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〜開催告知までの軌跡〜

Act.2:ピザァ、最強軍団結成への道








(コラークが退場後、会場のスクリーンに突如ピザァの姿が映し出される)

ピザァ「やあ皆!『エクストリームカップ’10』で大活躍した新時代の英雄、ピザァだよ。姉貴2人とも正式に別れられたから、これから我がピザァ率いる最強軍団を作ろうと思うんだ。それに、もうマンダースじゃないからこのリングネームやコスチュームともさっさとおさらばしたいのさ。じゃあ早速メンバーを集めてみよう。

まず最強と言えば・・・、やっぱりチャンピオンをやってるアンツェルだな。よし、控室に突入しよう!」












(ラーグ・アンツェルの控室)

ピザァ「やあこんにちはー!こないだは王座防衛おめでとさん。」

アンツェル「あっ、はい・・・。ありがとう、ございます。なぜ、ピザァ選手がここに。」

ピザァ「ピザァの最強軍団に入らないか?」

アンツェル「えっ、最強、軍団ってそれは一体・・・。」

ピザァ「時代は変わったんだよ。もう宇座子や肝子やジャガスキーがトップを張る時代じゃない。自分達が団体を引っ張っていくんだよ。アンツェルもその一人。だから最強軍団に、入らないか?」

アンツェル「で、でも、私は勇麗會の教えを信じている立場ですから、教えに背くようなことは決して・・・」

ピザァ「最後に信じるのは自分でしょ!!戦う時、ベルトを守る時、最後に信じるのは自分自身でしょうよ。」

アンツェル「そ、それは、確かに、そうですけど、勇麗會があって今の自分がいるので、勇麗會なくして私の人生は考えられないんです。すいませんが・・・」

ピザァ「自分に正直になるんだよ!いい返事待ってるから。じゃあ。」

(ピザァが退室)

ピザァ「強引気味に言ってはみたけど、柳の呪縛があるから厳しそうだな。さて次行ってみよー。」












(マゼス・ミリルの控室)

ピザァ「やあマゼスさーん。トーナメントは残念だったけど気を取り戻してくださーい。」

マゼス「誰よアンタ!あっ、こないだ大会に出てた人?こっちはV.Kを活動休止に追い込まれて気が滅入ってんのよ。帰ってちょうだい。」

ピザァ「V.Kなんかやめて、ピザァの最強軍団に入らないか?」

マゼス「余計なお世話よー!!アンタなんかにこっちの気持ちの何がわかるのー。アンタもコラークの手先?だったら帰ってちょうだい、いいから早く帰って!さもなくばここに置いてある食器全部投げつけるわよ!」

ピザァ「わわわ、ごめんなさーい!」

(ピザァが退室)

ピザァ「ありゃ無理だわ。次行ってみよ。」












(デーブ・ポチャット・デブラの控室)

ピザァ「やあデブエンジェル、ミス・デブラ。ピザァと最強軍団にトゥギャザーしない?」

デブラ「ンフッ、それはナイスアイディアね。でも今エンジェルはベルトを守っているの。そして血鬼軍のベイビーちゃん達を戦場から守る役目も担っているの。だから手が回らないのよ。ゴメンなさいね。」

ピザァ「ところでさーデブラって、ケツがおっきいから血鬼軍じゃなくて“ケツ鬼軍”なんじゃなーい?」

デブラ「フッフッフ・・・、面白くなかったから早く出ていきなさい。」

ピザァ「今笑ってたじゃーん!」

(ピザァが退室)

ピザァ「外国人の笑いのツボってわからないなー。自分も外国人だけど。」












(プリティ中島の控室)

ピザァ「あの、別にどっちでもいいんだけどさ、ピザァの最強軍団に入るー?」

中島「えっ!?入れさせてくれるんですかー!!是非お願いしますーっ!ワタシなんて最強と言える身分ではないですけど、是非ピザァさんのお力になれればと!頑張りますー!」

ピザァ「闘魂三熟士はやめていいの?」

中島「はいっ!今やめます!」

(ピザァが退室)

ピザァ「あっさり決めすぎ・・・。まあそれなりに戦力になると見込んでるからいいけど。でも三熟士は堅岩の方が頼りになるなー。貴澄は論外。」












(堅岩鉄子の控室)

ピザァ「やあ堅岩。ピザァの最強軍団に入らないか?」

堅岩「・・・・・・・・・・・・それは。」

ピザァ「無理にとは言わないんだけど、もし良かったら、ね?」

堅岩「・・・・それは・・・・・・・、それは自分に・・・」

ピザァ「あっ、気ぃ悪くさせちゃったらごめんね。他の人当たってみるよ・・・。」

堅岩「・・・自分に・・・・・・・・・・・、考える時間をくださーい!!」

ピザァ「わわっ!わっ、わかった、じっくり考える時間あげるから。じゃ、これで。」

(ピザァが退室)

ピザァ「まったく変な緊張しちゃったなー・・・。PXFの連中と喋るのは楽じゃないよ。まだ有力なのは中島だけかー。ここは数で勝負しよ。」












(熟女仮面オゲレッツRの控室)

ピザァ「やあオゲレッツ。これからは良きライバルとして、手を取り合っていこうじゃないか。ピザァの最強軍団に入らないか?」

オゲレッツR「何を言うか貴様!そんな策に私は引っかからないぞー!コラークを利用し更には正義をも利用して正義を滅ぼそうとは!こうしてはおれん、悪は成敗する!トォーーーッ!!」

(オゲレッツRがピザァにボディアタックを仕掛ける)

ピザァ「うわあっ!ここで戦うのは勘弁してー!」

オゲレッツR「問答無用!トォーーーッ!トォーーッ!・・・・・すばしっこい奴め、これも当たらんか。トォーーーッ!そっちへ逃げたか、トォーーッ!・・・・・・ハァハァ。」

ピザァ「確かにコイツはお下劣だー!さいならー!」

オゲレッツR「待て待て待てーー!!・・・ハァ、ハァ、トォーーーーーッ!!!グキッ(腰が砕けた音)痛いっ!!おのれピザァ、私にこんな恥をかかせるとはー・・・・・。」

(ピザァが退室)

ピザァ「勝手に自滅しただけじゃん。やっぱりメンバーは考えて選ばないとな。あと他に誰かいるっけ。あんまいなさそうだからもう諦めるかー。」


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