最新情報
当団体の最新ニュースを面白おかしくお届け!?

第16回  6月28日付 「活動休止宣言、そして・・・」
第15回  3月22日付 「リーグ戦結果&新コーナー設立!?」
第14回  3月17日付 「エックソシストを終えて・・・」
第13回  1月28日付 「宇座子とジャガスキー、交流戦で激突!!」
第12回  1月20日付 「えっ!?宇座子とオーナーが復縁?」
第11回  1月12日付 「興行対決、勝負の行方は・・・?」

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第16回 6月28日付 「活動休止宣言、そして・・・」
華王第5章内でオーナーが語っていた通り、これまで約2年半に渡り交流戦活動を続けてきたパロジェクトXが、今回をもって一旦活動を休止する運びとなった。同時に当公式サイト「ファイモニ/パロジェクトX」も、今回の最新情報コーナーの更新をもってしばらく休止となる。その間掲示板の書き込みも不可となるのでご了承頂きたい。

ちなみに「独立して団体運営する」とほざいていた豪語していた武者逝も、運営面や資金面での不足要素が多いことにより現在の状態で独立は不可ということで、各選手ともプロレス活動を停止し、もとの仕事や子育てに従事となっている。さて活動休止に入る前の最後の最新情報コーナーは、パロXオーナー・イチヒロ氏に活動の休止に踏み切った理由についてを直撃インタビュー。では内容をご覧頂こう。

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―これまでほぼ休みなしに交流戦活動を繰り広げられたパロジェクトXが、今回をもって活動の休止を宣言されたわけなんですが、これには私共も少々驚いています。

オーナー「活動休止する団体が増える中でうちはずっと興行をちょこちょこ打ってたので、休止することはないだろうと思ってた方も多いかもしれませんね。一応言っておきますが、僕は決してファイプロ以外のプロレスゲームに手を出してやめるわけじゃないんで、安心して下さい。」

―はい・・・(苦笑)。で、休止の具体的な理由をお聞きしたいのですが。

オーナー「単純に言ってしまえばめんどくさくなったからなんですが、副業(プライベートでの仕事)始めてからやってる暇が少なくなったことによって、これまで以上に“時間を費やしてる感”、“作るのに苦労してる感”が強くなったんですよね。他にも“満足のいく興行が出来なくなった感”というのもちょっと前から出てきてたんで、このまま次の興行をやっても良い方向には進まないだろうと思い、今回をもって活動の休止を宣言いたしました。」

―活動休止後に何かやってみたいことはありますか?

オーナー「実はファイプロサイトとは関係ないところでやってみたいことがありまして。前に短編小説なんて書いてたじゃないですか。ああいう感じのものをちょっとやってみたいなーと思ってまして。下らないネタをちょこちょこ載っけてくテキスト系のサイトを考えてます。それもすぐめんどくさくなってやめちゃうかもしんないんですが、やっぱり自分にとってネットは切っても切り離せない関係なんで、ファイプロと違う所に居ても静かに見守って頂ければなーと思います。」

―活動休止にあたって、何か悔いはございますか?

オーナー「やれることはだいたいやれたんでそんなに悔いはないんですが、あっ、短編小説の“蛇にスピアー”が最後まで話のイメージが膨らまず書けずじまいで終わっちゃったのが、唯一の悔いですかねー(苦笑)・・・。」

―小さな悔いが残ってましたねー(笑)。では活動休止の前に、最後の一言を。

オーナー「これまで交流戦に来て頂いた皆様、サイトを応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。しばらくサイトは休止しますが、気が変わっていきなりまたやりだすかもしれません。その時はこれまでと同様、温かいご声援よろしくお願いいたします。“不倫は文化”という言葉はありますが、僕はファイプロ以外のプロレスゲームと不倫する気は一切ございません。試す程度だったらこれまで何度もありましたが・・・。では、新たなる旅に行ってまいります!」

―今後オーナーがやってみたいというテキストサイト、ここで大々的に宣伝するつもりはないとのことだが、これまでと変わらぬオーナーの姿に、きっと近いうちまた違った形で出会えることだろう。我々はそれをそっと静かに見守るだけとしたい。ではまた逢う日まで。さよなら。


第15回 3月22日付 「リーグ戦結果&新コーナー設立!?」
次回予定されている交流戦「華王第5章」に先駆けて行われた前振りリーグ戦が昨日、全ての日程を終えたので、まずは結果をご覧頂こう。(※各勝敗の下の数字は獲得ポイント)



(牡丹軍) 累計pt
凄井 宇座子 ×
1000pt

1000pt

2036pt

1818pt
×
1259pt
7113pt
加成 肝子
1855pt

1000pt
×
1122pt

1643pt

1000pt
6620pt
紀所 伊代
1602pt

1553pt

2333pt

1000pt

2215pt
8703pt
尾伴 草恵
1746pt
×
1300pt

1758pt

1607pt

1709pt
8120pt
メチャ・ハデーメン ×
1128pt
×
1000pt
×
1847pt

1547pt
×
1307pt
6829pt


(薔薇軍) 累計pt
Y・B・ジャガスキー
1000pt
×
1355pt
×
1102pt
×
1246pt

1628pt
6331pt
阿峰 海奈 ×
1000pt
×
1000pt
×
1053pt

1800pt

1000pt
3853pt
熟女仮面 オゲレッツ ×
1536pt

1622pt
×
1833pt
×
1258pt

2347pt
8596pt
小倉 あん ×
1318pt
×
1143pt
×
1000pt
×
1107pt
×
1047pt
5615pt
天栗 秋子
1759pt
×
1000pt
×
1715pt
×
1209pt

1807pt
7490pt



初日はジャガスキーに対し優勢に試合を進めていた宇座子が10分以内でまさかのリングアウト負け、更にその後の肝子vs阿峰戦でも10分以内であっさり試合が決まってしまうなど、出だしは快調と言えなかった今回のリーグ戦だが、その後は接戦を続けて持ち直し、無事に興行を締めた。結果は紀所の全勝を筆頭に5人中4人が勝ち越しという好成績を収めた牡丹軍が、総合累計ポイントで薔薇軍から3500ptもの大差をつけて完勝。

薔薇軍もオゲレッツや天栗が高ポイントを稼ぎ出し健闘したものの、勝敗においてはあまり奮わず、全員が負け越しという結果に終わった。前回抗争劇の終幕を宣言したオーナーだが、このリーグ戦を終えた今、どんな心境なのか。胸中を語った。

オーナー「武者逝初期メンバーが意地を見せてくれましたね。もちろん次の興行の出場者は彼女達に任せますし、新たに抗争をやろうなんていう気持ちなんかありません。」

―やはりこれまで行われてきた抗争劇は、今回で閉幕と見てよろしいんですね。

オーナー「はい。ようやく武者逝の面々が元のサヤに戻ったという感じですね。武者逝のメンバー達はもともと牡丹と薔薇の様に、仲良く寄り添って咲く姉妹みたいな存在ですから・・・。まだまだ僕の事を疑っている人もいるでしょうし、疑われても仕方ないと思ってます。でも、ダマされたと思って信じてみてください、ダマされるから・・・っていうのは冗談ですけどね、へへっ・・・。今後はこちらから喧嘩を吹っかけるのではなく、メンバーそれぞれが主張し合って、個人での闘争をやってもらいたいと考えています。」

―まだまだ何か企んでいそうにも見えるオーナーだが、実際我々が見ていても、武者逝の修復ぶりは本当なようである。ジャガスキーが率いていた軍団も今ではパイプ椅子で宇座子らを襲撃するようなことはしなくなってるわけだし、宇座子とジャガスキーが試合後に握手を交わすという場面さえ見られたのである。オーナーの言葉を信じるか信じないかは、見ている我々次第ということである。今後の展開も期待したい、いや、期待したくないような、いや期待したい、ということにしておきたい。

では次に、題目にもある通り最新情報コーナー内に新コーナー設立という話が舞い込んできたので、そちらをご紹介しよう。と思ったのもつかの間、オーナーがその内容を記した原稿を今こちら側に送ってきたので、早速そちらを掲載する。うっ、なんだこれは・・・。



“パロXオーナー・イチヒロ、今度は文学界に殴り込み!!狙うは旬の悪魔川賞!”

最新情報コーナーで短編小説を連載開始!第1弾は食べたいよりも寝たいよりももっと乱暴な気持ちを描いた学園モノ恋愛小説、『殴りたいお腹』。

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『殴りたいお腹』

お腹は鳴る。周りに聞こえないうちに早弁しちゃうっていうこのスタンス・・・。昼休みは周りが食べているのを尻目にお昼寝しちゃうっていうこのスタンス・・・。大○栄作は背負いタンス・・・。ワタシの名前は“ヤツ”。なんでヤツなのかって?そりゃあ4年も高校留年してて顔がヤツれてきちゃってるから、ヤツってあだ名が付いたのよ。ワタシはクラスの余り物。売ってる弁当の蛍光ピンク色の漬け物よりもっとどうでもいい、そんな存在。

そんなワタシでも、最近なんか気になる存在がいる。それは、ワタシの席から遠く離れた左斜め下の席にいる、“イナ川”という男。イナの部分はアダダダでお馴染みのホラー芸能人と同じ漢字を使う。「イナガワぐらい漢字で書け」と言われちゃいそうだけど、高校4年も留年してるんだもん、そんなの書けるわけないでしょ?話続けるけど、そのイナ川は腹が出てて太ってて髪型は7:3あるいは6:4で固定されてて眼鏡のフレームはデカくて美少女アニメが好きでいつもリュックサックに沢山なにか入れてて、どうしようもなくウザくてキモくてキショい変態男。

そんなちんけな存在が、自分とカブッてるような気がしてて、気になって仕方がない。愛しいわけでもなく憎いわけでもなく言葉に言い表せない、この気持ち。ああ、あのたるみにたるみきったお腹を一発殴ってやりたい。ああ殴りたい、ああ殴りたい、ああシバ漬け食べたい。(完)

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次回は短編小説第2弾『蛇にスピアー』を掲載予定です。


第14回 3月17日付 「エックソシストを終えて・・・」
宇座子とジャガスキーの激突で話題となった先日のパロX交流戦、「エックソシスト ディレクターズカップ」。その結果と言えば・・・、諸君もご存知であろう。記者の我々ももう嫌というほど言っているが、武者逝勢もろとも他団体選手相手に全敗したのである。それだけではなく、これも特設サイトをご覧になってればお分かりと思うが、宇座子の味方に付いていたオーナーが因縁の相手・ジャガスキーと急遽結託し、宇座子を集団リンチ刑に。善のオーナーがまさかの裏切り行為に出たのである。

曖昧気味だった善悪がようやくクッキリ分かれつつあったパロX・武者逝抗争劇が、オーナー自らの手によりまたしても混沌とした世界へ逆戻り。武者逝幹部の肝子、紀所までもがリングへ乱入するほど大荒れの事態となったパロXリング、今後は一体どんな展開を迎えようというのか。大会閉幕から数日後に行われた武者逝のシリーズオフ興行『貴サマは熟女』の初日、メインの試合を終えた直後にオーナーがリングへ登場。宇座子とジャガスキー、肝子や紀所もリング内で残っている中、こう語った。

オーナー「実はさー、気まぐれで悪いんだけど、肝子や紀所も交流戦に出る権利与えるわー。」

エックソシスト最終日に『肝子と紀所がジャガスキーと阿峰と闘い、内容が良ければ交流戦に出す権利を与える』と公約したはずのオーナーが、無条件で肝子と紀所に出る権利を与えようというのである。そして、

オーナー「こないだオンライン非公開でやってた16人制のシングルトーナメント(優勝・ジャガスキー、準優勝・紀所)での闘いぶりを見てたらさー、肝子や紀所もそれなりにいい試合やってたもんで。もう抗争なんてどうでもよくなっちゃった。オレ君達のこと勘違いしてたよー。やっぱりオマエ達はオレの生徒だ。突然で悪いけど、もう抗争劇はやめにする。」

気まぐれオーナー、突然の抗争劇終幕宣言。これには当然、不信感を抱く選手達。

肝子「アンタどこまで気まぐれなのよぉー。そんな話信じるわけないでしょぉー?」

紀所「そんなミエミエの罠にワタシ達が引っ掛かるとでも思ってんの?ワタシを狩るつもりが、ワタシに狩られるっていうのに。」

ジャガスキー「チャイルドオーナー、もうアンタの味方は一人もいないわよ。ワタシは最初っからアンタに付くつもりなんてこれっぽっちもなかったわよ。利用しようとは考えたけどね。」

阿峰「なんやねんホンマー、もう少し食い甲斐のあるオトコやと思っとたのにー。あきまへんでー、そんな言うてたら怒玉カチ割ったるでー。」


遂には手を組んでいたジャガスキーと阿峰にまで非難される立場となるオーナー。孤立無援の状態ながら、冷静にこう答えた。

オーナー「一人になろうが構わんよー。オレはB型の男だ、一度決めたらてこでも動かない。ゴーイングマイウェイ、分かるー?例え自分以外の全員が敵になったとしてもなー、地動説を貫いたガリレオの様に、オレは自分を貫き続ける!・・・あれ、天動説だったっけ?いや、地動説か。まあどっちでもいいや。オレはオーナーなんだ、オマエ達がどんな事を言おうとどうにもならんのだよ。このリングのルールはオレが決めるんだ!オレがルールなんだ!!」

独裁政権を築くこととなったのは宇座子でもジャガスキーでもない、紛れもないオーナー自身なのである。そしてこう付け足した。

オーナー「抗争劇は終わりにするとさっき言ったばかりだが、終える前に一応、次の交流戦までに最終テストを行おう。『牡丹軍(武者逝本隊)』と『薔薇軍(オーナー特選組)』の抗争は、これが最初で最後になる。内容は、華王第5章に先駆けての評価システム付きリーグ戦だ。牡丹軍の代表5人と薔薇軍の代表5人がリーグ戦で闘い、合計ポイントが高かった方のチームが次回の交流戦に出場できる。ちなみにこのリーグ戦は、同じチーム同士での対戦はない。それと初期獲得ポイントとベストバウトボーナスのシステムは省略とする。

では獲得ポイントの方を詳しく説明すると、まずこれまでと同様に試合時間分のポイントは勝者敗者ともに獲得でき、勝者には+500ptが追加される。ちなみに今回からは、ギブアップやリングアウトで勝った場合も同じく+500ptを獲得できる。ただしこれまでと明らかに違うのは、10分未満(9分59秒以下)で決着がついた場合、5分40秒でも7分32秒でも獲得できるポイントは勝者敗者ともに1000ptで固定される点だ。後から勝者に+500ptが追加されることもない。つまり、全員を10分以内で仕留める分殺野郎が行き着く先は、最下位というわけさ。

どうだ、ご納得いっただろー?もう宇座子達をイジワルする気持ちなんてないから、牡丹軍の君達が勝ったなら、出したい選手を自由に選べるぞ。誰が出ようと異論は一切ない。全員信頼してる選手だからなー。だがその信頼を裏切ろうとするものなら、タダじゃおかないぞ。宇座子以上の苦痛が待ってるかもしれないからな。それだけは覚悟しておくように。以上。」


独裁宣言に続き次回交流戦の前振り興行を行うことも発表したオーナー。果たして武者逝勢全員を相手にどんな策略を練っているというのか。リーグ戦の組み合わせは以下の通りである。


(牡丹軍)
凄井 宇座子
加成 肝子
紀所 伊代
尾伴 草恵
メチャ・ハデーメン

(薔薇軍)
Y・B・ジャガスキー
阿峰 海奈
熟女仮面 オゲレッツ
小倉 あん
天栗 秋子


第13回 1月28日付 「宇座子とジャガスキー、交流戦で激突!!」
オーナーと宇座子がまさかの復縁宣言をしたことにより、抗争図は「オーナー&宇座子vsジャガスキー」へと入れ替わりを見せた前回。その後のオフ興行では案の定、宇座子の出場する試合にジャガスキーが乱入し、パロX女子部では一切認められていないパイプ椅子を使った攻撃で容赦なく宇座子をメッタ打ちにするなど、団体内の秩序の乱れは目に余るほどとなった。

そのジャガスキーに現在加勢してるのは、同じく武者逝ガイジン軍団の一員ムサック・ルシィーワと無所属という立場に置かれている天栗秋子。両者ともラフファイト、ハードコアファイトを得意としているだけに、打倒オーナー・宇座子を誓うジャガスキーの強力なサポートとなるのは間違いないだろう。今のところその他の選手はオーナー&宇座子の味方についているということになるが、今後新たに自己主張をする選手が現れるのかどうか、期待したい。

そんな中、開催が待たれる次回の交流戦の内容がようやく固まってきたということで、今回出来る限りの情報をオーナーから聞かせてもらうことにした。

オーナー「今一番有力なのがシングルのリーグ戦で、選手を『アイドル編』、『ブシャイク編』、『中堅・若手編』、『無差別編』とタイプの異なる4つのブロックに分けて予選リーグを行う形式の興行です。リーグ戦という意味では『華王』、選手のタイプごとに分けるという意味では『X−1グランプリ』の流れを汲んだ形となりますね。ただこれだと宇座子との共同プロデュースっていう感じとは違うものになってきちゃうんで、そこらへんはどうしようかと現在本人と検討しています。

でも宇座子とジャガスキーをこの交流戦で激突させるというのは前提に考えていまして、これまでの様にただ他団体選手と対戦するだけの交流戦にするのではなく、普段パロXの選手達が自分のリングで繰り広げている闘いとしっかりリンクさせた内容のものにしようと思っています。こういった考えになったのも、宇座子の一連の行動に影響を受けたからなんですよね。」


宇座子とジャガスキーの激突もあるなど、よりリング内での闘いを視野に入れたものとなる今度の交流戦。まずは開催告知ページでの発表を待つこととしよう。


第12回 1月20日付 「えっ!?宇座子とオーナーが復縁?」
前回は本格的な興行プロデュース対決も行われ、その抗争劇は最高調に達したかに見えた宇座子とオーナー。「じゃあなんでこんな表題になったんだ?」と疑問に思ってるそこのキミ、それも無理はないだろう。これほどまで数度に渡って最新情報へクドクド載せ、サイト更新唯一のネタとまで化している二人の抗争劇が、『復縁』の一言で片付けられてしまうなんて事があるはずない。が、本当に宇座子とオーナーは復縁してしまったのである・・・。マチガイナイ。

それは、興行対決を終えて数日後のオーナーへインタビューをした時のこと。なんと、その日はあの宿敵・宇座子と仲良く談笑しながら取材陣の前に姿を現したのである。そして、こう告げたのである。

オーナー「ちょっと急だけど、僕達復縁しました。」

宇座子「今までご迷惑おかけしました、ウフフ・・・。」

―ちょっとそれはどうゆうことですか!?

オーナー「いやー、前回の対決で完全に決着ついたでしょう?ちょっとこっちのやり方が強引だったから、また宇座子も怒って今度は交流戦で勝負だとか言われるかと思ったんですけど、意外と素直に自分の負けを認めてくれたんですよ。これには僕も驚いたんですけど、やっぱり自分より何年も生きてきた大人は違うなーって、思いましたねー。」

宇座子「これまでさんざんオーナーに文句つけてきたから、またこの後もオーナーとやるだろうって思ってた人もいると思うけど、ワタシはそんな人間じゃないわ。完全にワタシの敗北だもの。それを認めるのが大人でしょ?正直あの闘い、やる前からオーナーに勝てる自信はあまりなかったの。あの時は改めてオーナーの強さと凄さを感じたわー。またちょっと、昔の頃みたいにオーナーを尊敬する気持ちになれたのよ、ウフフ・・・。」

―そ、それじゃあジャガスキー選手とはどうなっているんでしょうか?

宇座子「あの興行の後は1回も話してないの。やっぱり意見は合えど、育った環境は違うから、もう同じ気持ちにはなれないかも・・・。」

??「なに言ってんだぁー!!宇座子。」

(インタビューの最中、ジャガスキーが突然乱入。)

ジャガスキー「なにいってんのよ宇座子。ワタシ達約束したでしょ。これから二人で本当の武者逝プロレスを見せていくんだって。いまさらオーナーの元へ出戻りって、アンタ本当に救命胴衣の出稼ぎ男と一緒じゃないの。」

宇座子「気持ちはよく分かるけど、勝負に負けたんだから『武士に二言はなし』でしょ?ジャガスキーを裏切る気はないけど、ワタシ達は大の大人なんだから。またオーナーと勝負を挑もうだなんて、そんな大人げないことするもんじゃないわよ。」

ジャガスキー「宇座子!!もういいわ。今度からはアンタがワタシの敵よ。大人の意見だどうだなんて関係ない。自分の欲望を満たすためならどんなに不純で理不尽な事であろうと、絶対折れない。ワタシはそうやって生きてきた。気に入らない奴は、完膚なきまでに叩き潰す。徹底して。これからアンタとオーナーは、本当の生き地獄を見ることになるわよ。いい?」

オーナー「生き地獄?望むところだよ。今の俺には宇座子もいる。俺の権力をもってすればなー、絶対ジャガを地獄へ突き落とすことだってできる。自分の団体の選手だからそこまで俺はしないけど、最後に泣くのは絶対オマエの方だぞ。宇座子の勇気を見習えとは言わないが、折れるなら今のうちだ。」

ジャガスキー「誰がアンタになんか折れるか!ビーゲリッヒドバンボリヤーメシニスッカフロニスッカ・・・・・・・・・・・。(ドイツ語のため解読不能)」

(激しいドイツ語で怒声を吐き散らしながらそのままジャガスキーは退室。)

―イ、インタビューを続けさせて頂きますが、今後の交流戦なんかは、どうなるんでしょう?

オーナー「そうですねー、まだ構想を練ってる最中でなかなかアイデアが思い浮かばないんですが、復縁した宇座子と共同で交流戦をプロデュースするということも、考えられますねー。」

宇座子「あんだけオーナーを憎んでたワタシと共同でプロデュースしてもいいだなんて、ほんと尊敬しちゃうわあ、オーナー。ポッ・・・。」

オーナー「あんまりそうゆう気持ちになられても困るんだけどねえ、エヘヘ・・・。」

宇座子がオーナーとまさかの復縁、そしてジャガスキーとの決別。急激に新展開を迎えることとなったこの抗争劇、最後に笑うのは一体誰なのか・・・?


第11回 1月12日付 「興行対決、勝負の行方は・・・?」
「興行プロデュース対決」と銘打って開催された1月6日のオフ興行の模様をお伝えする。団体外の人気アイドル総登場という反則技により完全に話題を食われてしまった感のある宇座子&ジャガスキープロデュース興行。試合内容ではオーナー興行に絶対負けない自信を持っていたものの、来場した観客の数は目に見えるほど少なく、開催セレモニーもまばらな拍手に終わった。試合の結果は以下の通りである。

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―第1試合―
×柳 ユウ 対 レトルトーノ・ボンククレ○
(11分12秒、脳天唐竹割り→両手押さえフォール)

序盤から野性味溢れる打撃のラッシュで押していくレトルトーノ。これに柳も得意のソバットで対抗するものの分が悪かったか、最後は必殺「マサーラ・トリピッピー」から起き上がり際を唐竹割りで迎撃してのフォールにより、レトルトーノが快勝。



―第2試合―
真田 ×井ノ上  対  ハデーメン ○威院
(16分51秒、アウトローブリッジジャーマン)

抜群の連繋攻撃を次々に決めるハデーメン&威院。対して劣勢ではないものの若干動きに堅さのある真田&井ノ上。徐々に追い込まれていき、威院の必殺ジャーマンが井ノ上に炸裂。これに動揺を隠せない真田がカットに出遅れてしまい、悔しくも3カウントを許した。



―第3試合―
小倉 ×天栗  対  美紀子 ○大木
(15分21秒、フェイスクラッシャー→片エビ固め)

前半優勢に進めているかに見えた小倉&天栗だったが、その後美紀子がパワーで圧倒。天栗の必殺「天栗剥いじゃいました!」で追い込まれる場面があったものの耐え抜き、大木が必殺「椿の舞い踊り」からバックを取ってのフェイスクラッシャーを決め、小倉からピンを取った。



―第4試合―
柴井  お富 ×お浄  対  フケテンネン  ジョルジョリ ○ルシィーワ
(23分28秒、ジャックハマー)

開始直後からラッシュを決めていき気合い充分の柴井。しかしそれ以上にルシィーワが絶好調の動きを見せ、3人をほぼ1人で相手にしている状態。アイアンクローとジャックハマーで何度も追い詰めていき、フィニッシュもジャックハマーできっちり勝負をつけた。



―第5試合―
×尾伴  対  紀所○(13分21秒、グラウンドコブラツイスト)
×舞多  対  紀所○(14分03秒、グラウンドコブラツイスト)
×肝子  対  紀所○(14分52秒、マヤ式スープレックス)

 長らく4人が一箇所に固まる展開が多く、先の見えない状況が続く中、まずは紀所が尾伴をグラウンドコブラでピンフォール。するとその直後、今度は舞多を同じくグラウンドコブラでピンを取り、観客の注目を一線に浴びる紀所。残る肝子へも北斗ボムを即行で決め、そこからのマヤ式ジャーマンであっという間の勝利。強烈な存在感を示した。



―第6試合―

「1本目」
○凄井 宇座子  対  ヤハリ・ビールト・ジャガスキー×
(14分46秒、こんぴら山ジャーマン)

「2本目」
○凄井 宇座子  対  ヤハリ・ビールト・ジャガスキー×
(5分21秒、コーナーヒップドロップ)

サンダーファイヤーパワーボム、シャウエッセン・イキデキヘンなどで猛ラッシュをかけるジャガスキー。宇座子が窮地に陥るも、ゴッチ式パイルドライバーやキャプチュードで逆襲。お互いの得意技と得意技がぶつかり合う激しい死闘の中、漬物石落としからこんぴら山ジャーマンに繋げる必殺フルコースで宇座子が辛くも1本目を奪取。

続く2本目では逆さ押さえ込みなど開始直後から早速ピンを狙う宇座子に対し、ジャガスキーも奥の手クロスアームサンダーファイヤーを解禁するなど怒涛の反撃ラッシュ。勝負の行方が分からない中、コーナーに活路を見出した宇座子がバンザイドロップでジャガスキーを3カウントに沈め、2本目も勝利を決めた。

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宇座子&ジャガスキープロデュース興行を振り返ってみると、前半は全体的に試合時間も少なくあっさりとした印象があったが、後半に進むにつれて徐々に試合内容に厚みが増し、最後の代表者対決は興行の締め括りに相応しい大熱戦を演じ、今後のプロデューサーとしての彼女達への期待を我々に抱かせてくれた。

続いてオーナープロデュース興行の方へ移ろうとする。午前中は空席が目立った今回の興行の会場だが、午後の部開始1時間前あたりから異変が。外からハッピ姿、特攻服姿、軍服姿のアイドルオタクと思われる人達が長蛇の列で並びだし、会場はあっという間に超満員にまで膨れ上がったのである。噂に聞いていたとはいえやはりアイドルのファン層は尋常ではない。では試合の結果を報告する。

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―第1試合―
大野 真澄  対  松田 あやか
(6分36秒、チワワ乱入による裁定不可)

お互い争い合うのを嫌っているのか一切組み合わず、注意を促すレフェリーだが試合は全く動かず。5分が経過しこのまま試合続行不可の裁定が下されるかと思った直後、なんと松田側の応援席についていた犬のチワワがリング上へ乱入。レフェリーを物欲しそうにじっと見つめ、この愛くるしさに目を奪われたレフェリーも静止状態に。試合なんかどうでもよくなった本部席のフロントが裁定不可の判断を下し、終了のゴングが鳴った。



―第2試合―
吉尾 美緒  対  斧刃
(試合を中止しヘアチェックサービスに変更)

両者が試合の代わりに会場でヘアチェックサービスを無料で行うことを発案し、フロントも受託。試合は急遽中止となったが、髪に悩む人達との心の触れ合いに多くのファンが癒された。



―第3試合―
×坂上 千里  対  ×こしの えり  対  ○堀々学園
(手料理による失神KO)

それぞれの得意なもので対決することとなったこの試合。坂上が持ち歌である「浜辺のチリチリダンス」を披露したのに対し、こしのは得意のアヤヤのものまねで対抗。いずれも精神的ダメージを与えたが、堀々学園のお手製料理に坂上とこしのが失神。ついでに食べたレフェリーも眉間に深いシワを寄せてのたうち回り、彼女のKO勝ちを告げた。



―第4試合―
△若塚 千春  対  あひる 由衣△
(発言がヤバすぎることによる両事務所側のストップ)

相手の悪口を3カウント以内で言わなきゃいけないロンドンハーツルールを採用したこの試合。序盤からお互い「テメエがだろ」「オメエもだろ」など汚い言葉を連発しヒートアップ。時間が進むにつれて発言内容のヤバさもエスカレートし、これ以上公のファンの前で見せられないと判断した両者の事務所側が試合のストップを告げた。



―第5試合―
○大池 麗子  対  沢村 ひかり×
(15分19秒、バストチョーク)

ようやくプロレスらしい闘いを見せたこの試合。恋人譲りの鋭いキックを放つ大池とボクシング仕込みの重いパンチを繰り出す沢村による激しい肉弾戦が繰り広げられ、ファンを圧倒。最後はグラウンドに持ち込んだ大池が自らのバストを利用してチョークを押さえつけるという荒技でタップを奪い、激闘を制した。



―第6試合―
真壁  天田  大倉  対  MEGUMILK  金本  カトリエ
(5分50秒、小野田社長乱入により無効試合)

イエローキャップの誇る3大巨乳トリオがアバンガールドの3人をガンつけ。大倉が貧乳を侮辱されたことにより半泣き状態となり、試合続行不可寸前にまで陥る中、レイパーツ天田がかつての流行語「だっちゅーの」をひさしぶり披露。するとなぜか大倉が大ウケし、危機を脱出。これにイエローキャップ側セコンドの小野田社長が「2000%ありえないよ!」と抗議をぶつけ、リング内へ乱入。試合無効の判定が下された。



―第7試合―
×井下 美香  対  インラン・オブ・ジョイフル○
(インランの過剰露出によるレフェリー失神KO)

今回の興行の中で最も注目を集めたのがこの、パロX史上初となるビキニコンテスト。両者が自慢のナイスバディを惜し気もなく披露し、両者引き分けとなるかに思われた中、なんとビキニを重ね着してたインランが下に着ていた超ギリギリのビキニを披露し、これを目の前で見ていたレフェリー、思わず失神KO。インランが文句なしの完全勝利を飾った。



―第8試合―
×ミキティー  対  アヤヤ○(16分52秒、背面式片エビ固め)
×アヤヤ  対  ゴッツァン○(17分13秒、スモールパッケージホールド)

前半はアヤヤとミキティーが協力してゴッツァンを仕留めようとするが、その後ミキティーがゴッツァンと結託、ターゲットをアヤヤに変えてピンフォール寸前まで追い詰めていく。そんな中一瞬の隙を狙ってアヤヤとミキティーが再びゴッツァンを追い込もうとするも、タイミングを誤り両者が激突しダウン。ミキティーが先に立ち上がったアヤヤにフォールを奪われて最初の脱落。その直後、チャンスを待っていたゴッツァンがすぐさまアヤヤをスモールパッケージに丸め込むとこれも3カウントが決まり、先輩格のゴッツァンが3WAYの闘いを制した。



―第9試合―
ナッチ  JOHNSON ×MISOZI  マリッペ

リカッチ  ヨッスィー  ツジちゃん ○カゴちゃん
(21分55秒、ドルフィンクラッチ)

8人にも及ぶ選手の攻防が目まぐるしく入れ替わる中、最年長MISOZIのスタミナを奪う作戦に出るヤングチーム。そうはさせまいと孤軍奮闘するMISOZIだが、カゴちゃんがフォールを取りに行った際に味方チームのカットを封じられ、痛恨の3カウントのゴングが打ち鳴らされた。

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プロレスといえる試合は実質2、3試合程度しかなかったものの、それを補って余りあるほどの豪華な出場メンバーに観客も総立ちで声援を送り、選手の胸揺れとともに会場も地響きで揺れるという、史上類に見ない異常なまでの盛り上がりを見せたオーナープロデュース興行。もはや勝敗は分かったも同然だが、参考までに電話投票の集計結果をご覧頂こう。


「宇座子&ジャガスキー・プロデュース」獲得数:63票(回答者数:3008人)

〜投票した人のコメント〜

・ワシは武者逝のプロレスしか見ん!
・ボク、すごい天邪鬼なんですよ・・・。
・おかあさんがこっちにいれろといったから。
・熟女専門なもんで・・・。


「イチヒロオーナー・プロデュース」獲得数:11,529票(回答者数:11,591人)

〜投票した人のコメント〜

・言うまでもないッスよ、最高ッスよ!
・プロレスの見方が変わりました。今日がプロレス記念日です!
・水着の美女に萌え萌えです。次回が待ち遠しい。
・感激です!!この日は一生忘れません!
・彼女にフラれた僕ですが、大いに癒されました!
・なんだか生きる希望が沸いてきました!ありがとう。


何よりも回答者数、つまり来場者数の違いがそれを物語っている。試合内容をどうこう語る以前に客の集まりでこれだけ差を作ってしまったわけだから、多少の不純があっても宇座子&ジャガスキーは何も文句は言えないだろう。ごく一部に武者逝のプロレスを支持する者もいたが、その数は1%にも満たない。宇座子&ジャガスキーはこの勝負で完膚なきまでに敗れ去り、権力にモノを言わせたオーナーが圧勝した。やはりオーナーに歯向かうことは、自分の首を絞めることと同義であったのだろう・・・。



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