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〜開催告知までの軌跡〜 |
Act.1:冬元P、驚愕の重大発表!!
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(前大会終了後のオフ興行でリング上に立つ冬元Pとモウバーサン)
冬元P「えー本日も沢山のご来場ありがとうございます。さて、いつもいきなりで恐縮なんですが、PXF48は、次回大会をもってメンバー全員卒業することになりました。」
観客「えええぇぇぇエエエェェェーーーーーーーー!!!!」
冬元P「といっても団体が無くなるわけじゃないのでご安心ください。僕がPXF48のプロジェクトを発足してから半年、メンバーも葛藤や苦悩を抱えながら、自分の夢や目標の実現に向かい、毎日をがむしゃらに走り続けてまいりました。
その努力の甲斐があって、今では大会場もファンの皆さんで埋め尽くせるほどの人気アイドル、いやプロレス団体に成長を遂げています。ここまで大きくなった以上、もう僕のプロデュースではなく彼女達自身が自分をプロデュースし、世界に発信して欲しい、その想いが強くなり今回PXF48のメンバー全員卒業という決断に至りました。
メンバーは当初驚きを隠せませんでしたが、最終的に全員がこれに納得し、これから始まる新たな夢に向かって一歩を踏み始めています。今後の彼女達の活躍も是非見守っていてください。ついでになりますが僕が現在プロデュース中のAHR48、STF48、SSD48、STO48もよろしくお願いします。」
観客A「おーいふざけんなよ勝手に決めんじゃねー!」
観客B「ツイッターにバラまくぞこのやろー!」
モウバーサン「貴様ら勘違いしてるようだが、あくまで終わるのはPXF48のプロジェクトであって、団体そのものは我輩が仕切る限り永久不滅だ!安心しろ。冬元氏は次回大会でプロデュース業を離れるが、その後も団体の相談役として陰からサポートして頂こうと思う。さて、そろそろ次回大会を発表・・・」
?「ちょっと待ちなさいよアンタ!」 |
(チームX・レジェン女軍の宇座子、ジャガスキー、紀所がリングに登場)
宇座子「なんとかフォーティファイブとかは別に終わってもいいけど、アンタにもう団体仕切らせる気はしないわ。」
ジャガスキー「いつまでボス気取りでいるつもりよー。実力も実績も全て、ワタシ達に遠く及ばないじゃないの。力あるものが団体を制す、そうあるべきよ。」
紀所「そうよ。ベルトの1つや2つ、巻いてみてからボスを名乗ってもらいたいわぁ〜。」
モウバーサン「フン、年老いたババアが3人粋がろうと我輩のボスの地位は揺るがんぞ、それが現実だ。」
宇座子&ジャガスキー&紀所「アンタの方がババアじゃなーい!!」
モウバーサン「貴様らになにができるのだ。せいぜいその干からびた老体に鞭打って働いて、団体の僅かな収入源になってもらうだけだ。とっとと引退して若い者に席を譲るのが、団体の将来にとっての最善策だがな。」
宇座子「なに言ってるの、ワタシ達は衰えを知らないどころかますます強くなってるわよ。レジェン女はアンチエイジングだからね。」
ジャガスキー「ワタシ達が永久に団体のトップ、それでいいじゃない。文句がある奴はワタシ達に勝ってみなさい、勝てないけどね。」
紀所「ダイヤモンドは永遠の輝き。それがワタシ達よぉ〜。」
モウバーサン「なんだ、そんなにボスの座が欲しいのか?それならくれてやる・・・って言う馬鹿がどこにいるんだ!手下共やっちまえ!」 |
モウバーサン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
宇座子&ジャガスキー&紀所「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
モウバーサン「・・・・・あれっ?いないぞ。台本にはここで出てくるって書いてありましたよね?冬元さん・・・・・ってぇー冬元氏もいつの間にかいないっ!!」
宇座子「あらどうしたのー?」
ジャガスキー「手下共も見限っちゃったのかしらねー。じゃあ、ワタシ達でやっちゃいますかー。」
紀所「ウフフッ、力ずくでボスの座をもらっちゃおうかしらぁ〜。」
モウバーサン「オッ、オイッ、そんなの台本に書いてないぞ。それにな、力ずくで我輩からボスの座を奪おうったってそうはいかないぞ、我輩は、我輩は、永久に団体のボ・・・冬元さん助けてぇ〜〜!!」 |
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