モウバーサン「やあ諸君、ご機嫌はいかがかね。アイムファインサンキュー、ドゥユライク“スシ”?ユアウェルカム。」 CEO「おまえをウェルカムなんかしてねーよ!なんでこんなところにいるんだ!伊智アナはどうしたんだよ。」 モウバーサン「こっちは二ヶ国語対応で始まりの挨拶をしてあげてたっていうのに邪魔するでない!伊智アナか?彼なら我輩と親交のあるインディー団体の番組で毎週司会を務めることになったとかで、こっちは出ないそうだぞ。我輩が毎週高給で仕事が出来るって紹介したら飛びついてきてな。」 CEO「またおまえの策略かよ!だったら美人アナウンサーでも俺に紹介しろっつうんだよ!なんでおまえとコンビで司会やんなきゃいけねーんだっ!完全シカトだよ、オウ。このまま2人じゃ・・・・・ヘルプして♪」 モウバーサン「心配するな。前回の出演でも分かる通り、我輩は人並みアナウンサー以上に各団体所属選手の分析、研究を日夜行っている。我輩一人で進行役・解説も全てこなせるから、面倒なら君は“はい、そうですね”を毎回連呼してるだけでいい。」 CEO「そうかい。くれぐれも他団体選手に失礼無いようにな。それと、試合レポートの時は伊智アナどうなるんだ?」 モウバーサン「あの試合レポート、伊智アナが喋る長ったらしい文章とCEOの蛇足コメントのせいで更新が1日程遅れるんだと、サイト担当者が嘆いていたから出演を降ろすことにした。今後はレポートを簡潔化しライターが代わりに書くとのことだ。良かったな。」 CEO「・・・・・確かに俺のコメントは蛇足だったよ、それは認めよう。まあより早く更新できるんだったらそれはいいことだ。じゃあそろそろ紹介に移るか。」 モウバーサン「はい、まずは"S"(Alice)からの出場選手の紹介でーす。」 |
「"S"(Alice)」 |
オーナー:sardine氏 |
レイコ・コブラ |
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森田 あかり |
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Dango |
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ザ・ビーナス |
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モウバーサン「では我輩の豊富なプロレス知識を基に、各選手の詳しい解説をしていこう。まずは『レイコ・コブラ』選手。ETWUにカミカゼ・レイのリングネームで出場して以来、2回目の出場。今回はヒールとしての立場だが、一段と成長した姿を我々に見せてくれるとのことだ。次に『森田あかり』選手。彼女は今回が初出場。隠れた実力の持ち主とされ、現在はペイントを施したヒールレスラーに変貌。得意の高速ジャーマンに持ち込めるかが勝利パターンの鍵となっている。 続いて同じく初出場の『Dango』選手。この度団体新加入を果たしたばかりだが、いきなりPXF交流戦抜擢という好待遇を得ている。ジュニア級ながら並外れたパワーを持っており、必殺のラストライドは観客を大興奮させること間違い無しだ。そして最後は『ザ・ビーナス』選手。ご存知奥井まりあ選手の別の姿、このリングネームでの出場は真・三國無謀以来2度目となるが、前身団体時代から奥井まりあ、ドラゴン・ドリーム、メット1号での姿も含めて計算すると合計7度の出場経験となる。様々に姿を変えながら長き交流戦の歴史を辿ってきた彼女、百戦錬磨の重みを各出場者は味わうことになるだろう。どうだ?我輩の解説、PK金川も裸足で逃げ出す情報量だろう。」 CEO「ってほとんど"S"(Alice)さんから頂いた選手資料の垂れ流し読みだろう!じゃあ俺も補足の解説を。レイコ選手は前回登場のETWUでモウバーサンのチームから勝利しているな。そしてビーナス選手は奥井まりあの名でm&a’sに出場した際、3位入賞の好成績を挙げている。久々出場の2人と新登場の2人、いずれも交流戦の歴史にまた新たな1ページを作ってくれそうだね。じゃあFAWPさん行ってみよう。」 |
「FAWP」 |
オーナー:式神屋氏 |
美龍(メイロン) |
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メイ・ヒギンズ |
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LUNA |
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モウバーサン「前大会でトリオを組んだ3人が、今大会も出場してくれたぞー。団体のトレードマーク的存在が『美龍(メイロン)』選手。今大会で出場通算13回目となる。もちろん交流戦最多出場者単独首位だ。これまで行われたエクストリームカップ全てに出場しており、’05年度3位、’06年度4位、’07年度準優勝と堂々たる成績。そして美龍選手に続いての出場回数を誇るのが、今大会で10度目の出場の『メイ・ヒギンズ』選手。自分のファイトスタイルを模索、追求し続け磨き上げてきた彼女、今回より使用のテキサスジャブがどのように試合で織り込まれるのかが見所だ。 最後が2回目の出場『LUNA』選手。前大会では先輩2人に引けを取らない活躍を見せ、今後の飛躍を期待させた。パートナー不在のシングル興行でどこまで力が発揮されるのか、大会の一波乱を予感させる。どうだ?伊智アナの原稿棒読みより断然良いだろう。」 CEO「確かに伊智アナより意外といけるかもしんないな。その容姿さえ美女だったらなあ・・・。じゃあ他団体選手の紹介終わったところで、うちの出る選手行こう。まずは各ユニットからそれぞれ代表選手を選んでもらった。以下の表の通りとなる。」 |
ユニット名 | 代表選手 | 選出までの経緯 |
レジェン女軍 | ジョルジョリ・ノヴァ・リカーン | メンバー全員によるバトルロイヤルで宇座子、肝子、紀所を破って勝ち残り。 |
自称・正規軍 | ゴマカシ・テモーネ・フケテンネン | 軍団全体が不振の中、唯一出場への意欲を強く抱き、その熱意を認めたフロント側が選出。 |
P2P | クリスティ・ディオール | メンバー全員によるバトルロイヤルでマゼス、アンツェルを破って勝ち残り。 |
おぐら庵 | 小倉 あん | 妹との対決に備え、チームリーダーが自らの出場を宣言。 |
闇密姫 | 白越 あん | 姉打倒を掲げるチームリーダーが自らの出場を宣言。 |
下克女軍団 | レトルトーノ・ボンククレ | チームリーダーのルシィーワが指名 |
ヴァ・バーサーカーズ (モウバーサン派閥) |
熟女破壊神 シヴァバァ | チームリーダーのモウバーサンが指名 |
ヴァ・バーサーカーズ (威牙栗派閥) |
威牙栗 秋子 | モウバーサンを倒し新リーダーになるため出場を宣言。他メンバー異議無し。 |
CEO「弱小軍団は枠を設けないと言っていたんだが、優しいCEOが全てのユニットに出場のチャンスを与えた。ヴァ・バーサーカーズはメンバーが多いのと派閥が分かれてるのを理由に、特別に2枠設けてやった。どうだ太っ腹だろ。モウバーサン派閥の方の出場は、モウバ・・・・・んん〜っ!?熟女破壊神シヴァバァって誰だよ!誤字にしちゃ違い過ぎるし、また金出して新たなメンバー連れて来たのか!」 モウバーサン「フフッ・・・いかにも。威牙栗にはオフ興行で既に我輩が勝っているのだから、再戦などやる必要無い。真のリーダーはこれからも我輩なのだ。だから今回は、新メンバーのお披露目会といくよ。じゃあここに呼ぼう、破壊神シヴァバァ、降臨!」 |
熟女破壊神 シヴァバァ (じゅくじょはかいしん しう゛ぁばぁ) |
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ヴァ・バーサーカーズが派閥の二極化に揺れる中で、モウバーサンが連れて来た新メンバー。柴井がリングネームを変えただけのようだが、ストイックにこだわっていた正統派レスリングスタイルを捨て、イマドキな荒々しい大技を取得。シバき掌底も復活させ、しばらく続いた不振を吹っ切るパワフルなファイトを見せる。 |
シヴァバァ「ヴァーーー!!私が業界で最もシバく女、破壊と創造を司る神・シヴァバァだ。」 CEO「・・・・・おまえ柴井だろ。」 シヴァバァ「柴井は千の風になったよ。死んでなんかいない。私は柴井の生まれ変わりだ。そこ勘違いしないようにね。」 CEO「勘違いしたキャラやってるのはおまえだろ。しかもラストライドが必殺技で垂直落下式ブレーンバスターが得意技って、Dango選手と被ってるじゃないかー!じゃあそっちのバーサン早く進めてくれ。」 モウバーサン「バーサンじゃない!閣下と呼べ。では進めていきます・・・ってこっからの進行は君だろ。」 CEO「ああそうだった、あ〜いとぅいまてぇ〜ん。見なくなったな最近・・・。じゃあ話戻るけど、各ユニットから選出された代表選手は全部で8名だが、大会のPXF出場枠は5名。当然全員出すわけにはいかないので、8人参加のバトルロイヤルを行い上位5名が出場の形を取る。行った試合結果は以下の通りだ。」 |
CEO「はっはっは!さすがシヴァバァ、モウバーサンが見込んだだけあるな。顔見せに来といて選考戦で早速落ちて終了だ。」 モウバーサン「シヴァバァよ、君には失望した・・・。これがおいしいなんて思っちゃいけないのだよ。」 シヴァバァ「こんのぉ〜やぁ〜ろぉ〜!今日はこのくらいにしといたる。次は絶対こうはいかないからなー。」 (ここでシヴァバァが退席) CEO「大丈夫、もう出られるチャンス無いから。これならこれまで通り地味に細々とやってた方がマシだったんじゃないか?」 モウバーサン「じゃあ、出場を果たした5人を見ていこう。ケッ・・・・・。」 |
ゴマカシ・テモーネ・フケテンネン |
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旧団体時代は無理矢理な若作りと奇妙な話の語尾が特徴的な、外国人選手のリーダー的存在として活躍。しかしジャガスキーの台頭後はすっかり存在感を失い、紀所・阿峰の暴れっぷりに興味を抱いて開き直ったかのようにリコンに加入したが、今は改心し正規軍での1からやり直しを決意している。 |
小倉 あん (おぐら あん) |
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宇座子・肝子に憧れ入門。度胸溢れるファイトで若手の筆頭だったが、妹・白越とお笑い路線に進むうち前座要員に。その後宿敵・威牙栗と手を組み『魔っ茶あん』の名で反体制派ユニットとしてトップを脅かすが、交流戦での惨敗で解散。リングネームを元に戻すと完全なるベビーフェイスユニットを率いて再始動した。 |
クリスティ・ディオール |
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戦う体とは思えぬ抜群のスタイルでプロモデルもこなす誇り高き貴婦人。レスラーとしての腕も一流で、リングのありとあらゆる場所を利用したトリッキーな動きで観客を魅了する。PXFリングに馴染んだ今では、高飛車な性格のマゼスと落ち着いた雰囲気のクリスティが良きコンビとなっている。 |
ジョルジョリ・ノヴァ・リカーン |
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実家は床屋でバリカンで剃るのが好きなことからこの名前に。同志のジャガスキーに対し自身目立った活躍が無く嫉妬していたが、交流戦で孤立無援となったジャガスキーにチームの再結成を呼び掛けると、かつてない自信に満ち溢れたファイトを展開。現在同盟を結んでいるが密かに政権交代の野望を抱いている。 |
威牙栗 秋子 (いがぐり あきこ) |
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小倉とは同期のライバル。童顔とは裏腹に相手の顔面を執拗に攻める冷酷さを持ちヒールユニットを渡り歩いたが、下っ端ポジションを抜けられず。そんな時魔っ茶(現・小倉)の呼び掛けにより二人での天下獲りを決意。ユニットは解散となったが、ヴァ・バーサーカーズでのサブリーダーとしての手腕に期待がかかる。 |
CEO「この5人となった。レトルトーノ、白越は惜しくも選抜戦で敗れ出場を逃した。個人的にも出てもらいたかった2人なので、非常に残念だ。バトルロイヤルで最後まで勝ち残ったのが意外にもフケテンネン。彼女の大会に賭ける熱意は本物だったようだ。交流戦は本当に久々の出場なので、是非ともここで結果を残して最強外国人の名誉を取り戻して欲しい。続いて小倉。妹との対決は消えてしまったが、このユニットとしては初登場なので元気良く戦ってもらいたい。 次がクリスティ。サザンクロス3rdでは自身の負けが響き優勝の座を奪われてしまったが、今大会唯一のエクストリームカップ優勝経験者ということで期待度は大きい。今やP2Pは優勝候補の常連にまで成長を遂げたな。その次がジョルジョリ。レジェン女からこの選手が選ばれるとは予想だにしなかった。というわけで未だ中堅のイメージが抜けない彼女だが、代表選出戦での活躍っぷりは凄まじかった。これがエクストリームカップ3度目の出場という、チャンスに恵まれていながらも’06、’07いずれも下位に終わるという苦杯を喫したが、今年ようやく花開く時が来たのかもしれない。 最後が威牙栗。モウバーサンを倒し新リーダーになるという野望を引っ提げ出場したが、肝心の相手が出場拒否という信じがたい屈辱を味わわされた。目標を失った事への不安が大きいが、PXF陣営で唯一のヒールだけに存在感は見せたい。ベビーに戻ったかつての盟友・小倉との対決にも興味がある。では選手紹介が全て終了したということで、組み合わせの発表の方に行こう。モウバーサンの出番はもう無いぞ。」 モウバーサン「出番が無かろうと我輩は最後まで席に残るぞ。今後のPXF交流戦番組における正式司会者となったわけだからな、途中退出などという職務を放棄する真似なんぞしない。」 CEO「おまえはその前に威牙栗との対決という職務を放棄しただろう。じゃあ組み合わせの方法を説明する。まずPXFの選手だが、先程行ったバトルロイヤルの結果に基づき、1位がAブロック、2位がBブロック、3位がAブロック、4位がBブロック、5位がAブロックという順番に並べていく。そして他団体の選手は、各団体毎に分かれてバトルロイヤルを行い、"S"(Alice)の場合1位がAブロック、2位がBブロック、3位がAブロック、4位がBブロックという順番。FAWPの場合は1位がBブロック、2位がAブロック、3位がBブロックという順番に並べられる。では結果と組み合わせをご覧頂こう。」 |
Aブロック | フケテンネン | クリス ティ |
威牙栗 | ビーナス | 森田 | 美龍 |
ゴマカシ・テモーネ・フケテンネン | \ | 最終日 | 4日目 | 3日目 | 2日目 | 初日 |
クリスティ・ディオール | 最終日 | \ | 2日目 | 4日目 | 初日 | 3日目 |
威牙栗 秋子 | 4日目 | 2日目 | \ | 初日 | 3日目 | 最終日 |
ザ・ビーナス | 3日目 | 4日目 | 初日 | \ | 最終日 | 2日目 |
森田 あかり | 2日目 | 初日 | 3日目 | 最終日 | \ | 4日目 |
美龍(メイロン) | 初日 | 3日目 | 最終日 | 2日目 | 4日目 | \ |
Bブロック | 小倉 | ジョル ジョリ |
コブラ | Dango | LUNA | メイ |
小倉 あん | \ | 最終日 | 4日目 | 3日目 | 2日目 | 初日 |
ジョルジョリ・ノヴァ・リカーン | 最終日 | \ | 2日目 | 4日目 | 初日 | 3日目 |
レイコ・コブラ | 4日目 | 2日目 | \ | 初日 | 3日目 | 最終日 |
Dango | 3日目 | 4日目 | 初日 | \ | 最終日 | 2日目 |
LUNA | 2日目 | 初日 | 3日目 | 最終日 | \ | 4日目 |
メイ・ヒギンズ | 初日 | 3日目 | 最終日 | 2日目 | 4日目 | \ |
CEO「なるほどこうなったか。うちの面々は割と地味目な感じするなー。去年の大会なんか、レジェン女の面々全員出てたものなー。だがネームバリューなんかに負けず心に残る戦い、熱い内容を見せてもらいたい。これからのレジェンドを作るために。今回他団体選手の比率を多めに設定したので、未知の組み合わせも多く色々な発見が楽しめそうだ。本戦開幕が待ち遠しい。」 モウバーサン「ゲスト解説者のくせに喋り過ぎるから、司会者の我輩の喋る時間が無くなってしまったじゃないか。今大会は我が軍団期待のニューフェイス・シヴァバァが出られなかったため、PXF内での見所は無い。せいぜい、威牙栗には負けまくって我輩との格の差を見せ付けて欲しい。見所は他団体だ。スープレックスをフィニッシュに使う3人が揃ったAブロックと、4人それぞれ全く違う個性がぶつかるBブロック。自団体のファンには厳しい意見だが、今大会優勝するのは他団体の誰かだ。我輩からは以上。」 CEO「よっぽどシヴァのババアが出られないのが悔しかったんだな。まあこれが現実だ。破壊の神より笑いの神を呼び出すべきだったな。」 |