伊智「PXF2回目の興行、そしてジャガスキー氏のオーナー就任後初めての興行となる、ETW〜エキサイティング・タッグ・ウォー〜。いよいよ出場チームの発表です!司会はモニターの前のちびっ子にお馴染み人気アナウンサー・伊智宏武、ゲストには・・・、えっと“オーナー改めファイプロ大好き人間”、元オーナー・イチヒロさんにお越し頂いています。イチヒロさん・・・、今回もよろしく。」 元オーナー「誰がちびっ子にお馴染み人気アナウンサーだ。オトナの人しか見てないだろこれ。」 伊智「だってそう台本に書いてあるんですもの・・・。ところでイチヒロさんは、オーナー辞任後も変わらずこのコーナーを担当されるということで。」 元オーナー「オーナー辞めてから暇でさ、結局ここへ舞い戻ってきちゃったよ。」 伊智「正直伺いますと、ジャガスキー氏にオーナーの座を奪われて悔しくないのでしょうか。」 元オーナー「まあ悔しいと言えば悔しいけど、一度彼女に任せてみて様子を見たいのもあるんでね。それで上手くいけばそのままやらせてあげて、自分が楽するのも悪くないと思ってね。上手くいかなきゃこっちも秘策用意しますから。」 伊智「ほほう。では、他団体出場チームの紹介に移りましょう。今回はジャガスキー新オーナーがリングの上で、直々に紹介してくれるそうです。」 元オーナー「早速しゃしゃり出てやがるな・・・。」 |
ジャガスキー「ハーイここに集まってくれたちびっ子達、そしてプロレスオタクの皆さん、こんばんは。新オーナーのヤハリ・ビールト・ジャガスキーよ。これから今大会に出場するチームを発表していくから、聞き逃しないように、いいわね。じゃあいくわよ。」 |
「nWQ」 |
オーナー:琉球。氏 |
ミーシャ・フォーリー & Tajima 陽子 組 |
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TOMY ドリーマー & 菊川 怜ヴェン 組 |
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ジャガスキー「nWQからは、ミーシャ・Tajima組とTOMY・怜ヴェン組が登場よ。ミーシャ・フォーリーにはワタシも以前お世話になってるわね。今回は敵という立場になるけど、健闘を誓い合いましょう。その他の3選手は今回が初参戦。どの選手もハードコアを全面に出したファイトスタイルを持っているから、今大会を過激に彩ってくれることは間違いないわね。」 |
「“S”」 |
オーナー:sardine氏 |
“The BPG(ブラック・プリティ・ガール)” 秋沢 美緒 & 大森 モトコ 組 |
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秋沢「さて、ジャガスキー!『とことんヤリ甲斐のあるチーム』が御所望ということなので 私とモトコが相手になってあげるわ。」 大森「−−当たり前だけど、目標は優勝。悪いけど、今回は内容よりも結果重視ね。 対戦相手はトコトン叩き潰してあげるから、そのつもりで覚悟してね。」 |
“The Perfect” 砂田 綾子 & 奥井 まりあ 組 |
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砂田「なんか、美緒のなさけで出場するかたちになったけども ホンチャンは優勝させてもらうわ・・・奥井は足ひっぱらんといてな。」 奥井「あんただって、足ひっぱないでよね! −−まぁ、チームワークとしては私がWhitenessを作ったのが最近なんで まだのところがあるかも知れないけど、個々の力はあるからね。 “白”だけどね。ダークホースとして虎視眈々と優勝を狙うわ。」 |
ジャガスキー「“S”からはThe BPG秋沢・大森組とThe Perfect砂田・奥井組が登場よ。ちなみに秋沢・大森組は他団体でも今猛威を振るっているのは皆知ってるわよね。秋沢とは以前にワタシとシングルで当たったことがあるわ。負けた悔しさはまだ憶えてるから、本戦で借りを返すわよ。もう一つのチームの砂田・奥井組も、他流戦ではお馴染みの面々ね。激しい試合を期待してるわ。」 |
「ZPX」 |
オーナー:マミ氏 |
イブ & シェーラ 組 |
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ジャガスキー「ZPXからは、前大会にも参戦したイブとシェーラがタッグを組んで出場よ。イブの優勝は、今でも記憶に焼き付いているわ。他団体チームで最も優勝に近い存在と考えていいかもしれないわね。もちろんワタシ達PXF陣の厚い壁が立ちはだかっているから、簡単に優勝は渡さないわよ。」 |
「FAWP」 |
オーナー:式神屋氏 |
ロサ・マリア・マルティネス & メイ・ヒギンズ 組 |
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ジャガスキー「FAWPからは、前大会でベスト4進出を果たしたロサ・マリア・マルティネスが、TEAMアメリカ・ロニー・ファンクの弟子メイ・ヒギンズとタッグを組んで今大会に出場よ。急造チームということらしいけど、個人の実力はなかなかのものがあるから、1+1+αの可能性を見せて欲しいわね。」 |
伊智「他団体全6チームの発表が終わりました。振り返ってみて元オーナーいかがですか?」 元オーナー「これ、全16チームの大会でしょ?残り10チームがうちの選手って・・・、しゃしゃり過ぎじゃなーい!ジャガスキーの奴見積もり間違えやがったな。」 伊智「そうだったんですかねー。ジャガスキーオーナーはこれについてどう思っているのか、聞いてみましょう。」 |
ジャガスキー「他団体チームの数=ワタシに喧嘩を申し込んだ数よ。モニターの前で指を咥えて見てるチキンも多いだろうからそんなにヤレる相手は来なかったけど、うちのチームが優勝したらうちの団体が最強ということで、誰も異論ないでしょ。これに腹立ててる奴がいるなら今すぐにでも殴り込みに来なさいよ、いないだろうけど。アッハッハ!じゃあうちからの出場チームを発表するわね。まずワタシのタッグパートナーは・・・・・・・」 元オーナー「ちょっと待ったぁー!!」 ジャガスキー「!?」 元オーナー「オマエの輩だけじゃ人員不足だろ。元オーナー派のチームも加えてやるよ。」 ジャガスキー「あーら元オーナーさん、お気遣いはありがたいけど充分間に合ってますわー。ハキダメの弱小チームなんか入れなくても10組ぐらい持ち駒はこちらにありますからーオーホホホ。」 元オーナー「俺はオーナーの座は捨てたが人脈はオマエよりずっと持ってる。それはプロレス界のみならず、芸能業界、スポーツ業界にもな。今大会用に極秘で契約したとっておきの選手が数名いるから、ご紹介しよう・・・。でてこいやぁー!!」 |
デーブ・ポチャット・デブラ |
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男性力士も真っ青の圧倒的な巨尻を持つウルトラヘビー級女子レスラー。ファーストフードで徹底的に肥え上げたその巨漢で、全てを押し潰す。 |
馬賀 優菜 (ばが ゆうな) |
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元々は現役女子高生アイドルとして活動していたが、地方の強いナマリがいつまでも抜けずTVでは笑えないほどのバカ発言を連発したためプロダクションに解雇される。この時目を付けたオーナーにそそのかされる形で、プロレスラーとしての再デビューを決意した。 |
ミャリヤ・チャラポヤ |
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メディアに引っ張りだこの美人テニスプレーヤーとして活躍を続けていたが、ある時聞いたプロレスラーの奇声が、試合で発する自分の奇声と共鳴するものを感じ、それに導かれるようにして急遽プロレスラーに転向した。テニスのスマッシュを思わせるラリアットは奇声も相まって強烈だ。 |
ラブリー*チェリー |
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PXFリングに彗星の如く現れ、茶目っ気たっぷりのブリッコとコテコテな関西弁を操るスター性抜群のアイドルレスラー。国籍は不明だが、正体は今日本の音楽業界で話題と疑惑を振りまいてる有名シンガーでないかと噂されている。 |
ジャガスキー「ちょっ・・・、ちょっとなによぉ!?アンタ達。束になってやろうってーの?そんなの卑怯じゃないの。元オーナーの手下だったら正々堂々とやりなさいよー。それになにアンタ、そのデブさ加減。」 元オーナー「かまわん。やっちまえ。」 |
元オーナー「ハッハッハッハ!ひさびさにスカッとしたぜー。俺がオーナーやめておとなしくなると思ったら大間違いだ。これからは思う存分新オーナーをいたぶってやる。悔しかったら本戦で勝負しろジャガスキー。」 伊智「元オーナー・イチヒロ、隠し玉を従えてジャガスキーへ復讐を決意しました!今大会は「他団体vsPXF」そして「元オーナー派vsジャガスキー派」という2つのテーマを掲げて開催することとなりました!次のページではPXFから出場となる10チームを紹介いたします。」 |