伊智「イチヒロCEOが久々に表舞台へ姿を現すなど、リング外での戦いも激しくなってまいりましたPXFリング。そんな中タッグトーナメント興行の第2弾、ETWUがまもなく開催を迎えます。司会はわたくし伊智宏武、そして解説にイチヒロCEO、更に先月ネオ・アライアンスとNATUの合同共催で行われましたインターナショナルカップで見事七冠ヒロイン王座に輝いた、ヤハリ・ビールト・ジャガスキー選手にお越し頂いています。どうぞよろしく。」 CEO「はいよろしく。ここに来たのは随分久しぶりに感じるねー。」 ジャガスキー「よろしくね。これからは七冠王者という肩書きがワタシに付くわけだから、呼ぶ時はちゃんと七冠王者のジャガスキー選手って呼ぶのよ、いい?」 伊智「わかりました。七冠王者のジャガスキー選手、シングルの次はタッグで頂点を極めるというお言葉がありましたが、七冠王者のジャガスキー選手は今大会、七冠王者のジャガスキー選手なりの自信と言いますか、その七冠王者のジャガスキー選手が七冠王者のジャガスキー選手としてのその、なんと言いますか七冠王者としてのジャガスキー選手・・・・・」 CEO「舌回らなくなってきたからそのへんでいいよ。じゃあ紹介行っちゃおうか。」 伊智「はい、すいません。(いちいち肩書きとかめんどくさいんだよっ!ジャガでいいだろジャガで。)」 CEO「あそうだその前にジャガってパートナーの候補いくつかいたんだよな?」 ジャガスキー「ジャガってなによ、ジャカまかしい。そうよワタシのために今回、3人もの優秀な選手がパートナーにさせて頂けないでしょうかって申し入れてくれたのよ。ワタシのモテッぷり、カリスマぶりがよーくわかるでしょう?」 CEO「おまえはいくら強くても人気ないだろうと思ってたから、意外だなー・・・。」 伊智「というわけでまずその3人の候補選手をご紹介しましょう。」 |
デキシー・クロレッツ 所属:"S"(Alice) |
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ミーシャ・フォーリー 所属:nWQ |
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ロサ・マリア・マルティネス 所属:FAWP |
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伊智「豪華な3人が候補に揃いましたー。1人目は前大会でも出場したデキシー選手。最初の候補に名乗りを挙げ、各スポーツ誌では七冠王者・ジャガスキー選手とのビーフ&ジャガコンビ結成かというニュースが紙面を賑わいました。そして2人目はミーシャ選手。七冠王者・ジャガスキー選手とは旧団体時代から堅い絆で結ばれ、かつて宇座子選手と大抗争を繰り広げたこともあります。そして3人目は前大会の優勝者・ロサ選手。七冠王者とWBD覇者という最強コンビ結成が実現すれば、ウザ・キモのポジションを大いに脅かすこと間違いないでしょう。」 ジャガスキー「フフッ、ワタシと組むに相応しい3人が揃ったじゃないの。誰が選ばれても異論無いわ。じゃあ決定戦の模様を見てもらうわー。ワタシの太っ腹で、今回は試合動画も用意したわよ。」 伊智「はいではご覧頂きましょう。試合ルールは3人でのバトルロイヤル形式です。下のリンク先の、試合結果&動画ページからご覧ください。」 CEO「ちなみに次の興行やってる頃にはファイル消えてるんで、ご了承くださーい。」 「試合結果&動画ページ」へジャンプ |
伊智「さあ、というわけでパートナー決定戦を制したのは前大会優勝者、ロサ・マリア・マルティネス選手であります。ジャガスキーさん、失礼しました七冠王者のジャガスキー選手、ロサ選手とタッグを組むことになったわけですが、今の率直なお気持ちは。」 ジャガスキー「頼もしいパートナーね。ワタシのチームに死角は全く無いわ。ワタシのパワーとタフなハート、そしてロサのテクニックとスピード。全ての能力を兼ね揃えた世界最強のタッグチームが誕生したのよ。どうよCEO、これ見て何か思うことないのー?」 CEO「すごいね。今一番ノッてる二人がタッグ組むんだから、たいしたもんですよ。なんか正直ウザ・キモが倒されるのがかわいそうに思っちゃうぐらいだから。」 ジャガスキー「でしょー?もうウザ・キモがこてんぱんに倒される様子が想像つくんだから。じゃあ悪いけど、残りのチーム紹介頼んだわね。その他のチーム紹介って感じで申し訳ないけど。」 伊智「いえいえ、その他のチームも強豪揃いですよー。そうですよねー、イチヒロさーん。」 CEO「もちろんだ。ジャガチームの他にも、今回うちと他団体による混成チームがいくつか結成されている。先程惜しくも敗れたデキシー選手、ミーシャ選手にもうちのパートナーを手配している。各団体毎のチーム紹介と合わせてご覧頂きたい。」 伊智「ではまいりましょう。nWQチームからです。」 |
「nWQ」 |
オーナー:琉球。氏 |
ミーシャ・フォーリー & ジェニー・エース(PXF) 組 |
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かつてOLIVE JAPANで活躍したジョン・ピースを彷彿させるレスラー。旧団体時代は「ジンガイムーヴメント」と称した外国人軍団による団体制圧を目論んだことがある。米団体副社長就任後は来日が少なくなったが、ジャガスキーの軍団再結成に呼応し、新たなムーヴメントを予感させている。 |
無我川 静香 & 大舞 慈美(PXF) 組 |
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その名の通り本人自身もファイトスタイルも非常に地味で、試合後のコメントも無愛想この上ないが、古き良きレスリングの貴重な継承者であり団体内での信頼も厚い。オゲレッツとのタッグは玄人ファンに隠れた人気を持つ。 |
Tajima 陽子 & misono 組 |
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伊智「1組目は、七冠王者・ジャガスキー選手の盟友ミーシャ選手が、ジャガスキー選手の片腕的存在・ジェニー選手とタッグを組んで登場です。2組目は前大会で無我ワールドを全開し大活躍だった無我川選手が、かねてからの希望であった慈美選手とコンビを結成。そして3組目は、前回のETWにも出場したTajima選手が、初登場のRVデヴことmisono選手とのハードコアタッグで登場です。」 ジャガスキー「どのチームも油断ならないわね。それだけにどのチームと当たるのも楽しみだわー。ライバルとの対決、純レスリングでの勝負、ハードコアな死闘。うん、素晴らしいわー興奮するわー、ああ早く戦いに酔いしれたい。」 伊智「では、続いて"S"(Alice)チームの紹介に行きましょう。」 |
「"S"(Alice)」 |
オーナー:sardine氏 |
“The BPG(ブラック・プリティ・ガール)” 秋沢 美緒 & 大森 モトコ 組 |
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カミカゼ・レイ & ミス・スペンサー 組 |
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デキシー・クロレッツ & プリーズ 貴澄(PXF) 組 |
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スター・バイソンを敬愛し、入門当初はひたすらラリアットの当て方だけを練習、合同練習で度々存在を忘れられた過去を持つ。それだけにラリアットの迫力に関しては既に超一流、屈強な大型選手も一回転させるほど。同期の大鳥、中島との若手トリオでPXFに新しい波を巻き起こそうとしている。 |
伊智「1組目は前回のETW優勝チーム、ディフェンディングチャンピオンとして出場の“The BPG”、秋沢選手&大森選手チームです。2組目は交流戦初登場の二人、デキシー選手と同じフリーランスユニット“R.R”所属のレイ選手&スペンサー選手によるチームです。そして3組目は前大会でウェスタンなファイトを見せたデキシー選手と貴澄選手が、この度越境タッグを結成して出場となります。」 ジャガスキー「BPGとは前回こっちが地味チームに負けちゃったせいで戦えなかったからね、今回は是非とも決着を望みたいわ。しばらく秋沢とは肌合わせてないしね。」 CEO「あとうちの貴澄ね、前回出し惜しみしまくってたラブリあっと、今回はバシバシ出すって言ってますから、デキシー選手との競演期待しててください。」 伊智「さあ続いては今回最後の出場となりました、ネオ・アライアンスチームの紹介です。」 |
「ネオ・アライアンス」 |
オーナー:ASAT氏 |
“アジア・ジャパンタッグ” 長谷川 秋乃 & 日暮 里美 組 |
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“スピーリ・チアガールズ” スピーリ・SC & ミルク・SC 組 |
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伊智「1組目はインターナショナルカップの決勝戦でジャガスキー選手と大激闘を繰り広げました、長谷川選手が元気印の若手・日暮選手とタッグを組んで交流戦に初出場です。そして2組目はネオ・アライアンスリングを多勢で掻き回したヒール応援団“スピーリ・チアガールズ”の一員、スピーリ選手・ミルク選手組が出場です。ちなみにルール通り二人で登場ということです。」 ジャガスキー「長谷川との決勝戦、あれはほんと熱い試合だったわ。久々に負ける恐怖を味わったの。最後に団体の看板を賭けた意地が、ワタシを突き動かしたわー。ここでリベンジを狙いたいところでしょうね。スピーリ・チアガールズ?もし4人や5人で出るようなことがあったら承知しないから!」 CEO「大・丈・夫、PXFのリングだよっ。」 伊智「そんなこんなで、最後にFAWPチームの紹介です。ジャガスキー選手・ロサ選手によるチームもここで改めて紹介です。」 |
「FAWP」 |
オーナー:式神屋氏 |
ヤハリ・ビールト・ジャガスキー(PXF) & ロサ・マリア・マルティネス 組 |
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負けん気の強さとパワーで他流戦でも抜群の成績を収める実力者。プライドが高く、待遇が気に入らなければオーナーにも宣戦布告。団体を混沌とした渦に巻き込み、遂には自らがオーナーに成り上がってみせた。その後も発言と行動を伴う活躍で団体トップの地位を確立し、リングの中心人物となっている。 |
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メイ・ヒギンズ & 美龍(メイロン) 組 |
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伊智「1組目が七冠王者・ジャガスキー選手とWBD覇者ロサ選手による究極越境チーム、そして2組目が交流戦通算5回&6回出場、もはや交流戦で欠かせない存在の美龍選手&メイ選手によるタッグチームです。」 ジャガスキー「これだけ喋ったから、もうワタシのチームに説明はいらないわね。優勝最有力候補よ、これは絶対譲れない。」 CEO「メイ選手は今回コスチュームとスタイルを一新して出場ですね。これまでとまた一味違った動きを見せてくれるのか、ここも注目ですね。」 伊智「というわけで他団体チームの紹介が全て終わりました。次のページからPXF純血チームの紹介に移るんですが、今回CEOはミッキー谷オーナーと権限を賭けて激突するんですね。お互いが用意したチームの戦績で勝敗が決まるということなんですけども?」 CEO「えぇ、それぞれが用意した3チームの戦績を合わせて勝ち星が多かった方が勝ちと、いうわけです。チームを選ぶやり取りも合わせてご覧ください。あとトーナメントの組み合わせも一緒にね。」 |