今年一発目の交流戦、いよいよ開催決定! (1月20日付)
プロデューサー「遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もPXFはファイプロD一筋で行ければいいなと思ってはおりますので、変わらぬご声援をよろしくお願いします。というわけで、みんなー、待たせたな。いよいよ今年一発目の交流戦の開催が決定した。 興行のタイトルは、先に言ってしまうが『エクストリームカップ’06』だ。去年にやったエクストリームカップ’05と同じくシングルのリーグ戦で、毎年の恒例にしようと思っている。まあ、来年団体がどうなってるかはわからんが。今日は新年のご挨拶ということで、今後の展望についてうちの選手らと共に話していきたいと思う。では、前大会で優勝したジャガスキーオーナー率いる新・外国人軍団と、準優勝チームの元祖・武者逝の面々に登場頂こう。」 |
プロデューサー「まずはジャガスキーオーナー。前年は団体の代表として、オーナーの名に恥じぬ強さ、戦いぶりを見せてくれた。かつてはなにかとフロントに食ってかかる野良犬レスラーだったが、今や名実ともに団体のNo.1レスラーにまで成長したな。もはやうちの選手全てから尊敬される存在だろう。」 ジャガスキー「なーんか上からものを言ってる態度が気に食わないけど、言ってることは正しいわね。そう、ワタシがこの団体のトップよ。誰も文句なんて言わない。全ての選手から尊敬され崇められる、神同然孤高の存在なの。故に孤独でもあるわ。ワタシと対等に闘える相手なんか、この団体にこれっぽっちもいないんですもの。」 宇座子「ワタシがいるじゃないの!アンタこないだのトーナメントの決勝で、ワタシに敗れたじゃないの。」 プロデューサー「まーだ宇座子に発言権は移ってない!いきなりトーナメントとか言ったって見てる人には何のことだかわかんないだろう。じゃ、説明するが、サザンクロスの興行を終えた後、オフラインでは16チームによるタッグリーグ戦と、32名によるシングルのトーナメント戦が行われていたのだ。タッグリーグでは決勝戦で、宇座子・肝子組がジャガスキー・ジョルジョリ組を破って無敵の全勝優勝。トーナメント戦は、当然のように勝ち上がった宇座子が、これまた当然のように勝ち上がったジャガスキーを決勝で破って優勝。 これまでジャガスキーには戦績で一歩劣る感のあった宇座子が、『ウザガルト・クラウジョン』とかいう妙な新技を引っ提げて以降、驚くべき戦果を見せている。往年の“コワい武者逝”が甦る勢いだ。肝子と紀所も好調のようだし、今後トップの座に舞い戻る可能性を秘めているな。」 ジャガスキー「なによヌケヌケと新聞記者みたいに言葉並べて。」 宇座子「ワタシら武者逝はずっとトップじゃないの。団体が出来た日から今日までずーっとね。」 ジャガスキー「こないだのはまぐれでしょー。今後も団体を陣取るのはワタシよ。それに、どんどん新勢力が生まれて、もう武者逝が入れるスキマなんて無いわー。」 プロデューサー「新勢力といえば、これまでプロデューサー派・オーナー派の二手に分かれていた軍団抗争も新ユニットの増加で細分化され、個人の主張も激しくなってきたな。 ジャガスキーはかつての同志と再び手を組み外国人軍団再結成。チームOBANはルシィーワが正式加入し、戦力を拡大。チューカ・マンダースは交流戦を機にユニットの存在感を上げた。阿峰と馬賀はあんガールズとお笑い路線で共闘宣言。そういやこないだまで失踪してた舞多と柳も、『舞ユウ伝』とかいう怪奇派集団を結成したな。ぶゆうでん、ぶゆうでん、ぶゆうでんでんででんでんっ・・・・・またお笑い繋がりか。それと、えーっ・・・・・・・・・」 |
(会場の照明が消える) プロデューサー「・・・・・・・あれっ?停電か?」 ジャガスキー「なによ新年早々。今年大丈夫なのー?」 |
(照明が戻ると『舞ユウ伝』の面々がリング上に) プロデューサー「・・・・・・・おっ、お前達いつの間に!?」 ジャガスキー「アンタ達何の真似よっ!」 |
「舞ユウ伝」 |
(愚零豚舞多、柳ユウ、レトルトーノ・ボンククレ、天栗秋子) |
愚零豚 舞多 (ぐれいとん ぶた) |
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米出身ながらオリエンタルな風貌が特徴のパワーファイターだったが、今一歩の闘いぶりがフロントの評価を得られず影の存在に。しかし突如として柳と失踪し、戻った時には肉体を大幅シェイプアップ。半端だったオリエンタルファイトを完成させ、怪奇派集団を結成し表舞台に出た。 |
柳 ユウ (やなぎ ゆう) |
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入団テストで不合格となったその晩、白装束に藁人形を持って道場に侵入したという恐ろしい逸話を持つ。不気味ながらテクニックで勝負できる若手として期待されたが、舞多とのチーム結成後は本格的に怪奇派の道へ。もはや幽霊キャラは完全なものとなっている。 |
レトルトーノ・ボンククレ |
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インドから泳いで日本に渡って来たという野人。そのキャラもありファイトは荒削りさが目立っていたが、最近になってから試合運びが上達し、新技を加えつつサソリ固めも説得力を増した。未知の潜在能力を解き放ちつつある。 |
天栗 秋子 (あまぐり あきこ) |
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小倉とは同期のライバル。童顔なルックスとは裏腹に相手の顔面を執拗に攻めるその冷酷さは恐怖の的。一時期団体追放処分を受けたこともある。常に反主流派としてヒールユニットを渡り歩いているが、野望はまだ叶ってないらしい。 |
舞多「オマエタチ・・・・・、マルヤキニ サレタイカ?・・・・・ソレトモ ダシヲ トラレタイカ?・・・・・ソレトモ・・・・・・・・・・。」 柳「元旦、臥薪嘗胆、謹賀新年、呉越同舟、越中長州、四方八方、司法解剖・・・・・・・・・・。」 ジャガスキー「いっ、一体何がしたいのよ・・・・・。ワタシらに挑戦状叩き付けてるってゆうのー?」 宇座子「プロデューサー、何か企んでるんじゃないのー?こないだのチューカ・マンダースの時も怪しかったし・・・。」 プロデューサー「こいつらに俺は一切関与していない・・・・・。だが、今度の興行もまたお前達が当然のように勝ち上がって、当然のように優勝するんじゃ展開的に面白いはずない。だから今度の興行、ジャガスキー及び武者逝の出場は無しにする。代わりにコイツらや最近踏ん張ってる選手を候補に入れる。」 ジャガスキー「勝手なこと言ってんじゃないわよ!何様のつもりー?ワタシがこの団体のオーナーなのよ。アンタにそんなこと決められる権利無いわ。宇座子も何か言ってやりなさいよ。」 宇座子「ワタシは絶対に出る。プロデューサーだろうとオーナーだろうと関係ない、ファンが一番求めてるのは武者逝のプロレスなんだから、ファンの力で出場権を獲得してみせるわ。」 ジャガスキー「ノンキなこと言って。アンタにファンなんかいないじゃない。ところでプロデューサー、いつもより態度がデカいのは、何か言っておきたいことがあるんじゃないの?これまでの経験からしてわかるのよ。」 プロデューサー「さすがだな、ジャガスキー。実はフロント陣が私のプロデューサーとしての成果を認めてくれてな、団体最高責任者CEOへの就任の推薦をもらってるんだよ。今度の会議でCEOへの就任が決まるのは、ほぼ確実らしい。」 ジャガスキー「なんですって!?オーナーのワタシが居ない所でそんな事が決められてたなんて。どういう会社なのよココー。全く信じられないわ。」 プロデューサー「会社の下した判断は適当だろう。だいたいお前はオーナーという名を持ってるだけで、やってることは他の選手と一緒だろう?経営の知識は浅いから細かいことは他の役員に任せてるし、興行盛り上げるための特別な努力なんてしてないじゃないか。自分が強いんだって言ってるだけだろう。こないだの役員のアンケートには皆そんな事書いてあったぞー。」 ジャガスキー「もういいわよ!好きにおっしゃい。CEOになったらワタシをオーナーの座から降ろすなりクビにするなり、煮るなり焼くなり好きにしなさいよ!」 プロデューサー「ああ好きにするさ。お前がオーナーの座を守れるか否かは、今後のお前の努力次第だ。ようするに踏ん張れるか踏ん張れないかデスヨ。踏ん張れなかったらワン、ツー、スリー。3つ入りマスヨ・・・・・・・・・・、OUTデスヨ・・・・・。コリッキー歌ってないデスヨ・・・・・。さっき自分に敵はいないと言っていたなー。それなら俺が、作ってやるよ。お前に課せられた今後の運命は、天国か地獄か。今度の興行は、6の数字が明暗を分ける。」 |
エクストリームカップ’06
〜HELL or HEAVEN 666〜
近日開催告知予定