〜予選リーグ初日・Aブロック〜
<「華王」Alice選手控え室での一幕>資料提供:sardine様 大空:「昨日のパロXの取材の人、あったまくるのよね〜。」 ブルー:「−−−」 大空:「私のこと、「つばさ」選手なんていうのよ〜。」 ブルー:「−−−」 大空:「私の名前は「ひかり」だっていうのに。。。」 ブルー:「−−−」 大空:「いくら、私が無名だからってあんまりよね〜。」 ブルー:「−−−」 大空:「こうなったらAliceのためにも、、、そして私のためにもガンガンとイッちゃうんだからね〜!」 ブルー:「−−−」 大空:「−−−ちょっと、あんた。人の話、聞いてる!?」 ブルー:「−−−」 大空:「−−−そうね。。。あなた、マスクかぶると頑固として喋らないわよね。。。」 ブルー:「−−−」 大空:「−−−だから、生意気な新人とかあだ名がつくのよ。」 ブルー:「−−−」 大空:「−−− ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 伊智「試合をお伝えするその前に、こんな映像が飛び込んでまいりましたー。 イチヒロさん、これは一体どうゆうことなんでしょう?」 オーナー「こないだの選手紹介の時に、伊智アナウンサーが大空ひかり選手のことを “大空つばさ選手”と言ったんですよー。それで怒ってしまったようです。」 伊智「アナウンサーたるもの選手の名前を言い間違えるなんてことはありませんよー。 ましてや大空つばさ選手のことを大空つばさだなんて・・・・・・・・・・・・っ!?アッ!!!(汗) 今のは編集で、カット・・・・・・私が間違えました、すいませんでした。」 オーナー「大空から翼を連想してしまったようですね。“蒼井そら”みたいに。」 伊智「誰ですかそれ?では、試合の方に移りたいと思います。」 ※選手紹介にあった誤植は訂正させて頂きました。 この場でお詫び申し上げます。 |
−第1試合− |
(0pt) 真希ちゃん | VS | 凄井 宇座子 (20pt) |
開幕第1戦、いきなりの「軍プロvs武者逝」が実現。注目の宇座子、開始直後に真希ちゃんがスピアーを狙うも軽くさばき、チキンウイングアームロックを決められれば同じ技で決め返すなど、前半快調なペース。膝蹴りの連打に捕まるも開始5分、コーナーへ振ってヒッププレスを繰り出しすかさずバックへ。 これに真希ちゃん不意を突かれたか、早くも必殺「漬物石落とし(地獄バックドロップ)が炸裂します。そしてキャプチュードに繋ぎカバー。カウント2.9に追い込み宇座子が変貌ぶりをアピールします。ダブルアームスープレックスを決められるもフック掌底でダウンさせ、お決まりの腰振りダンス。クロス・フェイス・オブ・JUKUJOに繋ぎます。 |
先手を取られた真希ちゃん、ここからは前転式飛びつき逆十字、捻り式アームロックなど腕に照準を搾りますが2発目のキャプチュードで再びカバーされカウント2。ならばと真希ちゃん、ロープに振って低空ドロップキック。裏膝十字に持っていき、足へ照準を変えます。 しかし宇座子が2度目の腰振りダンスで流れを再び引き寄せると、漬物石落としに次ぐ必殺「こんぴら山ジャーマン(高角度ジャーマンスープレックス)」でフィニッシュへ。これも気力で返した真希ちゃん、必死に立ち上がりダブルアームスープレックスから裏膝十字。まだまだ勝利を諦めていません。 |
真希ちゃんが掴みにかかり大技を狙いますがショルダースルーで切り返され、宇座子またしても腰振りダンス。起き上がらせると先程まで自分が決められていた裏膝十字を飛びつき式で決め痛恨のギブアップを狙いに出ます。 それはなるものかと耐え凌いだ真希ちゃん、起き上がり際テキサスジャブで宇座子を倒しロープに振りますが、気力に体が追い付かなかったか、カウンター攻撃に失敗し自らダウン。当たりが悪かったか、宇座子がXポーズで挑発するもそのまま起き上がれず、フォールで3カウントを許し決着。凄井宇座子、初戦にして最大の強豪を撃破し、悲願の初優勝も目に見えたか。 |
×真希ちゃん 対 凄井 宇座子○ (12分08秒、片エビ固め) 獲得ポイント:1208pt 累計ポイント:1228pt |
−第2試合− |
(80pt) ヨッスィー | VS | ブルー・ノイズ (150pt) |
この試合、先にスパートしたのはブルー・ノイズ。静寂を断ち切るように開始3分スクリューハイキックをヒットさせます。これに対しヨッスィー、拷問式コブラツイストを2度に渡り決めていきますが開始5分、今度はブルー、雪崩式からダイヤモンドカッターを決めリードします。 更にその後、必殺ドラゴンズ・レイを2連続で決めるなど早期決着を狙いにいくブルー。平静を保っていたヨッスィーもこれには動じずにいられないか、9分台初めての大技オレンジクラッシュを炸裂させ試合は終盤へとさしかかります。 |
猛攻に出るヨッスィー、間を置かずに頭掴みラリアットからバックを取って垂直落下式バックドロップ。さらにもう一度バックを取り、今度は投げっぱなしジャーマンスープレックスでブルーを場外に投げ落とします。手を叩き歓声に応えて高笑いのヨッスィー。 場内に戻るとスクリューハイキックでブルーが反撃するも、ヨッスィーが2度目のオレンジクラッシュでカバーへ。カウント2で間に合わせたブルー、小さな隙を見つけるといつのまにかバックを取りハーフネルソンの体勢に。これは予期できなかったか、ヨッスィー持ち堪えられずそのまま後方に投げつけられフォール。 完全にブリッジが決まり、カウントを返せずあえなくピンフォール。攻め込まれていたブルーが一発逆転のタイガースープレックス’85で勝利を掴みました。 |
×ヨッスィー 対 ブルー・ノイズ○ (11分03秒、タイガースープレックス’85) 獲得ポイント:1103pt 累計ポイント:1253pt |
−第3試合− |
(200pt) アイチュン | VS | 山本 さやか (450pt) |
これまでの試合と比べ比較的慎重な攻防でこの試合、開始5分が経過。ここから大技への布石を作るアイチュン、フロントスープレックス、ツームストンと決めフライングニールキック。そこからハヤテ式サンダーファイヤーパワーボムへ繋ぎ先制します。 さらには必殺「アイーンエンド(Rエッジ)」から再度フォールへ。これも2で返す山本ですが、大きく先手を取られて短期決着も危うい状況。このピンチを免れようと、モンキーフリップやフライングクロスチョップで活路を見出します。 |
そして延髄に踵落としを打ち込むと、コーナー駆け登りのムーンサルトプレスで反撃。しかしすぐさまハヤテ式サンダーファイヤーでアイチュンにペースを引き戻されます。これもなんとかカウント2で凌いだ山本、最後の追い込みに賭けて片足取り脚払いから必殺「自由への飛行(ファイヤーバードスプラッシュ)」。 カウント2.5でアイチュンに返されるも、再び脚払いを決め今度はムーンサルトプレス。この追い込みに焦りを感じたか、アイチュンもシザースキックから三角絞めで反撃。しかしこれに終わらない山本、フライングニールキックから回り込みDDTへ繋ぎ、ドロップキック。 逆転勝利まで後一歩となりますが勝利に行かせないアイチュン。グロッキー状態の山本の前で一礼すると、バックを取りとどめのタイガースープレックスホールド。これに山本返せず3カウント。時間帯は10分前後ながら、Aブロックの中でも中身の濃い試合展開を見せた両者。宇座子、ブルー、アイチュンがほぼ同ポイントで並び2日目に臨みます。 |
○アイチュン 対 山本 さやか× (10分11秒、タイガースープレックス) 獲得ポイント:1011pt 累計ポイント:1211pt |