PXF、事務所移転後に史上最悪の事態!? (10月12日付)



(移転後の事務所で会話するCEOと宇座子)

CEO「事務所の移転は早かったんだがネットの開通にやたら時間かかってしまったな。待たせてすまなかった。で、他の面々はどうした?」

宇座子「あの・・・これを見てくれる・・・・・?」

(何通もの封書を受け取り)

CEO「ん?ファンレター・・・が縦長の茶封筒で来るわけないよな。辞表って、誰か辞めたやつでもいるのか?こっちも辞表、こっちも辞表・・・・・・・・・・・って、なんじゃこりゃ〜!!!これ皆選手の辞表じゃないかー!・・・まさか、なんかの冗談じゃないよな、今日は4月1日じゃないぞー。」

宇座子「ワタシからも言いにくいんだけどね、前回ワタシが言った警告が、現実のものになっちゃったのよ。」

CEO「今はこういうドッキリの番組とか流行らないんだよ。俺は滅多なことで驚かないんだからな、作戦は大失敗だよ。」

宇座子「ワタシだって、まさか本当に皆が辞めちゃったなんて、信じられないわ。だけど、これが現実なの。」

CEO「マジかよ・・・・・。みんな、はなれてくぅ・・・グスン。残った人間が2人だけって、OLIVE JAPANの大量離脱事件を思い出すよ。本気で終わったかもな、パロジェクトXファイナル。」

宇座子「終わらせるわけにいかないわよ。ワタシにとって、この団体は人生そのものだから。一人になっても団体は守るって決めてたからね。それに残った選手は、他に僅かながら居るわよ。」

















(残留したでぶぃ夫人、プリティ中島、プリーズ貴澄、ラーグ・アンツェルが駆け寄る)

でぶぃ「宇座子先輩が漬物沢山くれるって言うんで来ました。私漬物大好物なもんで。で、その漬物なんですけど、今どこに?」

宇座子「こないだ買い物の帰りにバッタリと会ってね。他の団体から誘われたりして迷ってたらしいけど、漬物いっぱいごちそうするって言ったら快く残留をOKしてくれたわ。」

CEO「漬物だったらいくらでもやる。でぶぃは俺も次期エースとして素質を見込んでいた。残ってくれたことをありがたく思う。」

中島「あのー、私達もまだデビューから日が浅くて、収入源無くて他に行く宛てが無いんですー!だから、この団体で今後もやらせてくださーい!」

貴澄「私からもお願いします!こんなろくでなしでアーウィーな私ですけど、ラリアットへのこだわりは人一倍自信あります!前座でもやられ役でもいいんで、ここにいさせてください!」

CEO「あぁもちろんだ。・・・ところでお前達って、こないだまでDEBUマシーンとかいう名前でモウバーサンとつるんでなかったっけ?」

中島「・・・・・そ、そのー、実はそうだったんですけどー、モウバーサン閣下が参戦する団体に付いていこうとしたら、“君達のポテンシャルではこの団体は受け入れない”って言われて、突き帰されてしまってー・・・。」

貴澄「だから素顔に戻ってこの団体で一若手レスラーからやり直そうって、二人で決心したんです。」

CEO「そうか。お前達も近い将来うちの看板を背負うレスラーになると、俺は信じてる。でぶぃとの熟年若手トリオとして、前線に出すつもりだ。」

アンツェル「私とP2Pの先輩方も、この団体を見捨てたりは致しません!今は先輩方が母国での仕事がお忙しくて、ここに来られるのは私だけなんですけれど、母国で繋がりのある選手を近いうちここに送り出すそうです!」

CEO「それは心強いな。なんだか俺も闘志が湧いてきたよ。よし宇座子、手分けして他の選手達の状況も調べてみよう。」

宇座子「わかったわ。CEOがまだ団体への情熱を持っていて安心したわ。」










そして・・・、










【調査結果】〜現在の選手たちの状況〜

加成 肝子 物価高騰などの影響を受け、経営している牧場の仕事に注力中。
紀所 伊代 再び男を狩ることに奮起し、都会の夜に目撃したとの声多数。
ヤハリ・ビールト・ジャガスキー
ムサック・ルシィーワ
かつてルシィーワが所属していた米ハードコア団体に参戦中。
ジョルジョリ・ノヴァ・リカーン 前回の交流戦の責任から、実家に帰省し理容業を再開?
尾伴 草恵
真田 加代
飯野 佳容
平成脂身軍の自主興行を行っていたが動員に伸び悩み、
その後マットに上がっていない。
ゴマカシ・テモーネ・フケテンネン 母国イタリアでの自主興行が好評、今後も継続的に行う予定。
熟女仮面 オゲレッツ
新・熟女仮面 オゲヒィン
特撮番組の放送終了と共にプロレス界からも姿を消す。
現在は元の姿でエキストラを細々とやっているとの噂。
マゼス・ミリル
クリスティ・ディオール
マゼスはブランドショップ経営、クリスティはモデル業に専念中。
小倉 あん
白越 あん
姉妹タッグを再結成し、お笑い番組のグランプリにも出場。
予選敗退に終わっている。
馬賀 優菜 プロレス入団以前にしていたアイドル業を再開。バカキャラが
時代の流行に乗り人気爆発中!?
ダークネス・クロウ 渡りガラスとして各地の団体に単身参戦中。
阿峰 海奈 過去の確執から宇座子自身が調査を拒否。
レトルトーノ・ボンククレ どこかのカレー屋でアルバイト中?
超・熟女怪人 モウバーサン
熟女破壊神 シヴァバァ
アーン・マンダ
ニック・マンダ
ピザァ・マンダ
伊智アナも番組に出演しているインディー団体へ参戦するなど、
ヴァ・バーサーカーズとしての活動を継続中。
デーブ・ポチャット・デブラ 自身が所属していた米メジャー団体に復帰し活躍中。
その他の選手は現在調査中・・・










CEO「調査ご苦労だった。・・・んー、戻ってくれそうな選手はあまりいなかったな。」

宇座子「そうねー残念だけど。皆別の仕事が忙しいみたい。今の選手数じゃ、ちょっと興行再開するのはキツいんじゃない?提携している他団体の協力を得るにしても。」

CEO「それならこれから行う大会で、出て行った奴らに興味を沸かせ団体に出戻らせるしかない。」

宇座子「出戻らなかったら、どうするの?」

CEO「団体を畳むしかない。今年は球界から多くの名選手が引退をした。ズルズル引っ張って周囲に迷惑をかけるより、ケジメを付けるのが大事なんだ。大会にはなけなしの団体資金を注ぎ込む。奴らならきっと戻ってくれると信じてる。幸せは誰かがきっと、運んでくれると信じてるね〜。」

宇座子「覚悟は出来てるのね。わかった。じゃあ次やる大会の、準備をしていきましょ。」










数日後・・・、












(オフ興行の試合終了後、大会開催を発表するCEO)

CEO「ご覧の通り、選手の大部分がいなくなった中で、次の交流戦を発表することになった。こうなったのは、自業自得。選手へのケアが足りなかった自分の責任だ。だが俺は必ず、彼女達を次の交流戦で帰ってこさせる。自分達のホーム(故郷)はここなんだと、大会に懸ける熱い想いで伝えるんだ。次が最後のつもりでやる。だが最後にはしない。またこれから始めるんだ。」

?「今さらそんなお情けで戻ってきませんよ。」

CEO「ん!?」






















CEO「・・・お、お前達は!?」

星野「ちょっと待ってくださいよー?金川さーん、ものすごい面子が出てきちゃいましたけどー?紹介が遅れました、わたくし伊智アナの後任のPXF専属アナウンサーとなりました、テレビ暁・星野です。」

PK金川「いや〜・・・・・圧巻ですね。まず先頭に立っているのが以前にこのリングでもオーナーを務めていた『ミッキー谷』氏。現在は日本各地のインディー団体の経営に加わっていまして、インディー連盟なるものを築き上げていますよねー。その隣にいるのが元・PXF専属アナウンサーの『伊智宏武』氏。そして、あの褐色の肌のスーツ姿の男は、アメリカメジャー団体・ハードコア団体のCEOを務めている『ミノス・マクマモンタ』氏ですよ。ちょっとこれだけの大物がこのリングに顔を出すなんてねー、信じられないですよ。」

ミッキー谷「僕達がここに来たのはね、この団体を潰すために来たわけじゃなくて、助けるために来たわけなんですよね。経営の方は僕に任せてもらえれば万全なんで。」

伊智「そうですよー、私達のところに経営統合してまた一緒に番組やりましょうよー。かわいい女性アナウンサーもいっぱいいますよー、ウヒョ〜!!って唸っちゃうぐらい。今私グラドルとのデート企画やってるんですよー。」

CEO「そんな話には乗らない。得意の敵対的買収で結果的に団体を潰すんだろ。」

ミノス「社員の給料未払い?冗談じゃないよそんなもんはさー、経営の人間全員辞めさせればいいんだよ、とっとと廃業しろ!・・・・・・・・(観客の方を向き)おはようございます。」

ミッキー谷「今はグローバル・マネージメントの時代ですよ。日本は私、米国はミノさんが経営握ってます。二人がガッチリと手を組んで、これから世界中のプロレス団体を一つにまとめて、大きなプロレス業界の波を起こさせようとしてるんですよ。」

ミノス「社保庁はなにをやってるんだー、社保庁はー。帳簿の記録が無いー?国民は毎月毎年年金を支払って、将来の不安を抱えて、それでもらえるのかもわからない、記録が無いからわからない?ふざけるんじゃないよぉ〜、ガツンと言ってやりたいよガツンと!責任者出て来ーい!・・・・・じゃあ次お天気。江本くぅ〜ん。」

ミッキー谷「ミノさん今その番組じゃないですよ・・・。」

CEO「こっちは朝からムサいオッサンの酒焼けした顔なんて見たくないんだよ!8チャンに回すぞ!」

ミノス「・・・さあ、8時またぎの時間がやってまいりました。まずはこちら。」

(いつのまにかパネルが登場し)

ミノス「『突如起こった選手の大量離脱』、その原因は、ビラビラッ(シートをめくる音)『社員への給料未払い』、その時オーナーは、ビラビラッ(シートをめくる音)『経営資金をゲーム代など全て趣味に充てる』、こういうことですよ、ねぇ〜っ。そしてCEOが事件後に言った事は、ビラビラッ(シートをめくる音)『実に面白い』、こんなことほざいてるんですよ、まったくあきれた奴ですねぇ〜。」

CEO「言ってねーよ!ほらセリフのスペース長くなってるから、そろそろ次の動き。」

ミッキー谷「じゃあ、もう一人お招きしたゲストを呼びましょう。そちらの宇座子さんとご一緒だそうですよ。どうぞ。」






















星野「宇座子とやって来ました、この痩せ男は一体誰ですかー・・・?」

PK金川「かつてPXFの前身団体で選手として活躍していた『へなちょこ駄目男』氏ですね。彼は現在“怪変隊道場”なる団体を運営していまして、女子部を最近設立したわけなんですけどもアイドル系の選手が続々登場してまして、勢いに乗ってますよねー。それとねー、かつて宇座子との関係も噂されてたんですよ。」

駄目男「おひさしぶりでーす、ボクちん今はお父さんのお金でプロレス団体を運営しているんですー。よかったら提携結びませんか?宇座子さんも、ボクちんのところに来れば幸せになれます。」

宇座子「駄目男さん・・・・・、こんな形でまた会うことになるなんて・・・。もう忘れかけてたのに。」

駄目男「ボクちんす〜っかり忘れちゃってました、エヘヘッ・・・。」

宇座子「駄目男さ・・・・・、駄目男、悪いけどワタシはアンタのところには来ないわ。この団体を守ることが今の自分にとっての使命なの。」

CEO「そうだ、そんなへなちょこ野郎に付いていってもろくなことない。あるのは金だけ。」

宇座子「お金は・・・、ちょっと欲しいけど。」

駄目男「宇座子さん、一生幸せに生活できるお金はありますよ。ボクちんと一緒に、一生幸せに生きましょう。」

宇座子「駄目男・・・・・。」

駄目男「宇座子さん・・・・・。」

宇座子「駄目男・・・・・。」

駄目男「宇座子さん・・・・・。」

宇座子「駄目男・・・・・・・・さん。」

CEO「やめろー!うちのリングにそんな臭いアングルは求めてねー!駄目男、宇座子から離れておとなしく家帰ってブルガリアのヨーグルトでも食っ・・・・・」


















星野「ヘナチョコリンキックでCEOを一蹴!駄目男とんでもないことをしましたねー。」

PK金川「まあ体格は選手時代より更にしぼみましたけども、技のキレは衰えてないですね。」

駄目男「いつまでも駄目人間だと思うなよー!せっかくのいいムードだったのを邪魔して。こうなったら力ずくで宇座子さんを奪う、そして団体も奪う!帰ったらブルガリアのヨーグルトも食べるっ!・・・・・いやっ、やっぱり嫌いだから食べない。」

宇座子「駄目男・・・・・結局ワタシはアンタの団体買収に利用されるだけなのね。もういいわ、例え駄目男が相手でも、この団体は守り抜くわよ。金だけが取り柄のへなちょこボンボンなんかに奪われてたまるもんですか。」

CEO「いてて、結構頬骨にきたな・・・。駄目男、やれるもんならやってみろ。駄目人間が駄目人間を卒業できたのか、見定めてやる。次の大会を発表するぞ、タイトルは、察しの通り『ETW W』・・・」

ミノス「やれんのか!」

CEO「・・・うん。お前達の団体に行ったウチの選手には、嫌と言っても出場してもらう。潰しに来てもらって構わない、こっちは宇座子と有望な若手達と、長年の親交を築いた提携先他団体の選手が迎え撃つ。」

ミッキー谷「潰される覚悟で臨むんですか、こちらももちろん選手を手配しますよ。ミノさんと駄目男君も、我々気持ちは一つですね。」

ミノス「大会は○○おもいッきり、我々が席巻しますよ。(観客の方を向き)いいですかお嬢さん、毎晩一杯のお酒はね、ガン抑制に効果的なの!奥さんだから旦那さんをね、もっと大事にしてあげなさい。今お知らせ入れるから。」

ミッキー谷「多忙過ぎて頭回らなくなってますね・・・。僕は今わりと暇だからいいんですけど。今度の大会でも団体を辞めた選手の気が変わらなかったら、その時はいいですね、僕がPXFを吸収し経営統合で救います。」

伊智「私もそうなった方が良いと思いますよー。団体への愛着はわかりますけど。実際ここでアナウンサーやってた時より現在の私、イキイキしてますもーん。ムラムラも時々しますけど、アァ〜、毎日心はピンク色ダァ〜。」

CEO「俺は嫌な仕事を嫌な顔して引き受けてた伊智アナの方が好きだったぞー。じゃあそろそろ大会ルールの詳細に行くか。」


















ETW W
〜やれんのか!
・・・うん。


開催告知!!参加選手募集中
(受付開始日・10月12日)

3ヶ月のブランクを経て開催の恒例タッグ興行第4弾。
団体崩壊の危機を救うのはアナタ達だ!?


〜大会ルール〜

予定通りのETW第4弾だが、団体の状況が全く違うだけに新たな興行、あるいは団体をやるような気分だ。今回出場チーム数は16組で、試合方式は大会初となるスイス式トーナメントを採用した。聞き馴染みの無い方も多いと思うので説明するが、これはまず第1回戦でランダムな組み合わせで各チームが試合を行い、第2回戦では第1回戦で勝ったチーム同士と、負けたチーム同士が対戦することとなる。

そして第3回戦では2勝0敗のチーム同士と、1勝1敗のチーム同士、0勝2敗のチーム同士が対戦し、第4回戦、第5回戦も同様に同じ成績のチーム同士で対戦が行われることとなる。第4回戦以降は各チームの勝敗もだいぶバラけてくるので、2勝1敗と1勝2敗や、4勝0敗と3勝1敗のチームが対戦することもありうる。このあたりは
成績の近いチーム同士が対戦という風に捉えて頂ければと思う。組み合わせ方は、同じ勝敗のチームの場合、前回先に試合を行ったチームの方を優先して試合に配置する。先に試合を行ったチームほど、上位のチームと対戦する可能性が高いわけだ。

優勝の条件は全勝では無く、最終戦の第5回戦を終え最もポイントを多く稼いだチームが優勝だ。同点が並んだ場合は優勝決定戦を行う。 試合ルールは全て時間無制限の通常タッグマッチルール。勝ったチームは200pt、負けたチームは0pt、リングアウト引き分けになった場合は両者に100pt。更に勝敗に関わらずその試合で1度でもコーナーツープラトン、又は肩車させてのコーナーポスト攻撃を成功させた場合は、ボーナスポイントとして+100ptを進呈する。

説明は以上となる。試合の組み合わせ方がちょっとややこしいかもしれないが、実力の近いチーム同士で5戦行ってポイント高かったのが優勝という、内容自体はシンプルなものだ。では参加手順だ。






〜参加手順〜

出場可能チーム数は参加オーナーひとりにつきチームまで。参加したい場合はまず参戦ルールに合わせた選手をご用意ください。ZPXさんのサイトで配信されている非公式DL技の使用もOKです(飛びつきガードポジションは除く)。

実在のレスラー、アニメキャラ、ゲームキャラなどをモチーフにした選手でもOKです。その他、外見が女性であること、他者から見てセコい戦法だと思われないような純プロレスラーであることを条件とします。総合色、喧嘩色、ガチ色が強いレスラーはお控えください。

受付開始日から14日後の10月26日(日)までにこちらのDC用メールアドレスへデータを送信、又は『あつまれ!モゲモゲ温泉』のサイトにデータをアップロードし、メールでお伝えください。前回送信したデータで参戦したい場合は、新たに送信されなくても構いません。ドリキャスでネットワーク接続ができない方は、HTML形式等でのデータ送信も受け付けております。(今回はブランクがありますので受付期間内での調整が難しい場合、期間延長も検討します。)

メールの件名には団体名またはオーナー名、メールの本文には参戦する選手名を必ず記入してください。選手の大会への意気込み、試合後のコメントなどは選手BBSにてガンガン受け付けています。アングルを用意している場合などもメールで気軽にお寄せください。力の限り大会で反映いたします。