第5章・唯我毒尊編

〜出場選手の紹介・他団体編〜



伊智「こんにちはー!司会の伊智宏武です。パロXで最も歴史のある大会である
『華王〜愛の激情〜』の第5弾、唯我毒尊編。開催の日がいよいよ近づいてまいりました。
今回の解説はイチヒロさんに加え・・・?」

宇座子「またまたウザコよ〜、ウフッ♪」

伊智「・・・そ、そして更に・・・・・・・・・・、」

ジャガスキー「ジャガスキーよ。特別来てあげたわよ。」

伊智「さ、3人による解説でお届けいたします!(なにオバン2人も呼んでんだよタコ!)
イチヒロさん、お二人はもう、復縁されたと・・・?」

オーナー「僕もよく分かんないんですけど・・・、宇座子そうなの?」

宇座子「復縁とは違うんだけど、まあお互いの考え方を理解できるようになったというか。」

ジャガスキー「敵であることに変わりはないわよ、ライバルという名の。ワタシが実力的にも
容姿的にも上であることは、変わらないしね。」

宇座子「実力を比べたがるのは分かるにしろ、容姿まで上だなんて決めつけないでよ〜!
アンタなんかよりワタシの方が遥かに魅力的な女性よ〜。」

ジャガスキー「じゃあオトコと寝た回数いくつあるのよー?」

宇座子「そ、それは・・・。」

伊智「お二方、ここでの喧嘩はほどほどに・・・。(どっちもどっちじゃねーかよ。)
では選手紹介の方に行きましょう。」

オーナー「オレの出る幕ないじゃん・・・。」






「nWQ」
オーナー:琉球。氏


“ハードボイス・レジェンド” ミーシャ・フォーリー
必殺技: カクタス・ジャックナイフ
(ダブルアームDDT)
スタイル: ミステリアス
使用ポイント: 110pt
特殊スキル: 流血

コメント: 「…今大会、nWQ代表として華王のリングへ上がるべきかどうか、
さんざん悩んだ。
あたしにとって、これは『オズの魔法使い』なみにデリケートな問題だったんだ。

はっきり言って、
5度の歴史を持ち、権威のあるこの大会で
活躍する自信はあたしには無い。
あたしは全盛期を過ぎて力は衰えてる。
若くて才能に溢れる各団体のスターたちを敵に回して、
いまさら互角にやり合えるとなんて思ってないよ。

だけど、この大会の告知を自分の目で見たとき、気付いたんだ。
“自分はまだ戦いを求めている”ってことに。
そして、“まだ戦うことが出来る”ってことに。

……だからあたしは平穏な日々を捨て、
喜んでリングに立ち、喜んで地獄を見る事を選んだ。
ゆっくりと朽ちていくよりも、
戦場で燃え尽きる道を選んだ。

華王はその舞台にはうってつけだ。
最高の試合をして、
ファンの声援を聞きながら倒れることに決めたよ。
Have a nice day!」



伊智「最初にご紹介するのはハッスルマニアがいよいよ大詰めを迎えている
nWQです。今回登場する選手はオンライン戦初出場、ハードコアファイトを
得意とするミーシャ・フォーリー選手です。この大会で燃え尽きると宣言して
いますが、まだまだこれからのファイトも見てみたい選手ですねー。」

オーナー「そうですねー。流血戦の少ないうちのリングにおいて、どこまで
自分の闘いを表現できるかが重要なポイントになってくると思います。」

宇座子「年齢はワタシ達と同じぐらいみたいねー。ちょっと上ぐらいかしら。」

伊智「どっちがですか?」

宇座子「もちろんミーシャ側に決まってるじゃないの〜。」

ジャガスキー「歳はどうだか知らないけど顔が老けてる方は明らかにウザコ
でしょーがー。アッハッハ!!」

宇座子「うるさいわよ〜!アンタなんて年齢隠してゴマかしてるじゃないの〜。」

ジャガスキー「年齢10歳サバ読んで公表してるアンタに言われたくないわよ。」

伊智「まあまあお二人さん・・・。(紹介していくごとに喧嘩しそうだなコイツら。)」






「“S”」
オーナー:sardine氏


“Cloud & Sky” 桃見 美香
必殺技: モモミ☆ラナ
(ミステリオ・ラナ)
スタイル: ルチャドール
使用ポイント: 105pt
特殊スキル: スター性

コメント: 「とうとう、桃見美香として『華王』へ交流戦出場!イェーイ!


実は私、“Darkness”っていうチームの所属なんですけどー
“Darkness”=“黒”というコスチュームも飽きて来たんで、今回はあえて真っ白でーす!


さて、今大会の目標はーたぶん『カマキリ女』と称される方をはじめ
武者逝の方々が復権を狙っていると思うんですけどー
リスペクトとベストバウトと若さをもって
もっとキショくそしてブシャイクにしてあげようと思っていまーす!


とにかく、私もこの「華王」で宇働さんや大空さんと同等くらいに・・・
――1人でもOKなんだぞ!という事を見せれればと思っていまーす!」



伊智「自主興行での今後の展開も気になります“S”からは、華王第3章で
ブルー・ノイズというリングネームで登場、その後は素顔に戻って活躍している
桃見美香選手が出場です。どうやら今大会で出場を決めている紀所を中心に
武者逝に対して挑戦的な態度を見せていますが、お二人はどう思いますか?」

宇座子「前大会の責任があるから今回ワタシが相手してあげられないのは
残念だけど、キショリン(紀所)を怒らせたらどうなるか分かんないわよ。
まあ、なんとかキショリンのスピードに追いつけるよう、頑張って欲しいわ。」

ジャガスキー「大いに喧嘩売って結構よ。ワタシ達は闘いに飢えてるんだから。
紀所はワタシから見ても怖い選手だと思うわ。自分がいくら攻め込んでても、
丸め込み一発でピン取られることあるからね。」

オーナー「あのぉー・・・、僕ここにいる意味ないと思うんですけどー。」

ジャガスキー「そう。じゃあ帰ればいいんじゃないの?」

オーナー「おいおい、オレはこの団体の中で一番権威がある者なんだぞー。
軽っこしく帰れとか言うなよー。」

ジャガスキー「単なるグリーンボーイが何を言ってるのよー。コラー。」

オーナー「ナニコラ!タココラー!!コカコラ!ペプシコラー!!」

伊智「(今度はオーナーも喧嘩始めてるよー。ノンキなもんだなこの団体。)」






「ウォーニング娘。 TEAM さくら」
オーナー:るうく♂氏(from赤塚エゴ吉氏)


“ヨッシィー” 吉澤 ひろみ
必殺技: ガッツ式オーケー牧場!
(振り抜きストレート)
スタイル: アメリカン
使用ポイント: 117pt
特殊スキル: 闘魂

コメント:  2004年4月某日 ウォーニング娘。の楽屋にて…


吉澤『…で琴子、結局優勝はしたけどお前の写真集は出せないって訳か。』

小川『…ええ、るうく♂さんの話だとそうなんですよ。
   何でもカメラマンの人が急に予定が入って来れなかったとか…』

吉澤『ははははっ、それで更に何故かアタシの写真集が出てるってか。』


小川『…いいなー、ズルいっすよ。』

吉澤『しょーがねーだろ。
   お前大体あんな試合内容じゃあイイ写真も何も無いしさ、
   それにあの有名なカメラマン「加納典韋」に撮ってもらう予定だったんだろ、
   まあ、どう考えたって琴子じゃ無理、無理、あはははは。』

小川『そんな言い方しなくたっていいじゃないですかぁー!』

吉澤『ははは、悪りぃ悪りぃ。
   まあでもそんな怒んな、昔からよく言うじゃねえか
   「子分の手柄は親分のモノ、親分の手柄は親分のモノ。」ってなぁ。』

小川『そんなぁ、ジャイヤンみたな事言われてもぉ…』

吉澤『でも出稽古に行って優勝しちまうなんて結構スゲーよなー。
   あーあ、俺ッチも出稽古行ってみよーかなー?面白そうだし…』

小川『出稽古だなんてそんな…ただなすがままに話が進んだ結果なんで…(汗)』

吉澤『よしっ!俺ッチもるうく♂さんに相談して19歳の記念に一丁暴れてみっか。
   てな訳で琴子、アタシの案内役兼セコンド頼んだぞ!「善は急げ」ってなぁ。』

小川『えぇっ?!あっ、ちょ、ちょっと待って下さいよ親分ー!!』


 そして試合当日の記者会見にて…


吉澤『えー、4月と言えばズバリ!誕生月でもあるアタシの季節!!
   てな訳で普段はボクシングのリングに上がってるアタシですが
   今回は琴子の活躍に刺激を受け、プロレスのリングに上がります!!
   一応プロレス技は3日前位に練習したんで多分大丈夫だと思うッス。
   まあ俺ッチみたいな「なんちゃってレスラー」が何処まで活躍するのか?
   「トニー・ホーム」以上ハッスル出来ると思うんで一つ宜しくヨロシクッ!!』



 各して吉澤ひろみ、19歳の挑戦が始まったのである。果たして結果は如何に?!…



伊智「前大会では優勝と準優勝を同時に成し遂げる快挙を見せた赤塚氏の
プロデュース団体からは、ボクシング仕込みの重いパンチを武器とし、この度
プロレスのリングに初めて上がることとなるウォーニング娘。さくら組の吉澤
ひろみ選手が登場です。果たして2大会連続優勝はなるのでしょうか。」

オーナー「この選手も前回の小川選手のように終盤戦で強さを発揮する選手
ですので、今大会においても結構有利なポジションに付きそうですねー。」

宇座子「前回はウチらがボコボコにされてるから、なんとしても借りは返して
おきたいわね〜。でもかなり苦戦は強いられるでしょうね〜。」

ジャガスキー「あの時の屈辱は今後もずっとワタシ達の記憶に残り続けるかも
しれない。でも、このままトラウマに囚われっぱなしなのが武者逝じゃないから。
それは宇座子が一番分かってるはずよ。」

宇座子「そう、ワタシは酸いも甘いも全て噛み分けた唯一の女よ。それは闘い
だけじゃなく男女関係においてもね。」

ジャガスキー「一人のオトコとも寝たことのないアンタが何を噛み分けられたって
いうのよ。発言には気をつけなさい。」

宇座子「気をつけるのはアンタの方でしょ!さっきからオトコと寝ただとかどうとか
そういう話ばっかりしてー。」

伊智「次行きますよ。(二人とも他団体の選手紹介の時ぐらい、気を遣えよ。)」






「TRW」
オーナー:ホマッチ氏


“戦略娘。” スティーブ・レイナ
必殺技: ハードコア・ボム
(ノーザンライトボム)
スタイル: テクニシャン
使用ポイント: 110pt
特殊スキル: 反撃

コメント: 『あたしが、大会を面白おかしく引っかき回してあげるわ。』



伊智「老舗アイドル系団体TRWからは、前回出場したサユダーソンの相棒、
テクニシャンながら相手選手の名前を叫んで技を放つなど、コミカルな面も
併せ持つスティーブ・レイナ選手が登場です。コメント同様、リーグ戦線を
面白おかしく引っ掻き回すことを期待したいですねー。」

オーナー「個性派な選手が多い今大会の中で、彼女も個性的な選手の一人
なんですが、ファイトスタイルは最も純プロ的な要素が強い感じですねー。
それだけに安定した試合内容を見せられるんじゃないかと思います。」

ジャガスキー「オーナーさー、何々を期待したいだとかいつもありきたりな
コメントばっかりじゃなーい。もっと面白い分析のしかた出来ないのー?」

オーナー「出来たらやってるよ。オレ自身もいいコメントが思いつかなくて
困ってるんだよ。だったらお前が面白い分析をしてくれよ。」

ジャガスキー「してあげるわよ。この選手はねー、テクニックがありつつ反撃を
仕掛けるのが巧い選手だと分析しているわー。」

伊智&オーナー「それこそありきたりなコメントじゃねーかよ!」

ジャガスキー「ちょっとアナウンサーまでそんな言い方しなくていいじゃないの。」

伊智「はい、すいません。(やべっ、オーナーにつられて本音出しちゃったよ。)」






「萌えプロユニオン/フリー」
オーナー:ほーりー氏


“チビッ子ギャング” サラ・マクドゥガル
必殺技: ギャングアタック
(ダイビング延髄ニードロップ)
スタイル: ジュニア
使用ポイント: 91pt
特殊スキル: 一撃必殺

コメント: 「ババァどもは黙ってやがれ! 盛り上げンのはアタシのコレだ!



 This is The ”WbyW MOVEMENT”!


    SALLY MAC in The Hoooooooooouse!!



聞いてのと〜りだ、アタシの名前はサラ・マクドゥガル。
ニックネームの”チビっ子”は余計だけど”ギャング”は正解だ。
怖いもの知らず、手加減知らずってコトだよ!


そしてアタシのモットーは”WbyW(ダブリュー・バイ・ダブリュー)”、
「悪ガキ・バッドヤード・レスリング」だ。
裏庭でやるプロレスごっこのことじゃねぇぞ。
世界中のどこであっても、リングの上はアタシのための遊び場ってことだ!


言っとくけど、前回のエックソシスト大会に出ていた藤原”バカ”樹なんかと一緒にするなよな。
あんなヤツとは違って、アタシにはパパ直伝のジークンドーがあるんだ。


大会に参加するヤツらはアタシのジークンドーで片っ端から病院送りだぜ!
そうすりゃ大会に参加するのはアタシ一人、優勝も準優勝もグランプリも
全部アタシが独り占めってワケだ。
笑えるよな。キャハハハハハハ〜〜〜ッ!


公式ルール改正? 大会特別ルール? そんなの知るかボケ!
大人たちにアタシら悪ガキの”move”を止めることなんてできやしねぇ。
こんなルール、ぐちゃぐちゃに丸めちまって、作ったヤツの腐りきったケツに
思いっきりブチかましてやるぜ!


どこのリングだろうが、どんなルールだろうが、アタシの遊び場で好きなだけ大暴れしてやる!
それがアタシらの”WbyWムーヴメント”だ!



 考えるんじゃねぇ! 感じてもムダだ! ブッ壊してやるぜ!!」



伊智「前大会ではWbyWムーヴメントという名のもと、悪童キャラクターの登場で
大きな存在感を示した萌えプロユニオンからは、今回もそのWbyWの一員であり
かつて女子プロ界で一世を風靡した最強コンビ“ラウディ・パフ・ガールズ”の
一員も務めていた、サラ・マクドゥガル選手が今大会出場です。今回も武者逝、
そしてオーナーにまで挑戦的な態度を見せているこの選手ですが・・・?」

オーナー「(力丸風に)キレてないですよ、キレてないですよ。ここでキレたらね、
アレですから。キレてないですよ。」

宇座子「一度こういうガキには大人の厳しさっていうのを教えてやりたいんだけど、
今回も触れる機会はないのよね。まあ、うちから出るメンバーが直に教えてくれる
だろうけど、実力でも実績でもかなりのものは持ってるから、油断は禁物ね。」

ジャガスキー「宇座子じゃムリよ。現最強のワタシが旧最強のこの子をしつけるに
相応しい相手よ。自分の立場というのをわきまえなさい。」

宇座子「なにが立場よ!じゃあ現最強のアンタがここでボケ担当のオーナーと
ツッコミ担当のアナウンサーと一緒にしがない選手紹介コーナーやってるってのは
どうゆう立場なのよ!」

アナウンサー&オーナー「それはゆうなよー!!」

ジャガスキー「なによこの二人、息揃えちゃって。本当にお笑いコンビねー。」

アナウンサー「(本当に息揃ってきちゃったよ・・・。)」






「HVW」
オーナー:Yossy氏


“ブラックエンジェル” 椎名 恋
必殺技: エンジェリック・アロー
(振り抜きストレート)
スタイル: アメリカン
使用ポイント: 100pt
特殊スキル: 一撃必殺



伊智「ハイパー・ヴィジュアル・レスリングHVWからは、鉄女TT優勝チームが
再び登場。今回は前大会の綾瀬選手に代わって、椎名恋選手が出場です。
この選手も今大会の吉澤選手同様、パンチ攻撃を得意とする選手ですが、
鮮やかな空中殺法にも目を見張るものがある選手です。」

オーナー「打撃が出来てテクニックもある選手というのは、死角も少なく非常に
有利な闘いを望める選手だと思います。今回は打撃系の選手が結構いるので
いつもの交流戦とは違ったスリリングな闘いというのも見られそうですね。」

ジャガスキー「武者逝ももう少し綺麗どころを集めてくれりゃいいのにね。」

宇座子「綺麗どころを集めたらブシャイクじゃなくなるでしょ?アンタだって
ブシャイクに選ばれた一人なんだから。」

ジャガスキー「なんだって?なに言ってるの、オンナは中身よ。」

宇座子「外見で選べと言ったのはアンタの方じゃなーい。さっきから矛盾した
ことばっかり言ってー。」

ジャガスキー「矛盾してるのはアンタでしょ。言ってることとやってることが
いつも別々でー。」

宇座子「それとこれとは別でしょ?じゃあアンタはオトコと何回ベッドで・・・」

アナウンサー&オーナー「もうやめてくださーーい!!」






伊智「・・・続いてはパロXからの出場選手の紹介です。」

「出場選手の紹介・パロX編」のページへ


戻る