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〜開催告知までの軌跡〜 |
Stop the “LEGENJO”
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(前大会終了後のオフ興行でリング上に立つレジェン女の面々とCEO)
CEO「ファンの皆様、新年あけましておめでとうございます!今年もPXFに変わらぬご支援、ご愛顧をよろしくお願いいたします。さて、次回大会の発表ですが・・・」
ジャガスキー「チョチョットッ!!早いっ!早過ぎるっ!ワタシ達がわざわざリングに上がった意味無いじゃないのよっ。それにさー、Actいくつとか書いてないってことはとうとう開催告知1ページだけになっちゃったわけ!?ったくなによワタシ達の扱いの悪さは。コラークとかモウバーサン牛耳ってる時は無駄に3ページも割いてたくせして!」
CEO「無駄だから1ページに削減したんじゃないかー。君達の意見を反映してるんだよー。じゃあ発表すんぞー。」
ジャガスキー「待ちなさいよー!なんかやることないのー?無いんだったらワタシ達に言わせてもらうわよー。ほらこれを見てる者達ー、ワタシ達が団体ボスのレジェン女よー。前大会も圧倒的な力の差を見せつけてぶっちぎり優勝してやったわー。・・・ったくさー、2012年最初の日ぐらい休ませてくれたらどうなのー?興行はせめて1月4日以降にしなさいよー。」
CEO「もともと興行少ない団体なんだから普段から休みまくってるだろー!まったくババアになると愚痴がグチグチ止まらなくなるからなー・・・。」
ジャガスキー「ババアじゃないわよまだオバさんよー!・・・アンタから見たら似たようなもんか、まあいいわ・・・・・。ハァ、なによこのしんみりした空気。ほら皆もなにか喋っていこうよ、ワタシ達が団体ボスのレジェン女なんだからね!」
宇座子「・・・・・・・・・・・・・。」
肝子「・・・・・・・・・・・・・。」
紀所「・・・・・・・・・・・・・。」
ジャガスキー「チョット皆なによー、チャンピオンまで黙っちゃって。なんかアピールあるでしょアピールー!ワタシはチャンピオンなんだからどうだこうだって。」
フケテンネン「・・・・・・・・・・CEOサン、発表しちゃってクダサイ。」
CEO「はいっ!では発表します!」
ジャガスキー「チョチョットー!!ほんとに皆言いたいことないわけー?」
宇座子「・・・う、うーんもともとワタシ達って口でアピールするの得意じゃないからさー、試合の内容で魅せようっていう考えだからー。」
肝子「そうなのよねぇー。」
紀所「そうよぉ〜。」
フケテンネン「そうなんデスー。」
CEO「1人温度差が出てしまったんだなー。」
ジャガスキー「わっ、わかったわよ!試合で魅せる、いいじゃないの。それでいくわよー、ワタシ達レジェン女はー。・・・・・・・・ウン。」
CEO「数年ボスやってなかったからキレ落ちてるんじゃないかー?昔は堂々としてたじゃないかー。俺と他団体乗り込んだりもしてさー。」
ジャガスキー「そうね、時間は人を変えていくものなのよ・・・。じゃあ、大会の発表の方行っていいわー。」
CEO「では発表します。こちらです・・・!」 |
CEO「タイトルは、『WE ARE LEGENJO(ウィー・アー・レジェン女)』。」その名の通り今大会はレジェン女が主役を務めることになる。ロゴからムサ苦しさを醸し出していて申し訳無い。レジェン女がボスになることで、こうなってしまった。」
ジャガスキー「フフ、ワタシ達がボスなんだから大会好きに取り仕切る権利はあるわよね。今大会はレジェン女の、レジェン女による、レジェン女のための大会だから。オイそこの客!オエーとか言うんじゃないわよそっちの客も!真似すんじゃないわよほら皆して!やめてー!!」
観客一同「オエーーーーーーーーーーー!!!!!!」
CEO「まだノリのいいお客さんが残ってて安心したよ。冬元Pいなくなってからアイドルオタクっぽい人減ってさー、観客動員数も減ってどうしようかと思ってるんだよー。」
ジャガスキー「真のプロレスファンだけ残ってくれればそれでいいわよ。にしてもあの男、一体なんだったのかしらね。急にしゃしゃり出てきたと思ったら急に消えて。」
CEO「そんなに儲からないとわかって手を切ったんじゃないか?まあ観客動員以上にモウバーサンがまだ復帰できてないことが心配だがな。なんでも冬元氏にフラれたとか思い込んでるらしくて、そのショックで病院のベッドから未だ抜け出せていないらしいぞ。体は一般中年女性並にピンピンらしいが。」
ジャガスキー「別にいいんじゃないかしら、そのまんま寝たきりになってもらってて。じゃあ、話反れてきたから大会の方の説明をざっとさせてもらうわ。この大会はね、ワタシ達レジェン女とそれに勝とうとかまだホザいてる弱小共達の・・・・・」
?「ちょちょっと待てぇ〜い・・・!」 |
(謎の老婆とマゼス、コラークがリングに登場)
謎の老婆「・・・ほげっほげっ、わっ、わし達はじゃくしょうなんかじゃない・・・ほげっ。」
ジャガスキー「・・・・・・・・・・・・・?」
CEO「・・・・・・・・・・・・・。」
コラーク「弱小と言われようがアンタ達には絶対好き勝手やらせないんだから!」
マゼス「何回でもアナタ達に挑戦させてもらうわ!例えプライドがボロボロに傷付きようとも。」
ジャガスキー「・・・・・・アンタ達はいいんだけど、・・・このオバアちゃん誰?」
謎の老婆「・・・ほげっ、わしはきまっとる、ちょうじゅくじょほげっ、かいじんもうばっ、ほげっ、ばあさんほげっほげっ。」
ジャガスキー「・・・・・・・・ええっ?なんて?誰か解読して。」
CEO「モウバだけ聴き取れたけど、もしかして・・・!?」
ジャガスキー「・・・・・・・ええ!?」
宇座子「・・・モウ?」
肝子「・・・バ?」
紀所「・・・サ?」
フケテンネン「・・・ンン〜?」 |
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