ミッキー谷新オーナーから発表、更にあの男が・・・!? (3月26日付)
(エクストリームカップ’06終了後のオフ興行で) ミッキー谷「どうもー、オーナーのミッキー谷です。本日は皆さん、お忙しいところを足を運んでくださいまして、まことにありがとうございました。先日は、私がオーナー就任後初となるオンライン興行を無事終えることができ、応援してくださったファンの皆様に、厚く御礼申し上げます。 内容の方もですね、非常に白熱していて、それまでプロレスに興味の無かった私も一ファンとして、各選手の闘いぶりを楽しませてもらいました。それで今回、私からの発表なんですが、今後の我が社の経営方針について、ご説明させてもらいます。 まず我が社の社員、つまり選手に関してですが、大会での戦績を見ても分かる通り、海外から派遣された外国人選手の占める割合が非常に高くなっているんですね。これだと当然、来日する際の交通費とかも馬鹿にならないですし、なによりギャランティーが日本人選手より数倍かかるんですね。 それだけだったらまだ、資金はいくらでもありますから充分平気なんですけど、問題は外国人選手が台頭していくことによって日本人選手の出る機会が失われ、ますます外国人選手の需要が多くなっていく。当然ますます交通費やギャランティーもかさみますから、期待通りの儲けは期待出来なくなると、いうわけなんですよね。ですから今後我が社といたしましてはですね・・・・・・・」 (突如場内に誰かの入場テーマ曲が流れる) ミッキー谷「おや?担当のミスですか?まだ人が話してる最中ですよ。」 |
シャビショフ「やぁやぁ、諸君。元気にやっているかね。諸君らのアイドル、イワン・シャビョフだ。早速だが、ここで我がネオアライアンスのCMをさせてもらおう!我が、ネオアライアンスでは来る3月○日に久々に私ことイワン・シャビショフの全面プロデュース大会が開催される。 今回のテーマは、『潰しあい』と『生き残り』だ。情け無用の壮絶なサバイバルゲームを開催する事を約束しよう!あ〜〜〜、それからだが……」 ミッキー谷「シャビショフさん、いきなり他人のリングに土足で上がって宣伝しに来ちゃ駄目ですよー。靴脱げとまでは言いませんけど、宣伝したいんだったらまず私に許可を取ってから・・・。」 シャビショフ「ん、んっー。おや、誰かと思えばミッキー谷オーナー、いたのかね。丁度いい、PXFの大会の連覇を祝福させていただこう。やはりPXFの選手は侮れんな。だが…君の経営手腕は私も評価しているが、予算の為に過去の実績を無視するとは愚かな事だぞ。君にはこのビジネスは少々難しいと見える…。ここはひとつ、親PXF派の私が、PXFに愛の爆弾を投下する必要があるかも知れない……」 ミッキー谷「なんですか爆弾って。それに過去の実績を無視するって、僕はちゃんと決算報告を正しい数字で出してますから、何もやましいことなんてしていませんよー。」 シャビショフ「決算報告…?なるほど、やはりそういう事か……。じゃ、いいんだね、やっちゃって!?では言わせていただこう。倹約政策を訴えているようだが、イワン・シャビショフいわく…… お金で魂を売ったのはあなたじゃないですかっ!デイィィィィ!!」 |
ミッキー谷「・・・・・なっ、なんなんですか・・・。阪田さんのモノマネだっていうのはわかりますけど、僕はお金で魂を売るなんて行為していませんよ。それは、確かに人の心をお金で買うってことは出来ますけど・・・。」 シャビショフ「ふふん、シラを切るつもりだな。では、話そう。実はここに、ミッキー谷氏がPXFを買収した際、イチヒロCEOから不正にお金を受け取ったという証拠のメールがある!これを公開すれば君は辞任せざるを得ないだろう。そして……ミッキー谷氏に代わり、次のPXFのオーナーとなるのは、何を隠そう、この私なのだ!! 」 ミッキー谷「はい?何のメールですか?これ。これは僕が書いたものじゃないですよ。」 |
ミッキー谷「これは僕に対する嫌がらせですか?これ以上邪魔するようだったら営業妨害で訴えますよ。せっかくシャビショフさんとは友好関係結んで業務提携しようと思ってたのに。」 シャビショフ「このメールは、信頼の置けるジャーナリストが私に教えてくれたものだ。PXFの役員会は至急に会議を開く必要がある。ミッキー谷氏の退任とこのイワン・シャビショフの新オーナー就任の審議をな。」 ミッキー谷「ちょっ、ちょっと勝手な事言わないでくださいよ。信頼の置けるジャーナリストって一体誰ですか。それに、このメールで振り込んだ金額って、『3000円』ですよっ!そんなチマチマしたお金僕が極秘にもらうわけないじゃないですか。」 シャビショフ「3000円?アメリカドルに換算するといくらだ…?ロシアピロシキがいくつ買える値段なのだ?」 ?「ご、ごめーんちょっとそれワタシがもらったメールだったの!」 |
ミッキー谷「えっ、宇座子さんそれどういうことですか?」 宇座子「ちょっとね、実はワタシのお友達の須賀谷さんから、親戚の息子さん宛てへ入学祝いのお金を振り込んでおくよう、お願いのメールをもらったのよ。須賀谷さんお仕事忙しくて振り込みに行く暇が無いから、代わりにワタシが振り込みに行くことにしたの。ちょっとワタシまだメールの扱いとかよくわかんないから、あれこれいじってるうちに変な所へ届いちゃったみたい。」 ミッキー谷「そ、それはそれで問題じゃないですか!会社のメールはやり方わかんない人に使わせるなって、幹部に言っといてあるのに。もしウイルスにでも感染してたら会社の機密情報が皆流れ出ちゃうんですよ。」 宇座子「ごめんなさいね〜ウフッ♪ところでお二人さん、せっかくお金持ってる者同士揃ったんだから、豪華なお食事にでも〜、ワタシを連れていってくれないかしら〜もちろんおごりでねっ♪」 ミッキー谷「行きませんよそんなもの。あなたに食べさせるグルメは無いですよ。じゃあ本題に戻りますけどシャビショフさん、これは単なる宇座子さんの私用のメールであって、CEOから不正にお金を受け取ったなんていうのはそちらの完全なでっち上げですよ!そうでしょ、シャビショフさん。」 シャビショフ「ば、ばかな…ま、まさかっっ、そそそそそそ、そんな事が……。だ、だが、このメールが偽物だからと言って、ミッキー谷氏のオーナー就任に、不正がなかったという証拠にはならんぞ!ああ、そういえば今日はこれから会議があったのだだだだっ、こ、こ、こここ、これで失礼する…。」 (シャビショフ氏が退却。宇座子もその後、空気を察し退却。) ミッキー谷「はぁ〜やっと自分の話に戻れる。じゃ、経営方針の続きを説明しますけど、今後我が社といたしましては、日本人選手の強化が必要になってくるんですね。・・・あっ、もう時間無いや。じゃあ詳しいことは次回またお話しいたしますので。じゃあ最後に次のオンライン興行について、手短にお話しさせて頂きます。興行のタイトルなんですが、『レスリング・ビジネス・ドリーマーズ』、略して『WBD』となります。 私がオーナーになった以上は、ビジネスとしてプロレス団体を運営していく立場になりますから、社員という立場の選手にも、ビジネスの意識を持ってもらう必要があります。今回行う興行は、選手一人一人が架空の株を持ってもらう形となりまして、競争に勝てば株は上がり、競争に負ければ株は下がるという、まさに株取引そのものを再現したような興行です。詳しい内容は告知の際に載せますので、今日はこのぐらいで説明を終了とさせて頂きます。大会のロゴは、こちらとなります。」 |
WBD
〜レスリング・ビジネス・ドリーマーズ〜
近日開催告知予定