした真田・飯野組がチーム・軍団共に２連勝を決めた。
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| −第２試合− | |||||||||||
| アーン・マンダ ＆ カーレ・マンダ | ＶＳ | 森田 あかり ＆ ザ・グリフォン | |||||||||
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序盤でアーンとの合体パワーボムを決めていきその後野性味ある打撃の繋ぎでリードを取るカーレだったが、アーンに交代後の場内、場外入り乱れての混戦で状況は一変。場内ではコーナーに押し付けるカーレに対しグリフォンがスーパー・キックを一閃。そして場外ではアーンが狙ったパワーボムを森田がウラカン・ラナで切り返し。更にはバックドロップから再びアーンのバックを取った森田が硬い場外マットへ突き刺す必殺の高速ジャーマン。混戦終了後もダメージが残るアーンに対しグリフォンがスーパー・キックをここでも放っていき、起き上がらせると首を掻っ切るアピールからグリフォンズクラッシュ。 フォールに持ち込みカウントは２．９。一気に追い詰め再びスーパー・キックを打ち込むとロープへ振ってのバック取り、これはアーンが返しアルゼンチンバックブリーカーに担ぐと森田が裏拳でカット。更に走り込んでニールキックを見舞っていくがこれはアーンがかわしてカーレへ交代。そのカーレがチョーク攻撃などラフに出て流れを断ち切りに出たが、起き上がったグリフォンに強烈な突き放しハイキックを喰らい、森田がグリフォンと掴んでＷ．ブレーンバスター。その後グリフォンがカーレを場外に投げ落とし再び場内・場外での混戦に移ると、カーレは森田を鉄柵に振りコブラクローに捕らえたが、場内ではグリフォンがアーンを雪崩式の体勢へ。 そして先程決めたグリフォンズクラッシュを今度は雪崩式で豪快に投げつけていき、この時場内に復帰したカーレは両手ピースアピールで余裕っぷりを見せてコーナーの森田をヘッドバットで突き落とすが、逆にグリフォンからヘッドバット連打を喰らいダウン。更にグリフォンがグリフォンズクラッシュに持ち込んでフォールの体勢。これはアーンがカットに成功したが、そのアーンを同じくリングインした森田が腕ひしぎ逆十字固めへ、その間グリフォンもグリフォンズファングでカーレを倒し、フィニッシュへ秒読み段階。瀕死のカーレもその後残る力を振り絞り爆弾華麗・辛口からヘッドドロップ、スコーピオンデスロックと繋げ逆転勝利を狙ったが森田がカットで阻止。 ここから自軍コーナー付近での戦いに移し勝利への体勢を整えるグリフォン、羽交い締めにしておいて森田の一回転ドロップキックをヒットさせ、起き上がらせておいて森田がバックドロップ。更に起き上がらせると今度は森田が羽交い締めに押さえ、グリフォンが叩きつけラリアットアタックを命中。正面・背後と逃す機会を全く与えない流れるようなコンビネーションで観客を唸らせて、グリフォンが正面から締めのハイキック。そこからカーレを場外に落とし、再び混戦に誘わせると場内ではアーンがグリフォンをマッケンローに倒してピープルズエルボー投下。場外ではカーレとバックの取り合いを見せた森田がフェイスクラッシャーを決め、リングに押し戻して混戦終了。 最終局面を迎えると、カーレが脳天唐竹割りでグリフォンを倒しておいてコーナーからマサーラ・トリピッピーを命中。これにグリフォンは森田へのタッチで勝利を委ね、カーレが掴みにかかったところは森田が押し倒し首斬りアピール。全速力でロープに向かって走ると顔面低空ドロップキックをスパッと切り裂くようにぶち込んで、そのままフォールへ。アーンが早速カットに入るが距離的に一歩遠く、カーレも自力で返す気力が無く３カウントのゴング。後半での目の覚めるようなグリフォンの強力ラッシュが印象に焼きついたこの試合、イエローラインチームが初日に続く連勝を挙げ反ＰＸＦ軍団の３連勝を決めた。
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| −第３試合− | |||||||||||
| Ｙ・Ｂ・ジャガスキー ＆ Ｆ・Ｔ・ライシズ | ＶＳ | 大舞 慈美 ＆ 尾毛 浜音 | |||||||||
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勢いに乗る反ＰＸＦ軍だがこの試合、初日での勝利で勢いがあるのはＰＸＦ軍外国人部隊のジャガスキー・ライシズ組。１０分にジャガスキーが浜音へシュミット式バックブリーカーからイキデキヘンに持ち込み、１１分にもサンダーファイヤーパワーボム。交代を受けた慈美が五分の展開に持ち込もうとするが同じくイキデキヘンに捕らえられ、スモールパッケージホールドに押さえた場面でもカットを受けた直後イキデキヘンを再び決められ精神的にも苦しい状況。だが無我の境地を見せるが如く、ロープに振れば一回転ドロップキックを涼しい顔でヒットさせジャックナイフ固め。ジャンピングネックブリーカードロップも決めてジャガスキーを交代させ、ライシズへは串刺し背面エルボーから弓矢固め。 ボディスラムからバックを取るが、ライシズがレッグスピンで切り返しアンクルホールドに移行。ペースを奪われかけるが振り解くと落ち着いてキーロックに固め、その後ダブルリストアームソルトから一回転ドロップキック。ロープワークからジャンピングネックブリーカーを狙っていったがこれはかわしたライシズがクアラッシュに倒し、再びアンクルホールドへ。状況はわからなくなる中、ここで混戦に突入し慈美はジャガスキーの後を掴んで必殺の古典式原爆、浜音もライシズへフェイスクラッシャー。そこから慈美もバックにつくがライシズが取り返しジャーマンスープレックスホイップ。 スタンディングに戻ると、慈美がライシズをロープに振って一回転ドロップキック、起き上がらせると再度一回転ドロップキックを打ち込んでいったが負けじとライシズもＤＤＴに倒してここで必殺のペイニー・ゴーラウンド。すぐにカットに入る浜音、両手握り拳で気合を入れると必殺技の羽折りでんぐり返し固めをライシズに決めていき、その間ジャガスキーも慈美へクロスアームサンダーファイヤー。両チームパートナーの得意技が交錯した後、ライシズが慈美をコーナーに寄せ雪崩式を狙いに行くが、先にダブルリストアームソルトで回避した慈美、ここからバックにつくと古典式原爆固めでフォール。 カットの届かない位置で決まり勝利を確信したが、ライシズが２．９で粘り決着ならず。その間リングに入ったジャガスキーは浜音をイキデキヘンで捕らえていき、慈美はライシズを再びバックから掴んで卍固めへ。これも持ち堪えたライシズ、ジャガスキーのスクラップバスターによるアシストを受けた後、背後からミドルキックをヒット。そしてジャガスキーへタッチに行く素振りを一瞬見せたが、ジャガスキーから自分で決めろというサインがあったのか再び慈美の元へと戻り、そこからアンクルホールドへ。耐える慈美であったが気力は次第に削がれていき遂にタップアウト。初日から波に乗るライシズが先輩選手から完勝を挙げ、ＰＸＦ軍の４連敗を阻止。再びイーブンに戻す流れを作った。
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＜第１ステージ・第４〜第６試合＞
| −第４試合− | |||||||||||
| 砂田 ＆ 藤田 ＆ 相川 | ＶＳ | 尾伴 ＆ 真田 ＆ 飯野 | |||||||||
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いきなり飛ばすのは反ＰＸＦ・尾伴、開始２分味方へタッチした砂田に早くも大根ひと刺し。その後代わったパートナーの飯野、真田も快調な攻めを展開していくが、"S"チームの相川も勢いを見せ、真田へ捻り式バックドロップからエプロンサイドに移り必殺のウルトラ・ウラカン・ラナへ。これは見ていた真田が回避し飯野へ交代。その飯野が１２分、内股ハイキックからクルックヘッドシザースに持ち込み動きを止めにかかると、相川も藤田とのサンドイッチ延髄、フライングニールキックできっちり反撃し砂田へタッチ。 飯野は尾伴へ交代し、まだ両チームの４人がリングで入り乱れる中コーナー待機の真田が相川を捕獲。そこへすかさず尾伴が延髄斬りを叩き込んだが、待ち構える砂田も上段後ろ回し蹴りを命中させ、叩きつけラリアットに繋げるとアピール後バックを取って必殺のオールマイティサークル炸裂。序盤で受けた必殺技を仕返しし、このフォールは真田がカット。ここで６人の混戦となり、砂田は尾伴を場外へ投げ捨てたが、混戦終了間際リングに復帰した尾伴が、真田のフォローを受け延髄斬りヒット。ここからのフォールはロープブレイクとなり、尾伴が真田へスイッチ。 その真田へ砂田がすぐさまコマンドエルボーからラウンディングボディプレスを敢行したが、リングインした飯野が真田と２人がかりの攻撃を仕掛けていき、お互いがアピールをした後真田が必殺の垂れバストジャーマンでフォール。位置的にカットは厳しい距離だったが砂田が意地で粘りカウント２。そしてカットに来ていた藤田とのサンドイッチ延髄を真田に打ち込んで、今度は相川とバックツープラトン狙い。これは真田が阻止するとコーナーに戻った相川を追い掛けていき胸板にハンマーブロー。相川を場外に落としていったが待ち構えた砂田がロープワークから叩きつけラリアットに倒し、三角絞めへ。 尾伴がカットし、混戦となった後真田は飯野に交代し、息の合った２人がかりでの攻撃をここでも見せると真田のジャンピングＤＤＴから飯野がダブルニープレスを挟んでのクルックヘッドシザース。タッグ歴の長い尾伴塾の３人がこの後もチームワークで上回る展開が続き、再びの混戦では真田が相川へ垂れバストジャーマン、対し砂田も尾伴、真田を続けてコマンドエルボーで倒していくが死角を突いた飯野が抱え式バックドロップに倒し、再びクルックヘッドシザースへ。着々と砂田をフィニッシュに仕留めようとする尾伴塾、しかし砂田も若手２人を引っ張る大先輩として負けてられず、スピンキック、叩きつけラリアットアタック、なおもスピンキックと打撃のラッシュ。 バック取りは防がれ飛びつきジャンピングＤＤＴを喰らうが、ブレーンバスター、捻り式バックドロップと繋げて自軍コーナー付近に誘い込み飯野のクルックヘッドシザースもロープに逃げ切り。そしてその後にはスパイラルジャンピングボムを決めていき逆襲。これはロープに逃れた飯野、冷静に尾伴へ交代し、この間リングに入った真田は砂田へ魔神風車。その流れで尾伴も次々打撃技を重ねていき、走り込んでの喧嘩キックから起き上がらせて延髄斬り。自軍コーナー目の前の好ポジションでカバーに入り、藤田のカットを真田が押さえ込むと３カウント奪取のゴング。大量離脱前と変わらぬチームの絆、脂身魂を見せた尾伴塾チームが勝利し軍団の勝敗をイーブンにした。
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| −第５試合− | |||||||||||
| ジャガスキー ＆ マゼス ＆ ライシズ | ＶＳ | ニンジャ ＆ サタナ ＆ カレン | |||||||||
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先輩２人に負けじと存在感を見せていくライシズが打撃を中心に試合を作り、５分サタナへロープに振っての稲妻レッグラリアートを命中。その後しばらく６人が互角の戦いを見せていったが１１分、ここからリードを奪おうとジャガスキーがマゼスと協力してのバックドロップ＋ネックブリーカードロップ。そこからシャウエッセン・イキデキヘンに繋いでいき、これを受けたカレンが一旦間合いを拡げて距離を置くと、バック取りは防いだジャガスキーがクローズラインから再度イキデキヘンへ。ニンジャ、サタナのカットにもリズムを狂わさないジャガスキー、サタナを垂直落下式バックドロップに迎撃し、その間カレンはニンジャへ交代。 そのニンジャがカレンとのＷ．ドロップキックからヌド・インベルティダに持ち込んでいき、これはロープブレイクとなるがバックの取り合い後レッグスピンから拷問キャメルクラッチに固め、解いた後ジャガスキーはライシズに交代。ここでも積極的な攻めを見せるライシズ、ダイビングニードロップからクアラッシュに倒してアンクルホールドへ。これはロープに逃げられるもショートエルボー、延髄ニールキック、浴びせ蹴りと打撃を間を空かずヒットさせニンジャがサタナに交代。そのサタナへも攻撃の手を緩まず、フランケンシュタイナー、ローリングエルボー、アンクルホールドとラッシュ。 その後雪崩式パワースラムも決めていき、押せ押せムードを作り出し代わったカレンへも対角線コーナーへ振らせて浴びせ蹴り。苦しい展開が続くＦＡＷＰチームだが、これまで味方のピンチを何度もカットで救い出したカレンが自ら逆襲のチャンスを掴むべく、背後からトマホークチョップを振り下ろし、エプロン越しに掴むマゼスも振り解いておいてライシズを抱えてデスバレーボム。ここからのバック取りは阻まれライシズにマゼスへの交代を許すが、そのマゼスを喉笛チョップ連打で迎え撃ち、バック取りへ。しかしこれはマゼスが切り返し、後ろ回し蹴りヒット。そしてカレンを肩車に担ぎ上げると、ジャガスキーがすかさずコーナーに登ってダブルインパクトを命中。 チームワークを駆使し再び優位に立とうとするが、カレンもすぐに攻めに転じマゼスをコーナーに押し付けて喉笛チョップ連打。そこから２発目のデスバレーボムを決め、今度こそはとバック取りへ。しかしこれもエルボーで切り返し余力を見せたマゼス、自らがバックに回り込んで高角度前方回転エビ固めに丸めフォール。カットに入れないポジショニングで決まり、体力の消耗が激しいカレンこれを返せず３カウントのゴング。絶好調と言える立ち上がりを見せたＰＸＦ外国人チームの３人が、ＦＡＷＰ未知の強豪３人の攻略に成功し白星を返した。
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| −第６試合− | |||||||||||
| 美龍 ＆ メイ ＆ ジューン | ＶＳ | モウバーサン ＆ ＤＥＶ−Ｋ ＆ ＤＥＶ−Ｉ | |||||||||
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ほぼ五分の展開が続いていく中１２分、モウバーサン相手にパワフルな攻めを見せるメイが、タッチされたことに構うことなくロデオクラッチへ。しかしタッチを受けていたＤＥＶ−Ｋにスーパーヘビー・ダイビングボディプレスを投下され、味方２人がコーナーに戻った直後にもベアハッグ。ここで美龍、ジューンが再度救出に入り、３人がかりで掴みかかっていくがＤＥＶ−Ｋが蹴り倒して迎撃。しかし再び３人が呼吸を揃えて掴みかかると、今度は太鼓乱れ打ちを成功。その後再びベアハッグに捕らえるＤＥＶ−Ｋだが、メイも美龍へタッチした後にブルドッキングでお返し。 リング上は美龍とＤＥＶ−Ｉの局面に変わり、ＤＥＶ−Ｉがコーナーからサマーソルトドロップを投下したのに対し、美龍はショルダータックルから足四の字固め。そして立ち上がったところドラゴンスクリューからもう一度四の字に持ち込み、解かれた後ぶっこ抜きブレーンバスターから３度目の四の字へ。これに黙っていないＤＥＶ−Ｉもジャンピングツームストンに打ち付け、モウバーサンと同時アピールをした後に必殺のあぁんっ、プリティだぁ〜へ。ここから起き上がらせると２連発目も見舞っていき、タッチに向かう美龍へ追加攻撃を加えようとするが、美龍が場外へ投げ捨ててジューンにタッチ成立。 これまでの流れを変えるべく、指回しアピールで観客の声援を集めるジューンが抱え式バックドロップに投げ落とし、ロープワークから体をぶつけた後もう一度ロープに振っておいてクロスボディでフォール。これはＤＥＶ−Ｉが２で返し、混戦が繰り広げられた後ジューンのバック取りをカンガルーキックで切り返した場面で、ふてぶてしくマグナムダンスアピール。そこから走り込んでスクリューハイキックを当てていったが、ジューンも負けじとショートエルボーで倒して指回しアピール。立ち上がらせて必殺のスーパーアームバーに移行し、これはＤＥＶ−Ｉがロープブレイク。 この後ＤＥＶ−Ｋが交代を受けたが、ジューンがすかさずロープに振ってスパインバスターに叩き付け、指回しアピールからバック取り。これはＤＥＶ−Ｋが返してアトミックホイップに放り落とし、腹太鼓アピールからストンピングを重ねてヒップドロップ。姉のメイがカットで救出し、６人での混戦が展開されるとモウバーサンとＤＥＶ−Ｉが美龍へサンドイッチラリアット。ＤＥＶ−Ｋもメイへベアハッグで絞め上げ、ほぼ同時にＤＥＶ−Ｉがジューンへ鎌本乱舞。締めの飛び膝でジューンがダウンし起き上がれないのを確認すると、ＤＥＶ−Ｋがストンピングを１発入れてからヒップドロップへ。 再びフォールに持ち込ませると、美龍のカットはモウバーサンが阻止して串刺しＤＤＴに倒し、ジューンはここで肩を上げられず３カウントのゴング。反ＰＸＦ軍のボス・モウバーサンチームが第１ステージ最後の試合をきっちり勝利して責務を果たし、軍団成績を３勝３敗のイーブンに再び戻して第２ステージに臨む。
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＜第１ステージ・第１〜第３試合＞
| −第１試合− | |||||||||||
| 宇働 ＆ 七橋 ＆ 小石海 | ＶＳ | 慈美 ＆ 烈音 ＆ 浜音 | |||||||||
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開幕第１試合、前半から徐々にリードを取ってきたのはＰＸＦ軍のAliceチーム。１４分には宇働がライトニングエッジからヒールホールドを浜音に決めていき、代わった七橋も垂直落下式バックドロップからフォール。これはカットに救われ慈美へのタッチで難を逃れたジミーフォーチームだが、慈美も七橋からアメイズインパクト、スクラップバスターからのアメリカンフックと連続でフォールに狙われ大苦戦。その後弓矢固めや一回転ドロップキックなどでなんとか抵抗しているも、相手コーナー側でのローンファイトを強いられる状況。 宇働のヒールホールドは脱出しダブルアームスープレックスホールドに持ち込むが七橋がすぐにカット、アメリカンフックを当てていき宇働とのＷ．バックドロップへ。そこから宇働が再度ヒールホールドに行き、これはロープに逃れられない慈美、苦悶の表情。これは気力で耐え抜き、その後狙った宇働のライトニングタイガーも切り返してようやく味方に交代を成功。その交代を受けた烈音、宇働を掴むと即座に必殺の強制逆おんぶ落としに固めフォール。 これはカットに救われた宇働、その後バック取りを阻止すると延髄斬り、しかし烈音が先に立ち上がって裏足四の字へ。これはまだ余力のある宇働が凌ぎ、ここでの混戦に参加していた小石海が烈音にフィッシャーマンＤＤＴ。混戦が終わると烈音がアピールからセントーンを宇働に浴びせていくが、その後の追撃を喰らう前に宇働が小石海へ交代。烈音がアームバーに固めるも七橋がカットし、アメリカンフックを当てておいて小石海がフォール。 これはロープブレイクとなり烈音がバックを狙っていくが、小石海がエルボーで阻止。そして逆にバックにつくと、ここで必殺技のジャストバッククラッチに丸め込んでフォール。自軍コーナー側で決まりカットを許さず、烈音も返すことができず３カウントのゴング。地味レスリングに付き合わされず自分達の得意技で優勢を保ったAliceチームが勝利し、まずは初陣をＰＸＦ軍が制した。
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| −第２試合− | |||||||||||
| アーン ＆ ピザァ ＆ カーレ | ＶＳ | ＢＴマスク＝Ｓ ＆ Ｒ ＆ Ｙ | |||||||||
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地力ではＢＴマスク軍団が勝ると思われる中、序盤絶好調の動きを見せるのはチューカ・マンダースのピザァ。相手３人に臆することなく飛び込んでいき、カーレとのＷ．ブレーンバスターでＢＴマスク＝Ｙを場外に投げ落とすと、場外ではアーンとカーレによる合体パワーボム。その後も合体技を随所で決め優位に立つチューカ・マンダース。場内、場外６人が入り乱れての混戦ではピザァがＢＴマスク＝Ｓを雪崩式に持ち上げ、必殺のデリバリー・ベキバキボキー炸裂。 試合権利を持つＢＴマスク＝Ｒに対してもブルドッキングからピープルズエルボーを振り落とし、途中キチンシンクなど浴びるもマッケンローに倒し、地団駄アピール。そしてフェイスクラッシャーで再度倒すと、四の字ジャックナイフ固めに持ち込みフォール。すかさずＢＴマスク＝ＳとＹがカットに行きＲもまだ余力で返せると思われたが、肩は上がらず味方のカットが入る寸前に、まさかの３カウントのゴング。会場あっけに取られ、納得の行かないＢＴマスク＝Ｙがピザァに突っ掛かっていくが判定は覆らず。波乱の結末でＰＸＦ軍が連勝を決めた。
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| −第３試合− | |||||||||||
| 宇座子 ＆ でぶぃ ＆ 馬賀 | ＶＳ | コブラ ＆ 森田 ＆ グリフォン | |||||||||
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序盤、グリフォンのマシンガン顔面ニーリフトにでぶぃが出血。そのグリフォンに対して馬賀も逆水平の連打で突っ掛かり、味方への交代で既にコーナーに戻った状態にも関わらず強引に捕まえ、エプロンでのジャーマンを敢行。その後は五分五分の展開が続いた後、でぶぃがコブラへダブルアームホイップ、リバースフェイスバスター。代わったグリフォンへも垂直落下式体落としを狙っていったがグリフォンがかわし、背後からハイキックをヒット。そして流血をさせたマシンガン顔面ニーリフトをここでも見舞っていき、首を掻っ切るアピールから拷問式逆片エビ固めへ。 ヒール色を存分に出していくと、混戦時に馬賀もハイジャンプフェイスバスターでフォローしていきでぶぃもファイナルアンサー？。そして馬賀に権利を譲るとコーナーツープラトンの体勢に行き、バックドロップ＋ダイビングネックブリーカーを成功。馬賀がすかさずスクールボーイに固め位置も良かったがコブラと森田によるカットがギリギリのタイミングで成立。そしてイエローラインの３人が太鼓乱れ打ちに倒していくと、続いてグリフォンと森田によるＷ．バックドロップ炸裂。合体技には合体技で返していき、グリフォンが頭突き連打を決めてから森田へ交代。 森田がバックを狙ったところは馬賀が阻止し、その後ダイビングバカッチングエルボーを投下したが森田もフェイスクラッシャーで返し、すぐにコブラへタッチ。そして２人がＷ．ドロップキックで倒すとコブラがバックを取ってドラゴンスープレックスでフォール。これは宇座子がカットし、腰クネダンスで馬賀を励ますようにアピールするとグリフォンへキャプチュード。馬賀もバカッチングエルボーで追撃したが、権利を持つコブラに風車式バックブリーカーで倒され、するとコブラが両手拡げ挑発アピールからお株を奪うようなフラッシングエルボー。更にタッチへ行こうとする馬賀をボディパンチ連打に倒して両手を叩く仕草からのデスサイズ。 これは幸い自軍コーナー付近だった馬賀が味方のカットによって救出。ここでも腰クネアピールで励ます宇座子、でぶぃも前転キャメルクラッチで加勢したが馬賀はその後コブラの串刺しシャイニングウィザードにダウン。コブラが屈辱的な踏みつけフォールに持ち込み、これは宇座子がカット、そしてグリフォンも混戦に参加したが宇座子がウザガルト・クラウジョンで迎撃。最後の力を振り絞り馬賀がバカヤロー！アピールから逆襲を狙うまいとコブラを掴んだが、逆にパイルドライバーに打ち付けられ更に高角度抱え式バックドロップで首から強烈に投げ落とすコブラ。 もう一度バックを取れば２度目のドラゴンスープレックスに持ち込み波状攻撃からのフィニッシュへ。即座に宇座子とでぶぃが同時にリングインしたが、森田も素早くリング中央まで駆け込んで２人の壁となってカットに触れさせず、ここで３カウントのゴング。激しい混戦が飛び交った末、最後に個人技で上回ってみせたイエローラインチームがＰＸＦ軍の３連勝を阻止。反ＰＸＦ軍に初勝利を与えた。
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